Feature 特集

工藤阿須加、天海祐希との共演に「みんなにとって居心地がいい空間を作ってくださっているのかなと思います」<「緊急取調室」インタビュー>2021/07/15

 天海祐希さん演じる取調官・真壁有希子が、「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行い、数々の凶悪犯と心理戦を繰り広げる「緊急取調室」(テレビ朝日系)。

 第4シーズンとなる今回、第1話では、桃井かおりさん演じる「黒い女神」と呼ばれる伝説の政治活動家・大國塔子が仕掛けたハイジャックに有希子が巻き込まれ、その後、キントリ管理官・梶山勝利(田中哲司)から「キントリが9月末に解散する」ことも告げられるという衝撃の展開で幕を開けました。

 TVガイドwebでは、今シーズンから新キャストとして加わった工藤阿須加さんにインタビュー。工藤さんが今回演じるのは、警視庁の警乗警察官・山上善春。ハイジャック事件で有希子と偶然出会い、そこからキントリチームにも関わっていく人物を演じます。第1話での天海さん、桃井さんとの共演シーンから、ご自身の役どころやキントリの現場の印象、さらには3度目となる天海さんとの共演についても伺いました!

――初めて台本を読んで感じたこと、現場に入って感じたことを教えてください。

「撮影初日が天海さんと桃井さんとのシーンだったので、『いきなり!』『すごいプレッシャー!!』と思いましたね。キントリの現場に入る上で一つの課題を課せられたような、でも、宝物のようなすごく貴重な時間を過ごさせていただきました」

――工藤さんが演じられている山上は、正義感が強く冷静で洞察力があるという役柄ですが、ご自身と通じる部分、逆に自分と全く違っていて演じにくかった部分などはありましたか?

「どうなんですかね。自分がそう思っていても周りからはそう見えていないみたいなこともあると思いますし…。演じにくいということはないですね。それは今までの役もそうなんですけど、自分と違うから演じにくいと思ったことはなく、どちらかというと自分に近い方が迷ったりすることが多かったりするので。そういう意味では、今回は半々くらいですかね」

――半々、というと?

「山上は冷静なんですが、スイッチが入ると熱くなるので、そういうところは自分と近いのかなと思います。違うところは、口調を荒げることはほぼないのかな」

――山上は、大杉漣さんが演じられていた中田善次郎の息子でもありますよね。大杉さんの役者としてのイメージや印象を教えていただけますか?

「自分がこの業界に入る前からいろんな作品を見させていただいていたので、本当にすてきな俳優さんだなと感じていました。大杉さんと共演したことはないのですが、主演だけではなくバイプレイヤーとしても輝けるようになりたいと思うようになったきっかけのお一人なので、大杉さんみたいに、みんなから慕われて、信頼される…役者としても男としても、そういう人間になれたらいいなと思います」

――今シーズンから参加されるということで、現場の雰囲気や現場で心掛けていることがあったら教えてください。

「流されないようにしています!(笑)。現場が本当に明るくて、カメラが回るギリギリまでお話をしていて盛り上がることが多いんですが、皆さん切り替えが本当に早いので。自分は切り替えがそんなに早くはないので、そういう時は一歩引いて自分の時間を作ったりしています。自分のことを新しく入ったメンバーとしてではなく、『前からいたよね』という受け入れ方をしてくださったので、すごく感謝しています。スッと現場に入ることができました!」

――天海さんとの共演が3度目ということですが、あらためて現場でのあり方や尊敬する部分をお伺いできますか?

「周りのスタッフさん含めて本当に隅々まで気を配られている方だと、あらためて感じています。現場の雰囲気もとても大切にされていて、天海さんを見ているとみんなにとって居心地がいい空間を作ってくださっているのかなと思います。居心地がいいっていうのも、いい緊張感を保ちながらも心が落ち着いている、そういう現場だと感じます」

――キントリのキャストの皆さんはコロナ禍前だと飲みに行ったりされてすごく仲が良いとお聞きしたのですが、もし次のシーズンがあれば、もっと中に入って皆さんと仲良くしていきたいといった思いはありますか?

「もちろんあります! 今はこういう状況下で一緒にご飯も行けないですが…連絡先は教えていただいているので、落ち着いたら自分から声を掛けてみます。『先輩たち行きましょう!』『連れて行ってください!』って(笑)」

――「緊急取調室」は被疑者が持つ裏の顔がマル裸になっていくドラマですが、工藤さんご自身は隠し事やうそをつくのは得意な方ですか?

「どうでしょう? うそつくことがないので…分からないですね。『分かりやすいな』と言われることもありますし、バレてもいいうそは別にバレてもいいと思うんですけど、バレちゃいけないうそは墓場まで持っていきます…(笑)」

――キントリメンバーが巧みな交渉術で正面から犯人にぶつかってくドラマでもありますよね。工藤さんが人と話すときや現場でコミュニケーションを取るときに大切にしていることはありますか?

「相手を思いやることですかね。その人がまとっている雰囲気も気にしながら、何を考えて、何を感じているのか。そこは現場関係なく、どこであっても誰に対してもそうあるべきかなと僕自身は思っています」

――お仕事だけでなく、プライベートな時間でもでしょうか?

「そうですね。それは家族であれ、友人であれ、距離が近い人間だから一歩踏み越えてもいいということではなく、そこにちゃんと信頼関係と思いやる心があれば、相手もおのずとそういう態度になるでしょうし、そういう話し方にもなると思います。周りの人にすごく大切にしてもらっているからこそ、相手のことを考えて話すっていうのは僕の中で大切にしています」

――最後に、新シーズンの「緊急取調室」、そして山上の注目ポイントを教えてください。

「今までのシリーズと同様、スピーディーで、会話劇の中に緊張感があって、皆さんの応酬がすごいので、見ている人たちはハラハラドキドキすると思います。自分はキャストの中で最年少ですが、新たなメンバーとして皆さんの胸をお借りして思いっきりぶつかっているので、そういうシーンもぜひ見ていただきたいです。ゲストの桃井さんとのシーンも、あんな時間を過ごさせていただいた自分は幸せ者だなと思うくらい本当にすてきすぎたので…そこにもぜひ注目していただきたいですね。後半はどんな展開になるかまだ分からないですけど、きっと今までのキントリよりも深みや面白みがより増しているので、期待を裏切ることはないと思います」

――ありがとうございました!

【プロフィール】

工藤阿須加(くどう あすか)
1991年8月1日生まれ。埼玉県出身。獅子座。B型。2012年にドラマ「理想の息子」(日本テレビ系)で俳優デビュー。主な出演作に大河ドラマ「八重の桜」(NHK)、ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(テレビ朝日系)、「偽装の夫婦」「家売るオンナ」(ともに日本テレビ系)、映画「恋妻家宮本」「ちょっと今から仕事やめてくる」など。また、18年10月~21年3月には「ZIP!」(日本テレビ系)の水曜メインパーソナリティーを務めた。映画「総理の夫」が9月23日に公開予定のほか、劇場版オリジナルアニメ「アイの歌声を聴かせて」が21年公開予定。

【番組情報】

「緊急取調室」
テレビ朝日系
木曜 午後9:00~9:54

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【締切】2021年8月12日(木)正午

取材・文/S・H(テレビ朝日担当) 撮影/尾崎篤志

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