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「ボイスⅡ」“白塗り野郎”を熱演する安藤政信が役作りを明かす!「お笑いになったら、その時点で作品は終わると思いました」2021/08/20

 日本テレビ系で放送中の連続ドラマ「ボイスⅡ 110 緊急指令室」(土曜午後10:00)。8月14日に放送された第5話のラストで、ついに最凶最悪の真犯人“白塗り野郎”こと久遠京介に扮(ふん)しているのが、安藤政信だと判明。SNS上でのさまざまな考察合戦に一つの答えが出された。8月28日放送・第6話を控え、新章となる怒濤(どとう)の後半戦が幕を開けるその前に、安藤が演じる上での思いを語った。

 唐沢寿明が主演を務める本作は、2019年7月クールに放送されたサスペンスの続編。緊急指令室・ECU(Emergency Call Unit)を舞台に、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」を使命とする警察官の活躍を描いたタイムリミットサスペンスだ。勘と行動力で突き進む情熱的な敏腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺害され犯人への復讐(ふくしゅう)に燃えた男・樋口彰吾を唐沢、緊急指令室の室長でありボイスプロファイラー(声紋分析官)で、特殊能力を生かして事件の鍵を「声」「音」でひもとく・橘ひかりを真木よう子が演じ、事件を解決していく。前作に続き、樋口のバディとなる石川透役で増田貴久も出演している。

 安藤は“白塗り野郎”のオファーに「自分を必要としてくれた人たちの、作品に対する思い、僕に対する思いに、感銘を受けました。役者としてその気持ちに応えられるよう、この作品に対して良いピースの一つになれればいいなと思い、参加しました」と迷いなく参加したことを明かす。

 役柄については「最初、役についての説明を受けた時に白塗り、舞を踊る、殺人鬼と、キーワードとなる情報量が少なくて不安でした。でも徐々に、その役の生きてきた壮絶な人生なる景色のようなものが見えてきました。当然、殺人鬼を肯定することはできませんが、どれだけ役を愛して寄り添うか、という考えになっていきました。凶悪犯だからと誰もがイメージする分かりやすい型にはめて演じようというのは考えませんでした」と語り、「大事にしたのはセリフ一つ一つの変化です。息の混じり方、ザラザラした質感やクリアな響き、優しさをプラスしてみるなど、自分なりのアプローチはしました。ニヤけると変質者っぽくなりますよ、というような雰囲気のやり方は外そうと思いました」と細かな役作りについて説明する。

 それでも「今回の役はどうしたって理解はできないですよね」と本音を漏らしつつ、「だからこそ想像して、役に対して深く寄り添うんです。実は理由もあって、悲しみもあって、だからこういう人物が成形されてしまったんだということは考えています。殺人鬼が白塗りで炎の前で舞うというのは成立するのかが一番不安でした。お笑いになったら、その時点で作品は終わると思いました。ドラマチックでありながら、悲しみもあり、感情的で、攻撃的で、殺意もあるという状況を作れるのかと…。(第1話の)トンネルで2人(唐沢寿明、増田貴久)の前で踊るシーンで、これがしっくりと空気のように動くシーンになるのか不安でした。実際、監督、共演者の方から『すごくいい感じだよ』と言ってもらえたことから動きだすことができ、手応えをつかんだ、そんな感じがします」と振り返っている。

 なお、安藤のインタビュー映像も見られる「トーク・アバウト・ボイス2」が、Huluで独占配信中。唐沢、真木が、今作出演に込めた思いなどを語るほか、重藤雄二を演じながら“白塗りの舞”で振り付けをした、s**t kingzのメンバー・NOPPO(ノッポ)こと増田昇太と安藤のツーショット対談も必見だ。

 8月28日放送・第6話では、大樹(鳥越壮真)がひかりを階段から突き落とそうとすると、その時、駆けつけた樋口が大樹を抱きしめる。樋口は、白塗りの男が大樹に植えつけた強い憎悪を前に、その目的を確信する。それは、樋口と大樹の親子の絆を壊すこと。そして、樋口には犯人の心当たりがあった。

 その記憶は25年前、ある少年の虐待事件にさかのぼる。その頃、“白塗りの男”こと久遠は、一般人に紛れ込み、日常生活を送っていた。自宅マンションに帰った久遠は、同居する母親に意味深な言葉をかける。「樋口彰吾には僕がどう生きてきたか教えてあげないとね」。翌日。井戸から発見された遺体の身元が判明。4人は全員同い年で同郷。白塗りの男に殺された刈谷、そして県警本部長の小野田規親(大河内浩)とも特徴が一致していた。

 一方、石川は、精神的な症状を隠して捜査を続けるものの、手元の薬はあと1回分を残すのみになっていた。そんな中、ネットの生配信中に、配信者が心霊スポットで襲われたという110番通報が入る。場所は3年前に女子高生が殺害された廃虚。配信された映像には、血塗れの少女が髪を振り乱しながら配信者・成瀬たちにかみつく姿が映っていた。ひかりは、成瀬がこれまでに配信していた“やらせ動画”と違い、今回の映像が本物であることを聞き分ける。現場に急行する緊急出動班。夜の心霊スポットで待っていたものとは?

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