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「VIVANT」の原作・脚本・演出を手掛ける福澤克雄監督が明かす第1話のお気に入りシーン&モンゴル滞在中のエピソード2023/07/17

「VIVANT」の原作・脚本・演出を手掛ける福澤克雄監督が明かす第1話のお気に入りシーン&モンゴル滞在中のエピソード

 7月16日から「日曜劇場」枠で「VIVANT」(TBS系)がスタート。本作は、堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が豪華初共演を果たすほか、数々の大ヒットドラマを手掛けてきた福澤克雄監督がテレビドラマの新時代を切り開く、前例のないエンターテインメントを作り上げる“限界突破!アドベンチャードラマ”です。

 ここでは、本作の原作、脚本、演出を手掛ける福澤克雄監督のインタビューコメントをお届けします。

――日本の連続テレビドラマ史上、かつてない壮大なスケールの作品ですが、本作制作のきっかけを教えてください。

「今回の企画は、3年ぐらい前の深夜に車内で聴いたラジオがヒントになっています。これまでにない規模の海外ロケを敢行しようと決めたのは、ドラマ上で起こる大きな出来事を表現するため。日本ではなく、どうしても海外の景色が必要だったんです。“砂漠”や“ラクダ”など、日本の非日常を取り入れることで、それを一目で理解していただける画づくりができると考えた結果、今回はモンゴルでのロケを決断しました。さらに、海外の風景や人物に触れることで、あらためて日本の素晴らしさ、日本人の寛容さを思い直したいという意図も含まれています」

――第1話の中でお気に入りのシーンはどこですか?

「第1話では、早速一番撮影で苦労したシーンが登ひつじ場します。それはCGも使えない、どうなるかも分からない、動物たちが登場するシーンです。ヒツジやヤギの大群が暴走するシーンは、撮影は大変でしたが、今までに見たことのない、見応えのあるシーンになっていると思います」

――2カ月以上にわたったというモンゴルロケで、印象に残っている滞在中のエピソードを教えてください。

「とにかく雄大でした。モンゴルには人間と動物が共存するという文化があるのですが、その様子を目の当たりにして崇高さを感じました。砂漠は、“昼は暑くて、夜は寒い”というイメージでしたが、正直疑っていたんですよ。でも本当でした(笑)。日中では日差しが強くTシャツ姿で十分なのに、夜はダウンを着るほどの寒さ。また砂漠と一言で言っても、いろいろな“表情”があって、時には一晩で景色が変わってしまうこともあります。砂漠の中のどの場所でロケをすればシーンをより表現できるか、さらにスタッフ、キャストが安全に撮影に臨めるか、時間をかけて探しました。砂漠に限らず、今回われわれが行った場所は、モンゴルの撮影隊ですら慣れていない場所ばかり。撮影を円滑に進めるため、去年の7月頃からずっと滞在している日本人スタッフもいたほど。それぐらい海外らしさのある画にこだわりました」

――出演者の方々の印象はいかがですか?

「一番難しい役をお願いしたのはやはり堺さんです。ここではあまり多く言えないのですが(笑)、言うなれば今までの堺さんとは違う面をたくさん見せてくださっているのではと思います。また、阿部さんとも今回またご一緒できてうれしく思っています。真剣に演じている姿にクスッと笑える。阿部さんが演じるキャラクターには毎回それがあるんです。今回のストーリーを描くにあたり、そんな阿部さんのキャラクターはなくてはならなかったんです。二階堂さん、松坂さん、役所さんなど、魅力的な俳優さんたちが、それぞれのキャラクターを、魅力的に演じてくれています。さらに今回、モンゴル国内や世界で活躍されている俳優さんたちも多く参加していただき、この物語を盛り上げています。特にモンゴル人の俳優さんたちは、3度にわたるキャストオーディションを行って決定しています。彼らのお芝居にもぜひご期待ください」

――最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします!

「僕は映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンなのですが、やっぱり物語は主人公が“冒険”をしていないと面白くない、作品を見て夢中になれないと思うんです。たとえば、連続ドラマの初回は、主人公はどんな性格で、どんな職業に就いているかなどのキャラクター説明を丁寧にしてしまいがち。でも今回は、そういう細かいことは一切考えず、“面白い” “あっという間に見ることができるドラマ“を目指しました。どうなるか分からない“冒険”をぜひ一緒に楽しんでください」

【番組情報】

「VIVANT」 
TBS系 
日曜 午後9:00〜9:54

TBS担当/A・M



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