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「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」2022/12/10

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

――反目するキャラクターですが、ご自身がロースクールに通っているとしたらどちらの先生から学びたいですか。

北川 「(間髪入れず)藍井先生!」

山田 「絶対嫌っすよ、俺は!」

北川 「うそー! 自分が学生の立場だったら、絶対藍井先生のクラスを取ります!」

山田 「ほんとですか?」

北川 「絶対成績上がるじゃないですか、藍井先生の言っていることだけしてれば。だって、司法試験に受からないとその先ないんですよ!」

山田 「…確かに」

一同 「(笑)」

北川 「多分、私の授業では司法試験には受からないなって思うし…(笑)」

山田 「いやいや、柊木先生が来てからこのロースクールが変わっていくっていうお話ですから!」

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

北川 「(笑)。でも、本当に法曹三者の道を進んだ後、判例を覚えているだけじゃ乗り越えられない壁があるじゃないですか。いずれ必要なんでしょうけど、なった後にも勉強できる気がして。だからやっぱり藍井先生の下で学んで、とにかく司法試験に受かりたいというか(笑)。これだけ勉強しなさいって範囲を示してくれて、ある意味はっきり『お前はできてない』『できてる』って言ってくるのは私は優しさだと思っていて。一緒にお芝居していて、藍井先生が頭おかしいとか思わないんです。この人も多分こういうふうになるきっかけがあって、法曹三者を目指すということは孤独で、自分との戦いになるからなれ合ってても仕方がないんだぞということを、早いうちから教えてくれているような感じなんですよね。だから、藍井先生派です!」

山田 「僕は完全に柊木先生です」

北川 「うそー! (司法試験)落ちちゃうかもしれないよ(笑)」

山田 「いやいや、分かんないですよ! 僕は、自分で気づいていくタイプなんです。きっかけをもらって『こうなのかな』って。自分で意欲が湧かないと全くやる気が出ないタイプ。その意欲を湧かせてくれるというか、成績が悪かろうと諦めに入らないところというか…。俺はほんと、こんなやついたら嫌だと思いながらやってるので(笑)」

北川 「ほんと?(笑)」

山田 「ハートって大事じゃないですか。学校でも職場でも。心ってものすごく大事だと思うんです。それを温かく拾い上げてくれる方が僕は好きなので…僕は柊木先生! だって、合格するかしないかって自分の責任ですもん。柊木先生のせいだとか、藍井先生のせいだとかじゃないっていうか。結果、自分の努力だから。…っていうところは藍井先生なのか(笑)」

一同 「(笑)」

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

――それぞれ柊木先生、藍井先生から学んで司法試験に受かったと仮定して、法曹三者(裁判官、弁護士、検察官)のうち、どの道に進みたいでしょうか。

山田 「僕は弁護士です。僕は、有罪・無罪を決められないですよ。だって、その人にしか知らない事実と真実があって。もしかしたら、いろんな事情があるかもしれないから、そういう人を弁護できるような人になれればなって。自分に対してうそをついているかもしれないっていう疑いの目ももちろん持ちつつ、人が、本当の意味で救われる弁護ができるような…って、簡単に言ってますけど、ものすごく難しいことですよね(笑)」

北川 「どれもなれないけど(笑)、なりたいのは検察かなあ。結構大きな刑事事件に関わったりすると思うんですけど、ひるまないで強く事件と向き合っているところもすごく格好いいと思いますし…完全に『HERO』(2001年、14年/同系)の影響もあるんですけど(笑)、(木村拓哉演じる)久利生(公平)検事って格好よかったじゃないですか! そういうイメージもありつつ、凶悪なものに対して立ち向かっていくというか。何かを裁いたり、正しい正しくないという判断する時に、いろんな方向から照らしていくことが大切なんだなって、今回この作品を通して思ったので。それは法曹三者どれも変わらないと思うんですけど、その中でも関心があるというか、興味があるのは検察です」

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

――今作は効率もテーマの一つかと思いますが、「こういうところに効率を求めてしまう」と思うところは?

山田 「(アクリル板越しで聞き取りにくかったようで…)生きてるだけで、なぜお金を払わなきゃいけないのかが分からない」

北川 「あはは」

山田 「(笑)、生きてるだけなのにっていう」

北川 「うんうん」

山田 「…これは、あんまり書きづらいですよね(笑)。そこは法律…」

――あ! “効率”です!

北川・山田 「効率!?」

北川 「あー! (山田に向かって)効率がいいとか悪いの、効率だって!」

山田 「効率! 俺は今、何の発表をしたんだ(笑)」

一同 「(笑)」

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

北川 「私は結構、効率のことしか考えないで生きてきたから、そこを直そうと思って今やっているところなんです。効率が悪いからって最初から省いちゃうところがあって。子どもができたのも大きいのかなと思うんですけど、汚れるし大変かもしれないけど、子どもに一からやらせてみようとか、1回で食べてくれた方が食器洗い1回なんだけどな…とか、そういうことも考えずに、今おなかが空いていないんだったら、時間を空けてもう1回試そうかなとか。子どもがいると効率よく動けないんだなと思うことがすごく増えました。子どもを持つ前と持った後とでは、効率に対する価値観が変わった気がします。とにかく効率がいいことがいい!と思って、10代、20代は生きてきたけど(笑)、最近は効率がよくなくてもいいかなと思うようになりました」

山田 「多くの人が関わる場合は、効率より協調性だと思っているから気にならないんですけど、自分だけの予定は、ものすごく効率人間。これ無駄だな、この時間無駄だな、これ同じ日にならないかなとか考えちゃいます。例えば、その日1日空いていて、夕方にご飯の約束とかがあったとしたら、その間の時間が無駄で1日休みにしちゃいたいから、そのご飯行かないとか」

北川 「逆に行かない?」

山田 「はい。だいたい誘ってくれるのは仲いい人たちなので断ったりします。自分の予定だけの時は整体行って酵素風呂行って…って組み立てます」

北川 「動く日は動くんだ」

山田 「そういう日にするんです」

北川 「なるほどな。動くなら動くできっちりはめ込んでいくんだね」

山田 「昨日お肉ばっかり食べたから、今日はもうこれしか食べないとか」

北川 「…!? 極端!」

山田 「(笑)、栄養素がこっちが足りていないはずだからとか。…すごい面倒くさいと思いますよ(笑)」

北川 「1週間単位とかじゃないんだ。昨日肉だから、今日野菜とか?」

山田 「ここ最近の…って考えつつですかね」

北川 「あー、それは同じかも!」

 絶妙な掛け合いを見せた北川さんと山田さん。反目するキャラクターを演じる2人が織りなすリーガル青春群像劇の放送はもう少し先だが、ぜひ楽しみにしていてほしい。今後、さまざまなキャスト陣のインタビューをお届けする予定! そちらもお楽しみに!

【番組情報】

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」北川景子、山田裕貴との共演に歓喜! 「いつかご一緒したいと思っていた。名前が挙がった時はうれしかった!」

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」
2023年1スタート
フジテレビ系
月曜 午後9:00~9:54 

フジテレビ担当/Y・O

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