今井翼、ほほ笑みの国・タイの奥深さに夢中！ 7日間のタイ縦断鉄道旅で「もっとタイを知りたくなった」2023/04/13

　今井翼さんが“ほほ笑みの国”タイの北から南まで1600kmを鉄道で旅する「今井翼タイ縦断鉄道の旅」が4月16日からBS日テレで放送される。

　タイ北部に位置し“北方のバラ”とも称される古都・チェンマイからスタートし、歴史を現在に伝える古代遺跡群が残る街・アユタヤや首都・バンコクなどを経由し、タイ南部に位置するリゾート地・サムイ島を目指す今回の旅。タイの美しさとその魅力が存分に詰まった鉄道ロードムービーとなっている（視聴環境がある方は、4Kでも視聴可能！）。7日間にわたる鉄道旅を振り返り、今井さんは「僕自身は元々旅好きで、一人旅をすることが多いのですが、コロナ禍が続いていて旅をする機会がなかったので、あらためて旅に出られる喜びを感じました」と語る。

「車窓からの景色も旅の醍醐味（だいごみ）。寝台列車に乗るのも初めてで、わくわくする一方で『落ち着いて眠れるかな』っていう不安もあったんですけど、電車の揺れが気持ちよくて、気がついたらもう到着寸前という感じでした（笑）。すごい熟睡感がありましたね。飛行機で移動時間が短縮できる時代に、異国の地でこうして電車に乗って一つ一つの街を目指していく…駅に降り立った時のその街の景色がまたそれぞれに違っていて、そういった楽しみ方や発見がありました」。

　道中では、線路上の“傘たたみ市場”として知られるメークロン市場など、特徴的な市場も訪れる。中でも印象に残っているというバンコクにある水上マーケットでは、水路に住む人の自宅を訪問し、現地の人々と触れ合い、その暮らしを体験した。その水上マーケットでは、タイならではの買い物も満喫したという。

「バンコクの水上マーケットでは小型の船に乗るのですが、左右にいろんなお店があるんです。僕は絵を見ることも好きなんですけど、市場にちょうどアトリエがあって。今回のロケで象に触れることができたのですが、その時の象の瞳がすごく純粋な奇麗な目をしていて印象的だったので、まさにそういった絵を見つけて思わず購入しましたね。あとはタイパンツ。早速、家でもはいているのですが、軽くて肌触りも良くて、気持ちいいです！　視聴者プレゼントとして、象のぬいぐるみとミサンガも色違いで買いました。僕が現地でセレクトしたものを、当たった方に気に入っていただけたらいいなと思っています」。

　さらに、旅の途中でタイ北部で親しまれるカレーラーメン「カオソーイ」やガパオライス、ガイヤーン（焼き鳥）、ロティサイマイ（糸あめ）なども堪能した今井さん。食べたものの中で一番印象に残ったものを聞くと、「タイといったらやっぱりカレー」との回答が。

「僕、元々あんまり辛いものが得意ではなくて…。でも今回タイに行って実感したのが、エスニックのスパイスだったらいけるなって（笑）。食事の面で正直不安はあったんですけど、いろんなところで食事をしていくと『タイ料理っておいしいな』ってすごく感じましたね。自宅でもたまにジャスミンライスとレトルトのカレーを食べることがあるんですけど、いろんなバリエーションがあって、それぞれ違ったおいしさがありました。屋台ではイカとかも食べましたし、カレーをその場でお皿に乗せてもらってそれを外で食べるっていう、その食文化もタイらしいなと思いました」。

　初回放送では、チェンマイ最大級の寺院「ワット・プラシン」と、別名“銀の寺”と呼ばれる「ワット・シースパン」を訪問。日本ではめったに見ることができない、きらびやかな装飾に目を奪われた。

「日本では金色や銀色のお寺はなかなかないので、遠くから見えるだけでも本当に神々しいなと。その中には1体だけシルバーの大仏様がいたり、大仏様の指のポーズによって意味が違ったりと、一つ一つに違いがあるんです。お寺に行った日は仏教の日で、大仏様に感謝を伝えるために手を合わせている方々の姿というのが、神様と向き合っている国として素晴らしく、神秘的だなと感じました」。

　「もし番組の企画でまた旅に出るなら？」と問われると、「今回はチェンマイから南の方へ縦断して、最後はサムイ島に行ったのですが、結論から言うと、もっとタイを知りたくなりました」とにっこり。「タイの方々はやっぱり仏教っていうこともあって、日本と根底でつながるものがあるからこそ、礼節にしても人の目をしっかりと見て話してくれたり、きちんとあいさつをしてくれたり…そういった意味では、日本人がタイにハマる理由が分かった気がしたんですよね。だからこそ、もっと知りたいなと。次回、第2弾があればプーケットに行きたいです！」

　タイの歴史や食文化、そこに生きる人々の暮らしに触れて、すっかりタイの奥深い魅力にひかれた様子の今井さん。タイの魅力が存分に詰まった「今井翼タイ縦断鉄道の旅」。今井さんと一緒に旅に出た気分を味わってみては？

4月16日放送

　旅のスタートはタイ第2の都市・チェンマイ。駅前から地元の人には欠かせない交通手段「シーロー」に乗り込み、旧市街地へ。チェンマイを代表する二つの寺を訪れる。その寺ならではの参拝方法を地元の人に聞きながら実践。昼食にはタイ北部で親しまれているカレーラーメン「カオソーイ」を堪能。辛さがありつつも麺好きな今井は舌鼓を打つ。