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村元哉中&髙橋大輔組が三井不動産アイスパーク船橋のオープン祝賀イベントに登場! 2020/12/11

 千葉県船橋市に民設民営の通年型スケートリンク「三井不動産アイスパーク船橋」が12月13日にオープン! 12月10日にその祝賀イベントが行われ、アイスダンスの村元哉中選手と髙橋大輔選手が公開練習を行いました。

 村元選手&髙橋選手は、上下黒のトレーニングウェアで登場。前半はフリーダンス「ラ・バヤデール」、後半はリズムダンス「映画『マスク』より」の曲をかけ、振り付けやタイミングの確認を90分にわたって行いました。

 ここでは、公開練習後に行われたインタビューの模様を紹介します。

――90分間の公開練習を終えた感想をお願いします。

村元 「NHK杯を終えて、改善をしないといけないところを少しずつ変えました。本当に細かいところを今、調整しています。コーチが(日本に)いないので、2人で話し合いながら、細かいところを時間がない中でも時間をかけてやっています」

髙橋 「外から(客観的に)見ないと、合っているか分からないことが結構多いので。コーチがいないので、いろいろな方に手伝ってもらいながら、ちょっとずつですけど調整しているところです」

――本日は振付師の宮本賢二先生がいらっしゃいましたが、どんなアドバイスをもらいましたか?

髙橋 「いろいろあったんですけど…。時間もなかったので、ツイズルのコースや音のタイミングがちょっとずれていると言われて、そこの調整を。また、ツイズルのステップを変えたので、そこも確認してもらって修正しました」

――今日の練習では、振り付けを変えた部分を重点的に練習したのですか?

髙橋 「試合(NHK杯)の時にうまくタイミングが合わなかった部分など、変えていないところも(練習しました)。リズム、力加減、距離感など、細かいところも調整が必要だなと感じたので」

村元 「もちろん、変えた部分もやらないといけないし、NHK杯を終えて課題になった部分も2人でコミュニケーションを取りながら(練習しています)。1歩、踏み出す方向が違うだけでも合わなくて。変えた部分だけではなく、プログラムの最初から最後まで、一つ一つ、という感じでやっています」

――髙橋選手は、シングルとの違いや難しさについて、あらためて感じたことはありますか?

髙橋 「シングルの時は、自分自身が気持ちいい、調子がいいタイミングで取り掛かればよかったのですが、アイスダンスは合わせることが大切になってきます。自分が調子よくても、相手が悪いかもしれないし、両方が悪いこともある。気分のバランスを合わせていくところは、2人でやらないと全く意味がないので。そういうところの難しさはあるかなと思います」

――「全日本選手権2020」では、どのような演技をしたいですか?

村元 「(NHK杯での)初披露を終えて、お互いの試合への(気持ちの)持っていき方がちょっと分かってきました。NHK杯ではセーブした部分もあったように思ったので、全日本では自分たちを信じて、『ミスしてもいいんだ』くらいの気持ちで思い切りのいい演技をしたいです」

髙橋 「NHK杯は戸惑っていた部分もありましたが、『こういう感じなんだ』ということを知ることができました。(NHK杯は)ちょっと余裕がなくて、外に気持ちや空気感を出せていなかった。哉中ちゃんにしか目がいってなかったというか。もちろん、そこも大事なのですが、もっと全体の試合の雰囲気を感じつつ演技ができれば、より一層パフォーマンスは上がるのかなと。テクニカルな部分に関しては、今すぐ結果を出す感じではないのですけど、見ている方に伝わるような演技ができれば、今後につながるんじゃないかなと思います」

――髙橋選手はリンク存続のための活動をされていますが、こうしてまた新しいリンクができたことについてどう思われますか?

髙橋 「昔は、フィギュアスケートは女子のスポーツという雰囲気がありましたが、男子も『カッコいい』と思ってくれる方が増えました。その中で、スケートリンクが減っていった時期があって。でも最近、リンクがちょっとずつ増えてきました。本当にありがたいと感じています。現役だけでなく、プロスケーターもアイスショーの練習ができます。すべてのスケーターにとって使いやすい、このようなリンクがもっともっとできていけば、もっともっといい選手たちが出てくるんじゃないかなと思います」

――「全日本選手権2020」は、コーチが帯同しますか?

村元 「確実ではありませんが、オレグ(・エプスタイン)コーチに来てもらえる予定になっています」

――コーチ不在の中での練習で大変なところはどこですか? また、どんな工夫をしていますか?

髙橋 「状況が状況なので、やるしかない、と。本当はみっちり付いてもらって見てもらえると、いいなとは思いますけど…。でも、今はリモートでできたりしますので、テクノロジーに感謝です(笑)」

村元 「自分たちで動画を撮影して、2人で見ています。見ないと、どこを直していったらいいのか分からないので。コーチにも動画を見てもらっていて、毎日、マリーナ(・ズエワ)コーチから電話がかかってきています」

髙橋 「1時間くらい滑って、『No!』とか言われて(苦笑)」

村元 「(笑)できることからやっていきます」

――NHK杯の演技のコメントについて、印象に残ったものはありますか?

髙橋 「『想像以上にすてきな演技をしてくれた』というコメントを多くいただけましたが、僕たち自身の演技としては全然出せてなかったと思うので(苦笑)。でも、これからもっといいパフォーマンスができる、もっと伝えられるものがあるんだな、という確信を得ました。褒めてもらったコメントと、自分たちの中の『もうちょっと』という感情に温度差がありますが、でも、そこが希望になるのかなと思います」

村元 「マリーナコーチから『いろいろな人から「本当に素晴らしいチームだね」というコメントをもらったよ』と言われましたし、『あなたたちはステップ、足で音楽を表現できている』『その曲にしか合わない振り付け、ステップができている』というコメントもありました。あとは「短期間でここまでできて素晴らしい」「今後のスケート界にもっと光を与えてくれる」とか。本当にうれしいコメントばかりで、皆さんのおかげでポジティブな気持ちになれました」

――髙橋選手の方が年上ですが、村元選手の方が“お姉さん的な存在”としてリードしているように見えました。お互いはどう感じていますか?

髙橋 「(村元選手は)アイスダンスの先輩なので、リードしてもらっています(笑)」

村元 「アイスダンスに関してはそうかもしれないんですけど、私が(髙橋選手を)頼っている部分もあって。私の方が焦ってしまうこともあるので…」

髙橋 「ちょっと焦っちゃう…何ていうんだろう…せっかち!(笑)。逆に僕はのんびりで」

村元 「意外と試合の時は、大ちゃんの方が落ち着いてたりするんで。いいバランスが取れているのかな(笑)」

髙橋 「でも、僕が焦った時は『落ち着いて』というか『ドウドウ!』みたいな感じで抑えてくれるので(笑)。これから引っ張っていけるように頑張ります!」

 村元選手&髙橋選手は、12月23日から開幕する「全日本選手権2020」(長野・ビッグハット)に出場予定です。2人の進化した演技に注目しましょう!

写真/代表撮影

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