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どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?2021/03/13

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 池脇千鶴主演のオトナの土ドラ「その女、ジルバ」(フジテレビ系=東海テレビ制作)は、いよいよ本日最終回を迎える。回が進むにつれて、主人公・笛吹新(池脇)が、内面や外面ともに輝いていったことも話題になった本作。

 さえない日々を送っていた40歳の女性・新が、BAR「OLD JACK&ROSE」と出会い、BARの面々や友達とのつながりで輝きを増し、自らの人生を変えていく姿を描いてきた。ここでは、最終回を前に写真とセリフで新の軌跡を振り返る。

「今ここで何かをしないと、私は私の人生を嫌いになっちゃう」(第1話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 婚約破棄に左遷…。崖っぷちOLの新は、40歳の誕生日に偶然、40歳以下お断りの“超高齢熟女BAR”に出会う。「何かしないと自分の人生を嫌いになっちゃう」と、思い切って店に飛び込んだ新を待ち受けていたのは、いくつになっても輝きを失わない熟女ホステスたちだった。彼女たちの影響を受け、新は次第に笑顔を取り戻していく…。

「40なんて、まだまだこれからだな〜って。あきらめるの、やめた」(第2話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 「OLD JACK&ROSE」の初めての給料で、自分へのプレゼントに靴を買った新。薄化粧し、ワンピースに新しい靴を履いて出勤、その変化に驚く同僚の村木みか(真飛聖)や、新の元カレで上司の前園真琴(山崎樹範)を前にした時のセリフだ。

「どうぞ、中へ。“スミレちゃん”、“みかちゃん”」(第3話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 かけがえのない友情も、新を輝かせた要素の一つ。職場の同僚の浜田スミレ(江口のりこ)や、みかと仲良くなっていく新は、2人が初めてBARを訪れた時、下の名前をちゃん付けで呼んだ。これは、 “シジュー三人娘”誕生の瞬間ともいえる重要なシーン。「中年なのに…スミレちゃん、みかちゃん、アララちゃん」と、照れくささから思わず笑ってしまった3人は、その後もちゃん付けで呼び合うようになり、かけがえのない友情を築いていくのだった。

私、こんなに自分の人生が変わるなんて、思いもしなかった」(第6話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 大みそかになり「OLD JACK&ROSE」の大掃除を終え、新はマスター(品川徹)とグラスを合わせる。「マスター。ありがとうございました。私を雇ってくれて」と感謝する新に、「なんの。アララが入ってくれて、この店は生き返ったよ。アララありがとうよ。来年もよろしくな」と答えるマスター。そんな彼の言葉にグッときてしまう新は、昼の倉庫での仕事を辞め、ホステスの仕事一本で生きていく気持ちが募っていった……。

「ママは悪くない……。ママは……ひとつも」(第9話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 「アララ、聞いてくださる…。急にあなたに、話したくなったの」。今まで誰にも話したことがなかったくじらママ(草笛光子)の壮絶な過去を聞いた新が涙するシーンも。今までくじらママに支えられる側だった新が、今度は支える側に。「ママはもしかしたら、過去を知った私を疎ましく思うかもしれない。それでもいい覚悟しよう」。大好きなママのためにそう心に決めた新の強さと優しさが垣間見えたシーンである。

芋虫みたいに丸まって! エリーに指摘されたアララはダンスもマスター!(第2話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?
どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 内面の成長はもちろん、新は外見も自信に満ちた姿に生まれ変わっていった。猫背だった彼女だが、背筋もピンと伸びた。周りの人々に励まされ、回を重ねるごとに魅力的になっていった新の変化は写真を見ても一目瞭然だ。

女は、シジューから!」「捨てていいのはミサオとカコだけ!」(第1話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 さらに忘れてはいけないのが、熟女ホステスたちの胸にグッとくる名言の数々だ。「女は、シジューから!」「捨てていいのはミサオとカコだけ!」はいずれも第1話のナマコ(久本雅美)のセリフだが、年齢に負けそうになりながらBAR「OLD JACK&ROSE」の扉をたたいた新の不安を明るく吹き飛ばしていく。

 他にも、「シジューなんて、ほんの序章よ」(第5話)や、退職して故郷に帰る決心をした“シジュー三人娘”の1人である、みかのお別れ会で「私も人生の後半戦」とあいさつした際に、くじらママが贈った力強いエールも忘れ難い。

「我慢しなくていい。誰でも幸せになる権利をもっているんだから」(第8話)

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

 石動(水澤紳吾)との結婚を解消すると意固地になったスミレには、くじらママが、今まで一人でたくさんつらい経験をしてきたスミレの気持ちを察して優しく抱きしめる。「あなたは、幸せになるのが怖いのね」「人を、人を信じるのよ」と、かたくなになった心を溶かすかのようなママの言葉に、スミレは思わず涙する。“神回”との声も高い第8話の珠玉のセリフだ。

 そして迎える最終回。どんなセリフが展開されるのか? 新の行く末は? そしてジルバが伝えたかったメッセージとは? 最後の最後まで「その女、ジルバ」の世界に浸ってほしい。圧巻の演技力が話題を呼んだ池脇の表情にも注目だ。

【番組情報】

どうする、アララ!?「その女、ジルバ」最終回で池脇千鶴が魅せる表情とは?

オトナの土ドラ「その女、ジルバ」
フジテレビ系
土曜 午後11:40〜深夜0:35

フジテレビ担当M・F



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