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鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂2026/06/01 12:00

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

 笑福亭鶴瓶さんと八木亜希子さんがゲストと語らい、名曲に隠された秘話やプライベートまで“歌”と“人生”を深掘りする大人のトーク&歌謡番組「鶴瓶のええ歌やなぁ」(BS11 毎週木曜午後8:00)。鳥羽一郎さん、山川豊さんをゲストに迎えた6月4日放送回の見どころ、聴きどころをご紹介します。

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

 40年以上にわたり共に演歌界のトップスターとして活躍、“演歌界最強のDNA”と称される鳥羽一郎さん、山川豊さんが兄弟で来店。鳥羽さんは男気あふれる海の演歌、山川さんは男の色気を感じさせる旅情歌謡と、長年のキャリアで磨かれた、それぞれの持ち味をたっぷりと披露します。スタジオトークでは、芸能界屈指の仲の良さで知られる兄弟ならではのリラックスした掛け合いが展開。昔話に花を咲かせたかと思えば、即興カラオケが飛び出すなど、スタジオはスナックさながらのにぎやかさに。笑いと本音が交錯する中に兄弟の熱い絆がじんわりと浮かび上がる、見どころ満載の回となりました。

トークここが見どころ1
鳥羽の海が育てた兄と陸(おか)から羽ばたいた弟

 今年、歌手生活45周年を迎えた山川豊さんと、来年45周年を控える鳥羽一郎さん。6歳年下の弟が兄より1年早くデビューした理由を、山川さんは「兄貴は海に、僕は陸にいたから」と語ります。

 2人が生まれ育ったのは三重県鳥羽市の漁師町。お母さまは働き者で知られる海女(あま)でしたが、暮らしぶりは豊かとはいえず、長男の鳥羽さんは中学を出ると家計を助けるために遠洋漁業へ。一方、山川さんは職業訓練校を卒業して一般企業に就職。名古屋のスナックで歌っていたところをスカウトされ、歌手への足がかりをつかみました。

 東京でデビューの準備をしていた山川さんのもとに、「真っ黒に日焼けした兄貴がカツオを持って」激励に訪れたことも。今の自分があるのは「すべては兄貴が働いて進学させてくれたおかげ」と感謝する山川さんに、「長男が下の兄弟の面倒を見るのが当たり前の時代だったからね」と事もなげに返す鳥羽さん。昭和の古き良き兄弟愛を肌で感じ、MCの2人も胸を熱くして聞き入っていました。

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

トークここが見どころ2
男泣きの抱擁を全国が目撃! 乱入事件に刻まれた兄弟の絆

 鳥羽さん、山川さんの兄弟の絆を象徴する逸話として、今なお歌謡界の伝説となっている日本歌謡大賞乱入事件。スタジオトークでは“当事者”であるお二人からその詳細が明かされます。

 1981年、デビュー曲「函館本線」で優秀放送音楽新人賞を受賞した山川さんがステージで熱唱する中、いきなり鳥羽さんが乱入。一瞬、驚きながらもその顔を見た山川さんは歓喜しつつ男泣き。がっしりと抱擁を交わす様子が番組の生中継とともに全国のお茶の間に届けられた──というのが事件のあらましです。

 今でこそ感動エピソードとして語られる出来事ですが、当時の鳥羽さんは、作曲家・船村徹さんの門下生としてまだ修業中の身。何十人もの警備員の制止を強行突破し、ステージに飛び込んできたジャンパー姿の角刈りの男は、どう見ても不審人物で、「司会者も怖かったやろなあ(笑)」と鶴瓶さん。その後、船村さんから大目玉を食ったという鳥羽さんですが、翌1982年にはデビュー曲「兄弟船」が大ヒット。

トークここが見どころ3
“台本無視”もご愛嬌!? 兄弟の素顔がこぼれたスナックトーク

 東京に出てきてからは、兄弟一緒にスナックに繰り出すこともよくあったそう。スタジオトークではそんな2人の素顔が垣間見える一幕も。

 遠洋漁業の過酷な日々の唯一の楽しみは「演歌を歌うことだった」という鳥羽さん。なかでもよく歌っていたという青木光一さんの「柿の木坂の家」を口ずさむと、「ええ歌や」と鶴瓶さんも一緒に歌い出します。この流れに「せっかくだからカラオケ入れましょうか」と八木さんが誘うと、「何、カラオケあるの」と途端に鳥羽さんが前のめりに。

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

 山川さんに「『おんなの宿』を歌え」と振ったり、「『お別れ公衆電話』を入れてください」とリクエストしたりと、その自由すぎる振る舞いに「近所のスナックやないんですから」と鶴瓶さんも思わずツッコミを入れるほど。その後も予定になかった歌を「ワンコーラスだけ」と歌い出す鳥羽さんに、「兄貴は台本を読まない人だから(笑)」とフォローを入れる山川さん。兄弟同士ならではの気の置けない掛け合いと予想外の展開から目が離せません。

トークここが見どころ4
兄弟デュエットやファミリーで紡ぐステージが実現

 所属するレコード会社が異なっていたことなどから、長らく兄弟で活動することがかなわなかった2人ですが、2023年秋に山川さんがステージ4の肺がんを告知されたことを転機に、お互い仕事の取り組み方や環境を一新。

 兄弟デュエット曲の発表や鳥羽さんの息子である木村竜蔵さん、木村徹二さんを交えた「木村家ファミリーコンサート」の開催など“演歌界最強のDNA”をいかんなく発揮した活動も活発になっています。

 寡黙で硬派なイメージの鳥羽さんですが、収録では意外なおちゃめぶりを披露。ところが息子たちの話題になると途端に無口に。照れまくる鳥羽さんに代わって山川さんがおいっ子たちの奮闘ぶりを紹介するなど、全編にわたって家族の絆の深さを感じさせる回となりました。

SET LIST

「お別れ公衆電話」(歌:鳥羽一郎)
1959年 松山恵子 作詞:藤間哲郎 作曲:袴田宗孝
 庶民派歌手として人気を博した松山恵子さんの代表曲。鳥羽さんが希望してカラオケで歌うことに。
○「懐かしい。小さな頃に兄貴がこの歌をよく歌っていましたよ」(山川さん)
○「おふくろも松山さんが大好きでした。コンサートでご一緒した時は感動しましたね」(鳥羽さん)

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

「函館本線」(歌:山川豊)
1981年 作詞:たきのえいじ 作曲:駒田良昭
 デビュー曲にしてロングヒットを記録し、数々の新人賞を総なめに。哀愁漂う旅情歌謡を得意とする山川さんの原点ともいえる曲。
○「弟は低音がすごくいいんですが、この歌は音域が広いんです。よくこんな難しい歌でデビューしたなと思いましたね。しかもヒットしたんだからすごい」(鳥羽さん)

「南十字星」(歌:鳥羽一郎)
1983年 作詞:新本創子 作曲:船村徹
 鳥羽さんのセカンド・シングル。遠洋漁業の港から故郷や恋人へはせる思いを歌ったノスタルジックなマドロス歌謡。デビュー曲「兄弟船」とは世界観がまったく異なりますが、実はこちらがデビュー曲候補だったそう。「今日は『兄弟船』をやめてこっちを歌うか」と言い出した鳥羽さんが、急きょワンコーラスだけ披露することに。
○「昔は『兄弟船』のほうがしっくり来ましたけど、今歌うとこちらもいいんですよ。死ぬ覚悟で海に挑む男というところがね」(鳥羽さん)

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

「兄弟船」(歌:鳥羽一郎)
1982年 作詞:星野哲郎 作曲:船村徹
 デビュー曲にしてミリオンセラーを記録。荒波に挑む漁師兄弟の絆と海の男の心意気を力強く歌い、「潮の匂いが似合う男」という鳥羽さんのイメージを決定付けました。
○「デビュー曲候補は何曲かあったんですが、どうしてもこの歌でデビューしたくて。そこで周りのスタッフに『評判がいいらしいですよ』とうその評判を流したんですよ」(鳥羽さん)
○「正解よ。船に乗ってはった経験と、兄弟というところから鳥羽さんにぴったりやもん」(鶴瓶さん)

「兄貴」(歌:山川豊)
2024年 作詞:荒木とよひさ 作曲:杉本眞人
 いくつになっても兄を慕う弟の思いを歌った、山川さんの休業後復帰第1弾シングル。鳥羽さんへの感謝を込めて書き下ろされたもので、歌詞の端々に鳥羽さんを思わせるフレーズがつづられています。
○「兄貴には随分世話になったし、迷惑もかけたし、どうしても兄貴の歌を歌いたかったんです。本当は2016年の35周年記念曲として発表する予定だったんですが、今思うと(がんを告知された後の)2024年に出せてよかったです」(山川さん)
○「最初に『兄貴の歌だよ』と聴かせてもらった時には照れくさかったですね。今はだいぶ慣れたから、いい歌だなって聴けますけど」(鳥羽さん)

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

「俺たちの子守唄」(歌:鳥羽一郎&山川豊)
2024年 作詞・作曲:木村竜蔵
 山川さんが鳥羽さんと同じレコード会社に移籍したことで実現した初の兄弟デュエット曲。木村竜蔵さんが全面プロデュースし、故郷や両親への思いを込めて歌いあげた、デュオならではの迫力に満ちた一曲に。サングラスをかけた2人のたたずまいも渋い!
○「いつか兄貴とデュエットをしたいと思っていました。だけど、この歌に関しては頼んだわけじゃなくて、竜蔵くんが急に持ってきたんです。『2人の歌を書いたから覚えて』と」(山川さん)
○「歌詞を見たら我々の育った景色が描かれている。(息子たちを)田舎に連れていったことはあるけど、昔の話なんてそんなにしたことないし……」(鳥羽さん)
○「(鳥羽さんに)ええ歌やと思ったってことでしょ。息子には言いにくいやろうけど、言うたってや」(鶴瓶さん)

「駅」(歌:山川豊)
2026年 作詞:かず翼 作曲:やまかわ豊
 デビュー45周年記念曲となる山川さん真骨頂の旅情演歌。自身で作曲した意欲作で、冬の駅を舞台に男女の切ない別れを情感豊かに歌い上げます。
○「高倉健さん主演の映画『駅 STATION』をイメージして作りました。曲はつたないですが、歌詞がいいので、聴いてもらいたいですね」(山川さん)
○「弟はけっこういい曲を書くんです。作詞家・作曲家と歌手は分業にするべきと、昔は言われていましたけど、僕はどんどん書いたほうがいいって言っているんですよ」(鳥羽さん)

『長谷寺の雨 ~晩秋の大和路~』(歌:鳥羽一郎)
2026年 作詩:髙畠じゅん子/作曲:斉藤功

After Talk
鳥羽一郎&山川豊

鳥羽一郎・山川豊が兄弟そろって「鶴瓶のええ歌やなぁ」に。“演歌界最強のDNA”パワーがさく裂

──本日の収録の感想をお願いします。

鳥羽 「『とにかく楽しかった』の一言です。鶴瓶師匠も八木さんもさすが巧みですね。話を引き出すのがなんともさりげなくて」
山川 「歌う前に冗談を言ってリラックスさせてくださった。あれは司会の技術ですよ。おかげでこっちも肩の力を抜いて、いい歌が歌えたんじゃないかと思います」

──当初の予定にはなかった曲を歌われる場面もありました。

山川 「ああいうのはファミリーコンサートではしょっちゅうですよ(笑)。特に兄貴は予定調和じゃないほうが、歌にも気持ちが乗るみたいですから」

鳥羽 「コンサートは打ち合わせもほとんどしないですし、脱線ばかりしています。お客さんもそれが楽しいと言ってくれますしね」

山川 「ボケてばかりの僕らを、木村徹二くんがちゃんと軌道修正してくれるんです。おいっ子たちからは刺激をたくさんもらっているし、本当に頼もしいですよ」

──兄弟で活動することも増えました。

山川 「僕の病気がきっかけで、さらに兄弟の絆が深まりましたね」

鳥羽 「病気がきっかけというよりも、いろんな巡り合わせでこうなっているんじゃないかと思うけどね」

山川 「兄貴はメソメソするのが嫌いですし、一緒にいるだけでものすごい力をもらえます。いくつになってもこうやって兄貴の背中を追いかけていくんだろうなと思いますね」

──最後に番組の見どころをお願いします。

鳥羽 「司会のお二人のおかげでついついしゃべりすぎました。歌はもちろんのこと、トークも全部見ていただきたいです」 山川 「素のまんましゃべらせてもらって、本音もポロッと出ましたしね。ありのままの僕らを楽しんでもらえたらうれしいです」

【番組情報】
「鶴瓶のええ歌やなぁ」
BS11 毎週木曜 午後8:00~8:57
※鳥羽一郎・山川豊ゲスト回は、6月4日放送
※番組放送後、YouTube限定でスタジオトークのディレクターズカット版を公開中

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