「鶴瓶のええ歌やなぁ」で麻倉未稀が変わらないパワフルボイスを披露!2026/08/24 12:45

笑福亭鶴瓶さんと八木亜希子さんがゲストと語らい、名曲に隠された秘話やプライベートまで“歌”と“人生”を深掘りする大人のトーク&歌謡番組「鶴瓶のええ歌やなぁ」(BS11 毎週木曜午後8:00)。麻倉未稀さんをゲストに迎えた8月27日放送回の収録に潜入! 本編をより楽しむために、現場の様子を放送に先駆けてリポートします。

「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」をはじめ数々の洋楽をカバーし、爆発的な人気を博した“洋楽カバーの女王”麻倉未稀さんが来店。デビュー曲にまつわる爆笑裏話や、自身の代表曲のマル秘エピソード、そして50代後半で発覚した乳がんに対する、歌を力にした闘病生活など、これまでの歌手人生の紆余曲折を振り返ります。
もちろん、パワフルな歌声を存分に発揮した生歌唱もたっぷり披露。テンションの上がった鶴瓶さんと八木さんが、「アカペラで歌って欲しい!」とむちゃぶりする一幕も!? 力強く伸びやかな歌声を、心ゆくまで堪能できる1時間となりました。
「洋楽カバーの女王」は、英語が大の苦手!?

今年でデビュー45周年を迎える麻倉さん。デビューのきっかけは、アパレル会社のCMソングだった「ミスティ・トワイライト」のレコード化に向けて開かれたオーディションだったそうです。「実は私、全然英語がしゃべれないんです。でもどうしても選ばれたかったから、手当たり次第に(道ゆく)外国人に頼み込んで、お小遣いをはたいて英語の発音を教えてもらいました」と、とんでもない武勇伝を明かしました。
ところが、話はさらに続きます。「……思い返してみれば、あの人、ドイツ人だったんじゃないかな」と麻倉さん。思いもよらない展開に、鶴瓶さんも八木さんも大爆笑! 麻倉さんの底抜けの明るさに、スタジオは終始朗らかな雰囲気に包まれていました。
「ヒーロー」を歌い続けて40年以上!

麻倉さんの代表曲といえば、1984年に発売した「ヒーロー」。ドラマ「スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争」(TBS系)の主題歌にも起用され、今でも「ラグビーといえばこの曲!」と言われるほど不動の人気を誇る楽曲です。40年以上も「ヒーロー」を歌い続けている麻倉さんですが、実はこの曲が嫌いだった時期が何年かあったそう。「歌いすぎてしまったのか、どう歌えばいいのか分からなくなってしまって」と当時を振り返ります。
さらに麻倉さんは、この曲にまつわる裏話をもう一つ披露してくれました。「この曲は、他にも何人かの方が競作で発売されています。歌う人によって詞が違うんですよ」と言います。特に注目すべきはサビの歌詞。他の方は原曲と同じ「I need a Hero」であるのに対して、麻倉版では「You need a Hero」となっているのです。
「I」と「You」の違いの意味は、果たして!? 気になる答えは、ぜひ放送でお確かめください。鶴瓶さんと八木さんを「へ〜!」と大きくうならせた納得の回答ですよ。
乳がん手術、翌日には主治医から「もう歌えるわよ」

2017年、乳がんが発覚した麻倉さんは、すぐさま左乳房の全摘出手術を受けました。「実は今も経過観察中で、薬もまだ飲んでいますよ」と、にこやかに語る麻倉さん。鶴瓶さんは「元気そうやから、聞いてびっくりしたわ」と驚きを隠せません。
鶴瓶さんと八木さんをさらにびっくりさせたのは、術後の入院中のエピソード。「主治医の先生がすごくスパルタなんです。手術の翌朝、私のところへ回診でやって来るや『もう歌えるはずだから、ちょっと歌ってみて』って言うんですよ。でも、試しに歌ってみたら確かに声が出たんです。私自身がびっくりしました」。
それからというもの、病室で歌うことを日課にするようになったという麻倉さん。その歌声は廊下にまで響き渡り、すぐさま入院患者の間で評判になったそう。鶴瓶さんは、「楽しい病院やなあ。これは、病気された方も勇気もらえる話やで」と感嘆の声を上げていました。
SET LIST

「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」
1984年 麻倉未稀 作詞・作曲:ジム・スタインマン、ディーン・ピッチフォード 訳詞:売野雅勇
イギリス人シンガー、ボニー・タイラーの楽曲を日本語カバーした、麻倉さんの代表曲。ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌としても知られます。
○「外国の歌を日本語でカバーするって(言語が違うため)本当に難しいのですが、この曲はアクセントがピッタリはまって、とても歌いやすいんです。さすが売野先生!」(麻倉さん)
◯「かっこいいわあ! これ聴いたら病気も飛んでいきよるで。歌があるってええねぇ」(鶴瓶さん)
◯「この曲を聴くと、どうしてもラグビーボールを誰かにパスしたくなります。私、ラグビーできないんですけどね」(八木さん)
「ホワット・ア・フィーリング~フラッシュダンス」
1983年 麻倉未稀 作詞:キース・フォーシイ、アイリーン・キャラ 作曲:ジョルジオ・モロダー 訳詞:麻倉未稀
ドラマ「スチュワーデス物語」(TBS系)の主題歌。アメリカのソンガーソングライターであるアイリーン・キャラの楽曲を日本語でカバーした曲。訳詞は麻倉さん自ら手がけています。
○「レコーディングまで2週間しかないというタイミングで、『今から頼める作詞家先生はいないから』と言われて私が訳すことになりました。辞書を引きながら、必死で訳しましたよ!」(麻倉さん)
◯「私自身は、アイリーン・キャラが歌う原曲の印象も強いのですが、パートによっては麻倉さんの訳詞で覚えています」(八木さん)
「マイ・ラグジュアリー・ナイト」
1977年 しばたはつみ 作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお
しばたはつみさんのヒット曲で、乗用車のCM曲に使用された。麻倉さんはこの曲のカバーを、1989年発売のアルバム「COCORO」に収録。
○「高校生の時に、CMでこの曲を知りました。耳にした瞬間、『大人になったら、こんな曲を歌いたい』と感じましたね。その後、ご縁があってしばたさんにお会いする機会を得ました。その時に『この曲を歌わせてもらいたいです』とお伝えしたら、『ぜひ歌ってちょうだい』とご快諾いただいて。それから仲良くしてくださっていたので、亡くなった時は本当にショックでした」(麻倉さん)
◯「とてもおしゃれな曲ですね。今聴いてもすてきです」(八木さん)
◯「日本人の歌やないみたいやなあ」(鶴瓶さん)

「たそがれマイ・ラブ」
1978年 大橋純子 作詞:阿久悠 作曲:筒美京平
大橋純子さんの10枚目のシングル曲で、昭和歌謡界を代表する作詞家・阿久悠さんと作曲家・筒美京平さんがタッグを組んだ楽曲。番組では、鶴瓶さんと八木さんが、アカペラでの歌唱を麻倉さんにリクエスト。
「黄昏ダンシング」
1983年 作詞:竜真知子 作曲:渡辺博也
麻倉さんの8枚目のシングル曲。ドラマ「さよならを教えて」(TBS系=MBS制作)の挿入歌。
「ミスティ・トワイライト」
1981年 作詞:竜真知子 作曲:大野雄二
麻倉さんのデビュー曲。ボサノヴァのリズムが心地よいシティポップ調のサウンドで、麻倉さんが自身の曲の中で「今最も聴いてほしい曲」として今回選曲しました。
「My Soul」
2026年 作詞:富田京子 作曲:吉野ユウヤ
デビュー45周年記念アルバムの表題曲で、元プリンセス プリンセスの富田京子さんが詞を提供した作品。
現場で直撃インタビュー 麻倉未稀

──本日の収録の感想をお願いします。
「こんなにたくさん歌わせてもらえることなんて、めったにないので、とても楽しかったですね。トークを交えての歌番組も久しぶりですが、久々に鶴瓶師匠にもお会いできてうれしかったです」
──素晴らしい歌声でした。特に「ヒーロー」は、40年以上も歌い続けているわけですが、発売時と今と歌への向き合い方はどう違いますか?
「同じメロディー、同じ歌詞でも、自分自身の人生経験が増えるにつれて、捉え方も変わってきますね。歌い方も、発売時と今では全く違いますよ。たまに、『元の歌い方で歌ってほしい』と言われることもあるのですが、もはや覚えていません(笑)。その日の自分の思いをのせて、その日だけの『ヒーロー』を歌っています」
──「ホワット・ア・フィーリング〜フラッシュダンス」は、ご自身で訳詞を手がけられました。
「自分の詞ということで気恥ずかしい部分もありますが、訳詞した当時はこんな気持ちだったんだなと思いながら歌っていますね。『もうちょっと違うフレーズが思い付かなかったのかな』なんて思う時もありますね(笑)」
──乳がんの手術をされた際には、歌があったからこそ乗り越えられたという部分もあったのでしょうか。
「それは、すごくありましたね。何より主治医の先生が、私にとっての歌を大切にしながら接してくださったのが大きかったです。手術翌日に『もう歌えるわよ』と言われた時には、『なんてスパルタなんだ!』と思いましたが、実際、医師の方々は、自分が乳がんの手術を受けても、翌日からオペする方が多いそうです。そんなふうに、先生方も頑張っていらっしゃると知ると、『私も歌えるはず』と思えましたね。庄野真代さんが、私の復帰ライブを企画してくださったのも大きかったですね。術後の大きな目標になりましたし、復帰ライブで歌えたことが『私はまだまだ歌える』という自信になりました。先生や周囲の人々の支えがあったからこそ、前向きになれたのだと思います」
──最後に、番組の視聴者にメッセージをお願いします。
「おかげさまで、元気に歌わせていただける喜びを、毎日かみ締めています。今年でデビュー45周年を迎えますが、それも本当に皆さまのおかげです。これからも、ぜひ応援してください!」
【番組情報】
「鶴瓶のええ歌やなぁ」
BS11 毎週木曜 午後8:00~8:57
※麻倉未稀ゲスト回は、8月27日放送
※番組放送後、YouTube限定でスタジオトークのディレクターズカット版を公開中
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