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珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー2023/08/27

珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー

 TBS系で放送中の日曜劇場「VIVANT」。本作は、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たしているほか、数々の大ヒットドラマを手掛けてきた福澤克雄監督がテレビドラマの新時代を切り開く、前例のないエンターテインメントを作り上げる“限界突破!アドベンチャードラマ”です。

 ここでは、第6話で“別班”役であることが判明した珠城りょうさんのコメントをお届けします。

珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー

――本作への出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

「前回の『マイファミリー』(同系)に続き、また日曜劇場に出演させていただけるということをとてもうれしく思いました。7月期で豪華な俳優さんたちの出演する大きなプロジェクトがあるということはうわさで耳にしていたのですが、まさかそこに自分が関われるとは思ってもいませんでした。貴重な機会をいただけたことにとても感謝しています」

――役を演じるにあたり、意識されたことはどんなところですか?

「“別班”は自衛隊の精鋭部隊なので、まずはきちんと訓練されているように見えなくてはと思い、自衛隊の訓練映像をネットで調べ、“10度の敬礼”などの所作を事前に勉強しました。実際に動く別班員で女性は私だけでしたので、他の方々に引けを取らないような動きが求められるのだろうと、あれこれイメージトレーニングしつつ撮影に挑みました」

――撮影現場で印象に残っていることはありますか?

「現場には自衛隊の動きを指導する専門家の方もいらっしゃって、敬礼、立ち方から足のそろえ方まですべて教えてくださったので、とにかくそれを何度も練習しました。第6話の最後に別班員が集まるシーンでは、福澤監督から『スッと立つ動きにスピード感がほしい』と要望をいただいたので、撮影の合間に、立つ練習と敬礼の練習をずっと1人でやっていました(笑)。撮影では、(堺演じる)乃木(憂助)さんの空気を感じつつ、みんなで動きを合わせるというのを意識しました。顔の角度、どのタイミングで(キムラ緑子演じる)司令の櫻井(里美)さんを見るのか、立ち上がるタイミング、座るタイミングなどを合間に相談しながら撮影を進めていきましたね」

――主演の堺さんとはどんな話をされましたか?

「堺さんはセリフも多くて誰よりも大変なはずなのですが、いつも周りに気を配っていらっしゃいました。撮影の合間に『宝塚にいたんですよね?』『今はどういう舞台をされているんですか?』と私にまで気さくに話しかけてくださったので、一気に緊張がほぐれました。また、細かいお芝居やセリフのトーン、舞台と映像の芝居の違いなどいろいろと相談に乗っていただき、私にだけではなく他のキャストの方とも積極的にコミュニケーションを取っていらして、座長としてもなんて素晴らしい方なのだろうと感激しました」

珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー

――原作と演出を務めている福澤監督の印象をお聞かせください。

「現場での福澤さんの振る舞いを見ていて、“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方だという印象を受けました。映像作品の経験が少なかった私に、『最初はうまくいかないこともあると思うけど、慣れだと思うし、舞台を基礎にやってる人は絶対に強いから、とにかくこの仕事を続けなさい』と、演じ方を含め、今後どういう役者になりたいのか、私には何が足りないのかアドバイスをくださり、とても励みになりました」

――毎週楽しみに見ている視聴者にメッセージをお願いします。

「これだけのキャストの方々が熱を注いで、スタッフさんもたくさん支えてくださって、そのチームの一員として撮影に参加できたことが本当に幸せでした。私も毎週、楽しく拝見していますが、多くの方々が注目していろいろな考察をしてくださっているのを見ると、あらためて視聴者の皆さんに支えられていることを感じます。私の顔と名前も覚えていただけたらうれしいです(笑)。最終回に向けてさらに目が離せない展開が待っていますので、引き続きいろいろな想像、考察をしながら『VIVANT』を楽しんでいただけたらと思います」

珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー
珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー
珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー
珠城りょう、福澤監督は「“俳優のことを育てよう”と強く思ってくださっている方」――「VIVANT」インタビュー

【あらすじ】

 ブルーウォーカー・太田梨歩(飯沼愛)の協力で、テントのサーバーからある重要な情報を得ることに成功した乃木たち。そんな中、乃木、黒須駿(松坂桃李)をはじめとする6人の“別班”精鋭部隊が、司令・櫻井の下に集結した。目的は、テントの最終標的である日本での犯行を未然に防ぐこと。そこで乃木は別班メンバーに、テントのリーダー、ノゴーン・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。徐々にテントへと近付いていく乃木たち別班、そして、チンギス(バルスルハグヴア・バトボルド)と手を組み、乃木を徹底的にマークする野崎守(阿部寛)たち公安。テントの真相を暴き、日本を守るのはどちらか——。

【番組情報】

「VIVANT」
TBS系
日曜 午後9:00〜9:54

TBS担当 A・M



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