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「女神の教室」南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花が法曹界を目指すロースクール生役2022/11/14

「女神の教室」南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花が法曹界を目指すロースクール生役

 フジテレビ系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9:00、開始日未定)で、法曹界を目指すロースクール生役を演じるキャストが発表。南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花が出演することが分かった。

 「女神の教室~リーガル青春白書~」は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作。柊木が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。また、東大法学部在学中に司法試験をパスした天才で、青南大学法科大学院の研究家教員にして、法律の判例オタクという変わり者・藍井仁を山田裕貴が演じる。

 南が演じるのは、他人にも自分にも厳しい性格のしっかり者・照井雪乃。検事を目指す照井は、ほかの学生ともドライに接し、距離を置いている。合理的な藍井の授業に比べ、効率の悪い授業を展開する柊木に対して、強く反発する照井だが、過去のある出来事から、凝り固まった正義感を持っているキャラクターだ。

 南は「素直にうれしかったです。フジテレビの連続ドラマ出演は初めてになり、それが『月9』ということなので、ドラマをご覧くださる方にはすてきな作品だと思っていただけるように、誠心誠意、お芝居に向き合っていきたいです。今作はオリジナル作品になるので、監督やスタッフ、キャストの皆さんと、現場で雪乃という人物像を丁寧に作っていけたらなと思います」とコメント。

 高橋が扮(ふん)するのは、コミュニケーション能力が高く、学生たちのリーダー的な存在の真中信太郎。「弱者を救う弁護士になりたい」と理想を掲げ、成績下位の学生たちにも手を差し伸べる優しい振る舞いを見せるが、実は司法試験に受かるか、本当に弁護士になれるのか、内心焦りを抱えている。また、教員たちの前では“いい子ちゃん”の顔を見せる一方で、裏では何を考えているのか分からない、暗い一面もある。

 「僕が小さかった頃から、『月9』は特別だというイメージがありました」と話す高橋は、「このお仕事を始めてからは、いつか出演させていただきたいと思っていましたし、いつか『月9』の世界に入りたいと思っていたので、こうして僕の新境地でもある大学生役で出演させていただけるのは、すごくうれしいです。中学生の僕に『21歳で月9出るぞ!』と教えてあげたいです」と喜んでいる。

 また、とにかくおしゃべりなお調子者・桐矢純平役を務めるのが、前田旺志郎。成績も下位で、周りの学生にはおどけた態度で接しているが、真中たちのような成績上位者組には卑屈になってしまい、照井とは特に話せない。その心の中には「ずっと下に見られて生きてきた」という寂しさを隠している。

 前田旺志郎は「今までドラマなどで、弁護士や判事などの役を役者さんたちが演じられているのを見ていて、“すごいなぁ、こんなにいっぱいしゃべって”と思っていましたが、まさか自分がやることになると思っていなかったです。“大変や!”って感じますけど、楽しく頑張りたいです」と意気込む。

 前田拳太郎は、一匹狼の学生・水沢拓磨を演じる。裕福な家庭に育ったロースクール生が多い中、貧乏で母子家庭で育ち、返済すべき奨学金も抱えているという、全く異なる環境で育ってきた学生だ。警備員のアルバイトをしていて、ほかの学生との経済的境遇の違いに傷つけられることも。そんな水沢は、周りと距離を取る一方、弁護士になって家族を助けたいという思いを、胸の内に抱えている。

 「連続ドラマは『仮面ライダー』シリーズ(2021年『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)に出演していて、(本作が)その次の出演作品になります。それが、まさかの『月9』ということで、驚きました。やはり、以前から憧れていた枠なのでうれしかったです」と念願かなった様子の前田拳太郎。加えて、「『月9』は小さい頃に『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(09年)が大好きで、録画して繰り返し見ていたので、主演が北川(景子)さんと伺って、さらにうれしくなりました」と北川との共演に感激している。

 そして、河村が演じるのは、自分の可能性を諦め、怠惰な学生生活を送っている天野向日葵。著名なビジネスローヤーである父を持ち、半ば強制的に弁護士の道を歩まされてきた天野は、「受からなくてもいい」という気持ちでローの日々を過ごしている。

 河村は「『月9』は私が小学生の時から、放送翌日の朝は友達と“昨日の『月9』見た?”とよく話していたので、その時の自分に“出演することになったよ”って教えてあげたいです。本当にそのぐらいうれしいです。たぶん、その頃の私に話したら、みんなが見ているドラマ枠なのでびっくりすると思います(笑)」と期待に胸を膨らませている。


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