美川憲一が病を乗り越え、「鶴瓶のええ歌やなぁ」に再登場! 瀬川瑛子とともに胸熱トーク2026/08/11 12:00

笑福亭鶴瓶さんと八木亜希子さんがゲストと語らい、名曲に隠された秘話やプライベートまで“歌”と“人生”を深掘りする大人のトーク&歌謡番組「鶴瓶のええ歌やなぁ」(BS11 毎週木曜午後8:00)。美川憲一さんと瀬川瑛子さんをゲストに迎えた8月13日放送回の収録に潜入! 本編をより楽しむために、現場の様子を放送に先駆けてリポートします。

同じレコード会社で2年違いの先輩・後輩という美川憲一さんと瀬川瑛子さんが来店。言わずと知れた大ベテランのお二人は、知り合ってからすでに60年ほどになるのだとか。
スタジオトークでは、お互いの初対面の印象から、おのおのの代表曲に秘められた裏話など、驚きのエピソードが次々と飛び出します。時折、瀬川さんの天然ぶりに、美川さんが冷静にツッコミを入れる場面がチラホラと……。長い付き合いゆえの見事なコンビネーションに、鶴瓶さんも「息ぴったりやなあ」と感心しきりです。
「さそり座の女」「命くれない」など、一世を風靡(ふうび)した大ヒット曲もスタジオで生披露! さらに美川&瀬川名義で発売しながら、これまで一度も一緒に歌ったことがなかったデュエット曲を、30年越しに初披露。山あり谷ありの歌手人生を乗り越えてきたお二人だからこその、笑いあり感動ありの濃ぃ〜い1時間は、一瞬たりとも見逃せません!
「さそり座の女」、実はB面の予定だった!?

美川さんの代表曲といえば、「さそり座の女」を真っ先に思い浮かべる方も多いはず。1972年、デビュー8年目に発売された曲で、大ヒットしました。鶴瓶さんも「子どもから大人までみ〜んな歌っとったで」と、当時を懐かしみます。
なんとこの曲、当初はレコードのB面に入る予定だったそう。「ディレクターにお願いして、こっちをA面にしてもらったの。だって、否定の言葉から始まる曲ってなかなかないじゃない。『これは商売になる』と思ったのよね」と当時を振り返る美川さん。数々のヒット曲をお持ちなのは、鋭い千里眼のなせるわざなのかもしれません。
ちなみに、美川さんの1966年のヒット曲「柳ヶ瀬ブルース」にもマル秘エピソードが。「最初はこの曲、大っ嫌いだったの!」と美川さん。ところが、あることが功を奏して、美川さんを一躍スターへと押し上げる一曲になったのだとか……。気になる答えは、番組でぜひご確認ください!
病を乗り越えられたのは、歌があったから

昨年“洞不全症候群”の診断を受け、心臓にペースメーカーを埋め込む手術を受けた美川さんは、さらにパーキンソン病であることが発覚しました。しかし、病を克服するため、その後のリハビリで、筋トレやストレッチを積極的に行い、昨年12月のディナーショーから復帰を果たしたのです。
番組では、美川さんが日頃行っているトレーニングの様子を紹介します。10kgものダンベルを上げている美川さんの写真を見ながら、「これ上げてんの!? すごいなあ」「アスリートみたいですね」と、鶴瓶さんも八木さんも感嘆の声を上げます。
実は瀬川さんも、大きな病を乗り越えた過去があります。72歳の時、声帯の所にできた嚢胞(のうほう)から水を抜く手術を行ったそうです。手術に踏み切った理由や、術後の声が発せなかった時期の様子などを語る瀬川さん。「そんなことがあったなんて知らなかった」と美川さんも驚きを隠せません。
「自分の歌を待ってくれる人がいるから、病を乗り越えられた」と声をそろえて語るお二人。生きるエネルギーに満ちあふれたステージは、必見です。
SET LIST

「さそり座の女」(歌:美川憲一)
1972年 美川憲一 作詞:斉藤律子 作曲:中川博之
女の情念を描いた、美川さんの代表曲。特に、歌いはじめの歌詞とメロディーが強烈で、一度聴いたら忘れられないインパクト。
◯「美川さんの曲の中で、特に印象深い曲です。悲しい女の強い言葉をつづった歌詞ですが、美川さんが歌われると品を感じるんです。言葉の置き方、低音の響き方で、最後までス〜ッと耳に入ってくるのが素晴らしいですね」(瀬川さん)
◯「歌詞に『地獄のはてまで ついて行く』ってありますでしょ。そんな歌詞の曲を子どもが歌うたらあかんのちゃうかと思うけど、当時は子どもからお年寄りまでみんな歌うてたねえ。でも改めて聴かせてもろうたら、ほんまにええ曲です。男に対しての女の歌やけど、この曲、女性が歌ったらヒットしなかったやろね。美川さんが歌うからええんや」(鶴瓶さん)

「命くれない」(歌:瀬川瑛子)
1986年 瀬川瑛子 作詞:吉岡治 作曲:北原じゅん
一途(いちず)な女心を歌い、ミリオンヒットとなった瀬川さんの代表曲。この曲で「NHK紅白歌合戦」にも初出場を果たしました。
◯「自分の個性にぴったり合う曲をずっと待ち焦がれていました。そして、デビュー20周年の時にいただいた曲が、この曲だったんです」(瀬川さん)
◯「この曲は、瑛子ちゃんの声とそれまで歩んできた人生に重なる曲。それまで長く苦労してきた時間が、歌の中に入っているように感じますね」(美川さん)
「柳ヶ瀬ブルース」(歌:美川憲一)
1966年 美川憲一 作詞・作曲:宇佐英雄
岐阜の繁華街である柳ヶ瀬を舞台にした、元祖ご当地ソング。「新潟ブルース」「釧路の夜」と合わせ、美川さんの三大ご当地ソングの一つ。
◯「デビュー前にお聴きして、なんて素晴らしいんだろうと思いました。美川さんの言葉の置き方や力を抜いた歌い方が素晴らしくて、今でも大好きな曲です」(瀬川さん)
◯「岐阜の柳ヶ瀬の存在を知ったんは、この曲がきっかけでしたよ」(鶴瓶さん)
◯「柳ヶ瀬の商店街の真ん中あたりの地面に、この曲の歌碑を埋め込まれているの。洋品店のおかみさんが『そこ、美川さんの歌碑だから踏まないで!』って言いながら、いつもモップで掃除してくれているわよ」(美川さん)
「生きる」(歌:美川憲一)
2013年 美川憲一 作詞:Sylvain Lebel 訳詞:矢田部道一 作曲:Alice Dona
もともとはシャンソンの名曲で、美川さんがライフワークとして取り組んでいる“シャンソン・コンサート”で、体調を崩す前から歌い続けてきた曲。
◯「病気になってから、より深く歌えるようになった曲。この歌を歌い続けたいから、頑張って100歳を目指したいわ」(美川さん)
◯「ほんまにいい曲ですねぇ。美川さんはヒット曲が多すぎて、この曲のイメージがなかった。今日初めて聴かせてもろうたけど、『なんやこの曲!?』って驚きました。本当に胸に染みる歌ですから、もっと歌うてください」(鶴瓶さん)
◯「私も、最近親しい人が亡くなることも増えてきました。そんな経験と重ねれば重ねるほど、染みてくる曲ですね」(八木さん)

「ふたりが一番」(歌:美川憲一・瀬川瑛子)
1993年 美川憲一・瀬川瑛子 作詞:秋元康 作曲:深大郷
秋元康さんが作詞を手がけた美川さんと瀬川さんのデュエット曲。
○「この曲を発売した時は、お互いに忙しくて、レコーディングも別々だったんです。今日、初めて一緒に歌いますけど、詞も曲もとってもすてきで私たちにぴったりの曲ですよね」(瀬川さん)
◯「瀬川さん、ほんまに楽しそうに歌わはりますねぇ。美川さんと一緒に歌えるのがうれしいんですね。見ててよく分かりますよ」(鶴瓶さん)
「これで良しとする」(歌:美川憲一)
2024年 美川憲一 作詞:TAKURO 作曲:松本孝弘
「バラ色のタンゴ」(歌:瀬川瑛子)
2026年 瀬川瑛子 作詞:水木れいじ 作曲:叶弦大
タンゴのリズムを取り入れた、芸能生活60周年に向けての意欲作。
現場で直撃インタビュー! 美川憲一&瀬川瑛子

──本日の収録の感想をお願いします。
美川 「収録が始まるまで、どうなるんだろうととても心配でした。2人でこの番組に出演するのは初めてなので」
瀬川 「私もです。今日は、美川先輩とご一緒で、私も先輩についていろいろお話しさせていただくから、段取りを間違えないか不安で……。でも、鶴瓶師匠が優しく助けてくださったので、とても楽しく収録を終えられました」
美川 「本当ね。こんなに楽しい収録はめったにないわよ。今日は、本当にリラックスできました。それに歌をしっかり聴いてくださって、歌の良さについてもちゃんとお話ししてくださる。心温かい気遣いが伝わってきました」
瀬川 「仕事したというより、遊びに行ってきたという感じでしたね」
──お互いの歌声を間近でお聴きになって、どうお感じになりましたか。
美川 「『命くれない』は素晴らしかったですね。私、瑛子ちゃんが病気していたってことを、全く知らなかったんです。その話を聞いてから歌を聴くと、胸にズーンと響きましたね。感動しました」
瀬川 「ありがとうございます。先輩は、ご病気なさっているのに、全くお変わりなく歌われているので、そういうお姿を見ながら私も気を付けようと思っています。『生きる』の歌声も素晴らしかったです。お互い、長く歌い続けていきたいですよね」
美川 「『生きる』は、よくファンの方から『今の美川さんにぴったり。私たちも元気をいただきました』という声をいただくの。いい歌に出会えてよかったなと思います」
──デュエット曲「ふたりが一番」は、今回初めて共演されたとのことですが。
美川 「そうなのよ。でも、息ぴったりだったでしょ。秋元康さんには、何曲か詞を書いていただいたけど、この曲も素晴らしいんです」
瀬川 「30年ぶりに歌いましたね。詞もいいし、冒頭のメロディもすてきですよね。もう1回歌いたいです。ぜひ番組の方にもリクエストをください!」
──今日は、お二人とも衣装もすてきですね。
瀬川 「今日の衣装は、フリマアプリで買った大漁旗を3枚使って作りました。腰回りの波の形をイメージしたあしらいがいいんですよ、おなかも隠せて(笑)」

美川 「私は、今日はひらひらした衣装にしようかなと思っていたんだけど、瑛子ちゃんと被っちゃうかなと思って、スーツにしました」
瀬川 「色がすてきですよね。靴もネイルも指輪もトータルコーディネートされて、本当にいつもおしゃれだなあと思います」
──最後に、番組の視聴者にメッセージをお願いします。
美川 「鶴瓶さんのこの番組に、また出させていただいてうれしかったです。しかも今回は瑛子ちゃんと一緒だったから、なおさら良かった。とても楽しい時間でしたから、番組をご覧になる方にもきっと楽しさが伝わると思います。ぜひご覧いただきたいです」
瀬川 「始まる前は頭の中がごちゃごちゃだったんですけど、美川先輩もお優しいし、鶴瓶師匠や八木さんにもうまく回していただいて、本当に楽しかったです。美川さんのことも私自身のこともいろいろお話ししたので、皆さんに知っていただけることもうれしいですね」
【番組情報】
「鶴瓶のええ歌やなぁ」
BS11 毎週木曜 午後8:00~8:57
※美川憲一・瀬川瑛子ゲスト回は、8月13日放送
※番組放送後、YouTube限定でスタジオトークのディレクターズカット版を公開中
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