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TVガイド独占!千葉雄大インタビュー&現場潜入!!「いいね!光源氏くん」のここが“いいね!”2020/04/01

TVガイド独占!千葉雄大インタビュー&現場潜入!!「いいね!光源氏くん」のここが“いいね!”

 4月4日の放送開始が待ち切れない「いいね!光源氏くん」(NHK総合)で、主演を務める千葉雄大に演技の裏側&収録エピソードについて直撃取材を敢行。千葉はじめメインキャストが勢ぞろいした現場にも潜入。ここでは、TVガイド4/3号の本誌で紹介しきれなかった写真をたっぷりと公開!

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「僕が演じる光源氏は、過去の作品でもさまざまな描かれ方をされている人物ですが、今回のドラマは、『源氏物語』の世界から現代に“次元ジャンプ”した光源氏が出てくる漫画が原作。なので、浮世離れした雰囲気が他の作品よりも強くなっている感じがしました。プレーボーイのように描かれることが多いと思うのですが、今回は平安時代の風をまといながら現代の文化や価値観に影響を受けていく、ちょっとおちゃめな光源氏。血の通ったこの作品ならではの光源氏を、僕なりに演じたいという気持ちがあります」

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「平安時代のゆっくりとした所作や言葉遣いに関しては、先生にも監修していただいています。撮影の都合上、早く動かなければならない部分は自分なりにアレンジを加えたりもしていますが、一つ一つのしぐさを美しく見せられるよう、動きにメリハリをつけることを心掛けています。それから、今回は沙織(伊藤沙莉)さんが現代の言葉で話し、光源氏が平安時代の言葉で話すという設定なので、時代劇とはまた違う難しさがありますね。セリフは、1回現代の言葉にかみ砕いて覚えるようにしています。例えば『そうであるな』だったら、『それな』とか…(笑)。特に、ダイレクトに感情をぶつけるセリフは、そうした作業によって形式ばっていない、まさしく血の通った言葉になると思っています」

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「撮影現場はすごく楽しいです!共演者の皆さんもスタッフの皆さんも、一人一人個性的で誰を見ていても飽きなくて、すごく面白いんです。演技に対してもリアクションがきちんと返ってきて、みんなで意見を交わしながら進めることができています。共演者やスタッフの方々に対して自分から積極的に話をしたり、自分をさらけ出すことができるようになったスピードは、今までの現場で一番早かったと思います。今後、マジメなことを他の現場でやっていたら“今、猫かぶってるでしょ!”と思われるくらいになってしまいました(笑)。笑ってしまってNGを出すということも今まではあまりなかったのですが、今回の作品では絶妙に面白いバランスで話が進んでいくシーンもあって、1回ツボに入ってしまうと笑いが止まらなくて…! なので、ご迷惑をおかけしていると思うのですが、何回演じても笑ってしまうことがあります(笑)。でも、コメディーなので楽しんで演じた方が勝ちだと思いますし、そうした僕のことも笑ってくれる明るい現場なので、本当に助かっています! ただし、あまりNGを出しすぎると嫌われるので、そこは気を付けるようにします(笑)」

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■共演者のここが“いいね!”

「伊藤沙莉さんとは初共演で、ご一緒するシーンが一番多いのですが、お芝居はもちろんすてきですし、すごく明るい方で助けていただいています。中将役の桐山漣さんとは初共演ではないのですが、ガッツリご一緒するのは初めて。クールなイメージだったのですが、実際はそれこそ平安時代の人物のような柔らかいほわ~んとした空気をまとっていらっしゃって…。先輩だし年上ですが、タメ口で『何やそれ』とかツッコミを入れても受け入れてくださる心の広い方です」

■収録現場のここが“いいね!”

 ひと足早く、第5話(5月2日放送予定)の光源氏、沙織、中将、詩織(入山杏奈)が沙織の部屋に集結するシーンに密着。ピアスを付けたという中将の耳に、光は興味津々! その様子を、千葉が桐山の顔に後ろから急接近するアドリブでコミカルに演じる。「どういうことだ!?」と光が沙織に詰め寄る場面でも、千葉が目を見開いて「むっ!」と伊藤の顔に近づき、何度ものぞき込む。すると、伊藤が思わず笑いをこらえられなくなりNGに。さらに、伊藤のNGの原因が「私です」と千葉が言うと、桐山がすかさず「私だ」と言葉をかぶせる爆笑の一幕も! 監督も「途中から芝居なのか本当に笑っているのか分からなくなる」と言いながらカメラを回し続けていた。

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 天井が低めの場所から部屋に入る際、烏帽子をつけた千葉と桐山は絶妙に体を屈めてすっかり慣れている様子。スタッフが「千葉さんはいつも和やか」と語るように、現場には優しい空気があふれていて、千葉と桐山が楽しそうに烏帽子の先をぶつけ合ったり、4人で机を囲んで談笑したり、千葉らがスタッフに「誕生日おめでとう」と声を掛けたりと、共演者やスタッフ同士の絆の強さが感じられる瞬間がたびたびあった。

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【プロフィール】

千葉雄大(ちば ゆうだい) 

1989年3月9日生まれ。宮城県出身。うお座。O型。今年、映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」で主演し大ヒット。6月公開の映画「子供はわかってあげない」に出演。前作に続き日本語吹き替え版で主演を務める映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」も公開予定。3月9日からオフィシャルファンクラブがオープンしている。

【作品情報】

よるドラ「いいね!光源氏くん」 
4月4日スタート 
NHK総合 
土曜 午後11:30~深夜0:00

光源氏(千葉)が現代に次元ジャンプし、沙織(伊藤)と同居する“いけめん”居候コメディー。沙織がうたた寝をしていると、突然平安時代の衣装をまとった光が現れる。不審者と思って警察を呼ぶが、思わず“光源氏〞とつぶやいた沙織に光が抱きつき…。

【キャラクター紹介】

光源氏/千葉雄大(ちば ゆうだい) 

紫式部が書いた「源氏物語」の主人公。現実の令和の世界に来る。

藤原沙織/伊藤沙莉(いとう さいり) 

恋愛に自信がないOL。人助けのつもりで光を自分の家に住まわせる。

中将/桐山漣(きりやま れん) 

「源氏物語」に登場する光の義兄。光同様、現実世界にやって来る。

藤原詩織/入山杏奈(いりやま あんな) 

沙織の妹。キャバクラでバイトをしている。恋に奥手な沙織が心配。

撮影/中越春樹



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