「緊急取調室」囲み会見に天海祐希、山本耕史、若村麻由美ら。初回から火花散る対峙が実現!2025/10/13 06:00

テレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9:00、初回拡大スペシャル)が、いよいよ、10月16日にスタートする。連続ドラマと12月26日に公開される劇場版「緊急取調室 THE FINAL」をもってついにフィナーレを迎える本シリーズだが、ドラマの初回ゲストには、ファイナルにふさわしい豪華な布陣が登場。

このたび、主演の天海祐希を始め、田中哲司、塚地武雅、でんでん、小日向文世ら“キントリ”メンバーに加え、初回ゲストの山本耕史と若村麻由美を迎えての囲み取材会が行われた。第1話の見どころを始め、ファイナルを迎える「緊急取調室」への思いなどがたっぷりと明かされた。第1話への期待を膨らませるインタビューは必読!
──“日本初の車いすキャスター”として人気を博す倉持真人、倉持の別居中の妻・利津子役として初回にご出演される山本さん、若村さんは、本作への出演が決まった時、どんなお気持ちでしたか?
山本 「定期的に見ていた作品のセットに入れるといううれしさがありました。同時に、“大変なんだろうな”とも思いましたね。ドラマを見ていると、ものすごいやり合いがあるじゃないですか。辞書みたいな台本なんじゃないか…と想像していたら、やっぱり辞書みたいでした(笑)。大変ですけどやりがいがある作品なので、“喜んで!”という気持ちで参加させていただいています」

若村 「私は長年、ファンとして『緊急取調室』を拝見させていただいていたので。“いよいよその場所に行けるのね!”とワクワクしていました。実は今日(取材日)、初めてセットに入ったのですが、血が湧くというか…“とうとうこの場所に来たんだ”という思いと緊張感があって。チームの皆さんのやりとりをドライ(カメラを回さないリハーサル)で見ているだけで、サーッと緊張しました…。私もこれからあの取調室に入るかもしれないので、心臓がキュンとなっています」
天海 「シーズンラストに向けての連ドラで、トップバッターとしてふさわしい、これ以上ないお二人に来ていただけたことが本当にありがたいですし、うれしいです」
小日向 「12年前にシリーズが始まって、いろいろなゲストの方たちとお芝居ができて幸せでした。そして今回、山本くんと若村さんをお迎えしての撮影はものすごく楽しいです」

──山本さん&若村さんを迎えて送る初回、見どころや期待してほしいポイントを教えてください。
塚地 「ファイナルの前にもう一度新シーズンをやるという状況ですが、それが、キントリの再編成とむちゃくちゃリンクしてるんです。今まで培ったチームワークはもちろんですが、今回は皆さん、“最後にもうひと暴れ”という気持ちで奮起している感覚が強いんです。ご期待ください!」
でんでん 「脚本がとにかく面白いんですよ。またね、こういうことを言うのはちょっと恥ずかしいんですけど、天海さんをリーダーとしたチームのチームプレーがすごくいいんです。だからね、ファイナルだって聞いても皆さん信用しちゃダメだよ。これが面白かったら次が本当にあるかも!? なんてことも期待しつつ、頑張っていきたいなと思っております」
小日向 「正直、ファイナルという感じは全然しませんよね。まだまだ続きそうな感じがします」

──初回の撮影で、印象に残っている出来事はありますか?
小日向 「相変わらずにぎやかでよくおしゃべりするチームですよね」
山本 「僕は今回、ここ近年でかなりしゃべっていますね。普段の小日向さんくらいしゃべっている」
小日向 「そんなにしゃべっていないよ、僕は(笑)」
山本 「最初にも言いましたが、キントリチームとのやりとりや大変だったこともたくさんありますが、それを乗り越えたからこその見応えはありますよね。やっぱり、セリフ量が多い役をこなされる方はすごいなって思いますから。今回は、僕もそういった部分を頑張っていかないといけないと勉強させていただいています」
天海 「初回は冒頭から大きな事件が起こります。炎天下の中、大変な撮影を頑張って乗り切ってくださったので、あの冒頭は見どころですね」
山本 「過酷な撮影だったからこそ心に残るシーンですね」
天海 「それに加え、われわれ(キントリチーム)が絡んでいくであろう、お二人とのやり合いもすごい見どころになると思います」

──12年間シリーズを応援してくれているファンの方へのメッセージをお願いいたします。
天海 「待っていてくださってありがとうございます。映画がやっと公開できることになり、それに向けて、ドラマのラストシーズンで助走をつけることができます。この作品を通して、皆さんとどんどんつながっていきたいですね。“この12年間ありがとうございます”という気持ちがこもっていますので、ちょっとでも気になった方がいたらぜひ見ていただきたいですし、今まで見てくださった方には最後まで見届けていただきたい。感謝を込めながら頑張りたいと思います」
田中 「連ドラは映画ともリンクしていますので、そういった部分も楽しんでいただけると思います」
天海 「映画には、石丸(幹二)さんが満を持して登場してくださるので、そこもぜひ注目していただきたいですね」

──初回ゲストの山本さん、若村さんから、今一度、ご自身登場回のアピールをお願いします。
若村 「皆さんの大好きなキントリが帰ってきます。映画まで一緒に立ち向かっていきましょう」
山本 「僕と若村さんが出演させていただいている回は、いろいろな角度と目線があります。どれが本当なのか…。本当だと思っていたことがひっくり返る、そのやりとりが面白いんです。“これがこうだったらこうなる…”のように、パズル感覚でディレクターの方とも話し合いましたから。とてもワクワクする展開ですので、目が離せない回になると確信しています。推理と想像を膨らませながら見ていただきたいですね」
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