Feature 特集

「MIU404」ついに今夜明らかに!? 伊吹がたどり着く志摩の隠された過去2020/07/31

 現在放送中のドラマ「MIU404」(TBS系)。犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである機動捜査隊(通称・機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す、1話完結のノンストップ“機捜”エンターテインメントです。そんな機捜でバディを組むのは伊吹藍(綾野剛)と、志摩一未(星野源)。“犯人は誰か”ではなく、“なぜ事件を起こしてしまったのか”という、犯人の動機に向き合う2人。彼らの心情の変化も一つの見どころになっています。

伊吹「みんなどうして平気なんだろう」 
志摩「見えてないからじゃない? 見ない方が楽だ。見てしまったら世界がわずかにずれる」
 

 第5話では、日本で低賃金で働く外国人労働者たちの実態がテーマでした。母国で借金をしてまで日本に出稼ぎに来ている外国人や、手厚い福利厚生もなく法的な上限時間をオーバーしてまで働かなければならない様子が描かれ、外国人留学生・マイ(フォンチー)は「日本嫌い、なりたくなかった…」とカタコトながら、日本語で悲痛な胸の内を吐露。そして、悲惨な実態を知りながら、何もできないもどかしさを抱えていた日本語学校の事務員・水野(渡辺大知)が発した「外国人は、この国に来るな! ジャパニーズドリームは全部うそだ!」という言葉が胸に刺さりました。

 捜査を始めた当初、伊吹と志摩は外国人労働者たちの実情を知らず、コンビニエンスストアでの強盗事件を追っていくごとに、彼らの実情への理解を深めていました。マイの悲痛な心からの叫びに胸を痛めた伊吹が「どうしてみんな平気なんだろう」とつぶやくと、志摩は「見えてないからじゃない? 見ない方が楽だ。見てしまったら世界がわずかにずれる」と答えていたのが印象的。脚本の野木亜紀子さんが伝えたいメッセージがつまったセリフでした。見ない方が楽。でも見なくてはいけないし、一緒に考えていかなければいけない物事がある――。「MIU404」は私たちが見る世界をわずかにずらし、新しい気付きを与えてくれる、まさにシビれる作品です。

 日々一生懸命過ごしていると、自分の世界の中だけで完結してしまい、つい見えない世界のことを忘れてしまいがち。忘れていることさえ、気付けていないかもしれません。誰かにとって生きやすい世界は、別の誰かにとっては生きにくい世界かもしれない。見えない世界で苦しんでいる人たちがいるかもしれない。直接何かができるわけではないかもしれないけれど、一人一人がそこに目を向け知ること。そして、話し合うことで変わることがあって、その一歩が大切なんだ。そんなメッセージが聞こえてきます。

7月31日放送・第6話あらすじ

 「志摩は、相棒殺し」といううわさ話を聞いた伊吹は、志摩からその真相を聞き出そうとします。しかし、志摩は一向に話そうとせず…。たまりかねた伊吹は九重世人(岡田健史)から、志摩のかつての相棒である香坂(村上虹郎)が不審な死を遂げていたことを知ります。そこで伊吹は九重を引き連れ、香坂の死の真相、そして、同日に起きた連続毒殺事件について調べ始めます。

【番組情報】

「MIU404」 
TBS系
金曜 午後10:00〜10:54

TBS担当 A・M

この記事をシェアする




Copyright © TV Guide. All rights reserved.