「俺の美女化が止まらない!?」楽駆の女装第一印象は？「男っぽさが拭えず少し申し訳なくて…」2023/04/12

　テレビ東京にて放送中の「俺の美女化が止まらない!?」。愛染マナさんの同名漫画を原作に、赤面症の男の子が女装と出合い、心身ともに成長していく物語です。

　今回TVガイドwebでは、斉藤晴臣役の主演・楽駆さんにお話を伺いました。

――本作のお話をいただいた時の率直な感想を教えてください。

「とにかくうれしかったです。オーディションだったのですが、まず主演を選ぶオーディションだと思っていなくて受けていたんです。だから主演のお話を伺った時はとてもうれしかったですね。女装をする役ということで奇麗になれるか不安もありましたが、未知の部分ということで楽しみでもありました」

――台本を読んでみて晴臣の印象はいかがでしたか？

「晴臣はとても優しいですよね。あれだけのトラウマを抱えながら生きてきて、相手への優しさを忘れないって難しいことだと思うんです。けれどプライドも持っていて、なかなか自分の殻をうまく破れないんです。そんな自分を変えたくて東京に行くという行動を取れるところがすてきな人だなと思います」

――晴臣と似ている点はありますか？

「晴臣は一つのことに結構、一喜一憂するんです。そういったところは似ているなと思います。僕も物事を素直に言ってしまってから、言わなきゃよかったなととても落ち込んだりするので…。晴臣がどん底まで落ち込めるのは女装カフェ&バー・スピカドールの皆さんが優しいからだと思うんです。晴臣は環境に恵まれていると思いますね」

――初めて女装した自分を見た時の感想を教えてください。

「最初、ドレスみたいな服を着せていただいたんです。お化粧もしていただいたんですが、まだなんか男っぽいなって思って少し申し訳なく感じてしまいました。けれどその後、お尻などにパットを入れたら体のラインができて急に女性らしく見えて、『おー！』って（笑）」

――撮影で大変だったことはどんなことですか？

「最初はまだ女装をして日が浅いので、所作が男なのと動きが小さいんです。晴臣自身に自信がないからですね。でも後半になってくると、晴臣に自信ができてとっさに動けたりするようになるのですが、女装をしている時は所作が女性的なんです。今ハル（女装をしている晴臣）なのか、普段の晴臣なのか。物語がどれくらい進行しているのかによって、晴臣のその時に取る行動が全く異なってくるので、頭を切り替えて撮影に臨むのが難しかったです」

　お話を伺ってますますドラマが楽しみになりました。本日4月12日放送の第2話では、女装カフェ＆バー・スピカドールで働くことになった晴臣が恋々乃（阪本奨悟）と女装用の服を買いに出かけることに。恋々乃からシミラールックがしたいとお願いされた晴臣は、まだ女装に抵抗があり断ってしまい…。ぜひご覧ください！

【番組情報】

「俺の美女化が止まらない!?」
テレビ東京
水曜　深夜3：20～3：50

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取材・文／テレビ東京担当　N.S　撮影／蓮尾美智子