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濱田岳が「“じゃない方”として生きてきてよかった」…山下美月と共演の“不倫コメディー”への思いを告白2021/10/10

 10月11日にテレビ東京系でスタートする、秋元康が企画・原作を務めるドラマプレミア23「じゃない方の彼女」(月曜午後11:06)の記者会見が行われ、主演の濱田岳、共演の山下美月が登壇した。

 ドラマは、特別目立つことのない大学准教授・小谷雅也(濱田)が、美人な妻・麗(小西真奈美)と一人娘との平凡なりに幸せな日々を送っているにもかかわらず、天然魔性系女子大生・野々山怜子(山下)と偶然出会ったことから翻弄(ほんろう)され、ドギマギしながらも道ならぬ恋の沼へと沈んでいく不倫コメディー。

 まず、初共演となるお互いの印象を聞かれると、濱田は「雅也は基本的に常に受け身なので、山下さん、小西さんのお二人がどんなふうにしてくださるのかなと思ってたんです。でもお芝居を見て、そんな不安はふっ飛んでいきました。雅也としてはつらい毎日ですけど、僕としてはお二人のお芝居を見ることを楽しみに現場に向かえています」と、自身を追い詰めてくる役どころの女性陣の演技を絶賛。

 一方の山下は「これまでの濱田さんの出演作品を見させていただいて、自分の中での『こういう方なんだろうな』って優しそうなイメージがあったんですけど、初めてご一緒させていただいたら本当にそのままの感じですてきな方だなと思っています」と明かし、会見には出席できなかった小西真奈美も「役のまーくん(雅也)そのままのように、おおらかで現場全体を包み込んでくださるような方です」と濱田についてコメントを寄せ、2人からのコメントに濱田も「ありがたいです…」と照れた様子を見せた。

 不倫コメディーという攻めた企画内容でのオファーについて、濱田は「『“じゃない方”として生きてきてよかったな』と思いました。“じゃない方”だったからこそ、台本の一番前に名前を書いていただけて、この作品が巡ってきたのも事実だと思います。それは素直にうれしかったです。まぁ『家族で見れる“不倫コメディー”…言うのは勝手だよな』とちょっと思ってますけど(笑)。すごく高いハードルを与えてくれて、挑みがいがある作品だなと思っています」と語り、やや複雑な胸中が垣間見えた。

 山下は「この作品は男性視点、女性視点で見え方が違うと思うし、私と同世代の方と濱田さんくらいの年齢の方でも、それぞれ違う捉え方をするんじゃないかなと思います。とても面白い作品なんですけど、後半になるにつれ考えさせられる部分も出てきたりするんです。『もし自分があの状況になったらどうする?』って、みんなで話しながら見てほしいと思いました」と、話題性だけではない深みがあることを強調した。

 また、不倫の泥沼にハマる男性という役どころに関して、濱田は「“不倫”という言葉のもつネガティブパワーが強すぎて、スタート地点からディスアドバンテージを背負ってるというか、高い壁に毎日向かってるという感じです。雅也は惑わされ、追い詰められという受け身の連続ですので、この状態で不倫という題材をいかにコメディーにしていくかっていうのが、日々の課題ですね。思いやりを忘れずに、なんでも笑いに変えていくバランスといいますか。不愉快に思う人をほんのちょっとでも笑顔にしたいという気持ちを忘れないことが大事かなと思っています」と、バランスの取り方の難しさを述べた。

 そんな雅也を魅了する女子大生という役柄の山下は「どうしたら20歳以上年の離れた男性に好きになってもらえるか、子どもっぽく見られすぎないように、でも若さゆえの勢いみたいなのも大切にしながら、と考えながら演じています。それと、日常の自然なしぐさをなるべくナチュラルに取り込めるようには意識してます。気を付けていたのは“視線”。好きな異性への“視線”って、なんとも思っていない人と比べたら全然違うと思うので、“視線”の使い方はすごく意識しました」と繊細な演技プランの一端を明かした。

 そんな天然小悪魔的な女子大生・怜子について、濱田は「もし友達が怜子ちゃんに狙われていたら、『お前、そこはやめとけ』って言うと思うんですよね(笑)。僕自身もこの甘い言葉の裏には何かがあるって感じて、すごく緊張すると思います」と言うと、山下も「怖いですよね。もし、自分が付き合ってる人がいたら、その時期は怜子ちゃんには連絡取らないようにすると思います(笑)。もちろん私は、怜子ちゃんが悪い子じゃないと分かっているんですけど、でも目は合わせられないというか」と同意した。

 最後に、濱田は「不倫コメディーという答えのない連続ドラマで、みんなで戦っていってる、というのがぴったりかなと。そんな中でも現場は明るく楽しくやってます。戦いの結果として皆さんが笑顔になれるような作品をお届けできたらいいなと思っています。不倫は倫理観や宗教観などで、人ぞれぞれ異なるものです。なので、僕らが迷走して、最後はインド映画みたいになってるかもしれません(笑)。お楽しみに!」と笑顔で会見を締めくくった。


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