News ニュース

杉野遥亮が「恋です!」で杉咲花に恋するヤンキー君役。「ピュアで真っすぐな部分を大切に演じたい」2021/08/16

杉野遥亮が「恋です!」で杉咲花に恋するヤンキー君役。「ピュアで真っすぐな部分を大切に演じたい」

 杉野遥亮が、杉咲花が主演を務める、日本テレビ系で10月スタートの連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(水曜午後10:00、開始日未定)で、主人公の赤座ユキコ(杉咲)に思いを寄せるヤンキー・黒川森生を演じることが分かった。

 同作は、WEB連載(KADOKAWA)での閲覧数累計2000万PVを突破した、うおやま氏による話題作が原作。光と色がぼんやり分かる程度の弱視の盲学校生・ユキコ(杉咲)が、誰からも恐れられている不良少年・黒川森生(杉野)に出会い、不器用ながら少しずつお互いのことを理解しひかれ合っていく新世代ラブコメディー。

 森生は、顔にけんかでつけた傷を持ち、地元では名前を出しただけで誰もが恐れるようなヤンキー(不良)。短気な性格でけんかっ早いが、根は純粋で、実は「売られたけんかしかやらない」など、森生なりの“正義”があるが、他人からは全く理解されない。ひょんなことから盲学校生・ユキコと出会い、あっという間に恋に落ちることとなる。

 森生を演じるにあたり、特殊メークで顔に傷を施した杉野は、「原作にもあるこの傷が森生のキャラクターとしてとても大事なポイントだと考えています。森生のバックボーンとして重要なので、演じる上でも大切にしたいです。(森生は)真っすぐでピュアな人。ヤンキー役は初めてですが、『ヤンキー』ということよりも、特にユキコさんと一緒にいる時は、ピュアで真っすぐで、それが人の心を打つ人なので、そういった部分を大切に演じたいと思います。自分との共通点は……僕もピュアな面を持っていると思っているんですけど、どうでしょうか(笑)」と役柄について語る。

 ユキコのキャラクターに関しては「ユキコと森生はすごく似ているなって感じます。人間誰しも自分が世の中と比べて普通とは違うのかなと感じることもあると思うのですが、そういう自分にとってコンプレックスになるような部分も含めて、一生懸命生きているところがいとしいなと思います」と語り、演じる杉咲については「ご一緒するのは今回が初めてになりますが、ふわふわしたイメージがあります。コットンキャンディーとかじゃなくてメレンゲに近い、ふわふわした感じ(笑)。でも、すごく心(しん)があって、周りを笑顔にしてくれる方なのかなと思ったりもしています。演技という面では、いろいろな作品を拝見させていただいているので、これから一緒に作品を作れることを楽しみにしています」と共演に心を躍らせる。

 また、タイトルの「恋です!」に絡めて、自身を「〇〇です!」と説明するなら「片付け魔です!」という杉野。「片付けにハマっていて、片付けすぎて靴下を全部捨ててしまって、次の日、現場に履いていく靴下がなくて、慌てて買いに行きました(笑)」とエピソードを明かす。

 そして「2人が出会い、『普通って何だろう?』と模索しながら成長していく過程や、周りの人たちとのつながり、心の成長というものが、胸にダイレクトに響く形で描かれているのがとても魅力的だなと感じました。人と人との温かさ、つながりに胸を打たれる作品だなと思います」と作品の魅力を伝え、「見てくださった皆さんが少しでも良い1日を過ごせるような作品にできるよう、頑張りますので楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.