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「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言2021/07/28

「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言

 テレビ朝日系では9月5日から、令和「仮面ライダー」3作目であり、仮面ライダー生誕50周年記念作品となる「仮面ライダーリバイス」(日曜午前9:00)がスタート。本作の制作発表記者会見が生配信で開催された。主人公・五十嵐一輝/仮面ライダーリバイを演じる新鋭・前田拳太郎、相棒の悪魔・バイス/仮面ライダーバイスの“声”を演じる声優・木村昴をはじめ、日向亘、井本彩花、濱尾ノリタカ、映美くらら、戸次重幸らが出席し、それぞれの意気込みや見どころなどを語った。

「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言

 本作の主人公は“悪魔と契約する仮面ライダー”、敵は「デッドマンズ」とよばれる悪魔崇拝組織。デッドマンズは「バイスタンプ」という不思議なスタンプを利用し、人間の内に潜む悪魔を実体化させて「デッドマン」とよばれる怪物を生み出す。デッドマンの魔の手から大切な家族を守るため、五十嵐一輝は内に宿る悪魔・バイスと契約。一輝は、仮面ライダーリバイに変身し、悪魔のバイスは仮面ライダーバイスに変身。“ヒーローと悪魔が相棒を組む”という、いまだかつてない“1人で2人”の最強コンビの仮面ライダーが誕生する。

「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言

 そんな“世にも奇妙なバディライダー”はアクロバティックでトリッキーなアクションを見せるばかりか、合体して超必殺技も繰り出す。また、新時代の象徴ともいうべき「ホバーバイク」が登場するのも話題となっている。

 会見の冒頭、本編の舞台である銭湯・しあわせ湯に木村や濱尾が客としてやって来るというオリジナルミニドラマが繰り広げられたほか、仮面ライダーバイスが会見中、気まぐれに会場内を歩きまわるという驚きの演出などで大いに盛り上げた。

 本作が連続ドラマ初出演となる前田は、制作発表に出席するのも生配信に登場するのも今回が初体験だったため、最初は緊張気味だったが、相棒の“声”を務める木村らキャストたちと和気あいあいと会話を交わすうち、徐々に自然な笑顔を見せ始めた。

「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言

 前田は、出演が決まった時の気持ちについて「『事務所で打ち合わせをする』という連絡が来たので、『怒られるのかな…』と思ってドキドキしながら行ったら、マネジャーさんがスマートフォンで撮影しながら会議室に入ってきて…。『「仮面ライダー」に出演が決まりました』と言われたのですが、頭が真っ白になってしまって、何一つリアクションが取れませんでした。撮れ高のない動画になってしまって申し訳なかったです(笑)。『仮面ライダー』も『スーパー戦隊』も大好きだったので、小さな頃の夢と、俳優として仮面ライダーになりたいという夢を同時にかなえることができて、とてもうれしいです」とあらためて喜びをかみ締めた。

 また、オーディションで印象に残っていることについて「ガチガチでしたね…。でも、濱尾さんが話しかけてくださったんですよ。2人とも最終オーディションまで残ることができましたし、こうして一緒に出演することができて本当にうれしいです」と振り返り、「キャストの皆さんもそうだと思うのですが、『仮面ライダーになりたい』という夢を歴代の先輩たちからもらってきたので、今度は自分たちがみんなに夢を与えられたらいいなと思っています。なので、『仮面ライダーリバイス』は、人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたいです。相棒のバイスとのコンビネーションや掛け合いも見どころだと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と力を込めた。

 木村も「めちゃめちゃ喜びました。最初にお話をいただいた時は、“主演”とうかがったので『え? 主演? 私、声優なのですが、どういうこと?」とびっくりしました(笑)。でもいろいろお話を聞いていくうちに、今回の『仮面ライダー』、超面白そうじゃん!』と思って、ワクワクしたのを覚えています」とオファーが来た際の驚きを明かした。

 そして、前田の印象を「初めて会った日の前田くんはガチガチでした(笑)。今後1年間一緒にやっていくので、いろいろとお話をしていたのですが、とにかく真面目! “真面目”を辞書で引いたら“前田”と出てくるんじゃないかというくらい真面目です。何事にも果敢に挑戦している前田くんの姿に胸を打たれ、声優という仕事をゼロから見つめ直すきっかけをもらった気がします。僕ら、ベストパートナーです!」と、前田との“バディ感”を強調した。

 また、主題歌「liveDevil」をDa-iCEとスペシャルコラボで担当することも発表され、「こうして『仮面ライダー』に出演させていただけるだけでもとてもうれしいのに、主題歌までやらせていただけるなんてもう…『なんでー!?』という気持ちです。本当に光栄な気持ちでいっぱいですし、皆さんにもこの『仮面ライダーリバイス』を主題歌から楽しんでいただけたらなと思いますので、精いっぱいやらせていただきます。Da-iCEさんはめちゃめちゃかっこいいので、『仮面ライダーリバイス』にぴったりです! 期待してください」と喜びとともにアピールしている。

 主人公の弟・五十嵐大二役の日向は「劇中では、お兄ちゃんのおせっかいなところを煙たがっていますが、根は大好きなんです。実際の僕とケンちゃん(前田)は四つ年が離れているのですが、結構2人のシーンが多くて、慣れない環境の中、2人で励まし合いながら一緒に頑張っています。本当の兄弟のように接してくれて、背中で引っ張ってくれるようなお兄ちゃんですね」と前田を絶賛。

 加えて「結論から言いますと…変身します! いつ頃になるかとか、どういう状況でというのは、まだ言えないんですけど、いずれお兄ちゃんと一緒に戦う日がくるのかなと思っています。楽しみにしていただければうれしいですね!」と注目ポイントをほのめかせた。

 主人公の妹・五十嵐さくら役の井本は「さくらは3兄妹の末っ子で空手をやっていて、兄妹の中でも一番身体能力が優れています。優しい性格ではあるんですけど、思春期の年頃ということもありクールな一面も見せるので、そういうところも見ていただけたなと思います」と役柄に触れ、「お兄ちゃんたちとの撮影が多く、いつも一緒にいるのですが、本当に雰囲気がよくて安心して演技ができます。戸次さんや映美さんも含め、家族と休憩時間などにいろいろなお話ができるので、とても楽しみながら撮影をしています。本当の家族みたいだなと思います」と和気あいあいとした現場の雰囲気を伝えた。

 ジョージ・狩崎役の濱尾は「ジョージ・狩崎は悪魔崇拝組織・デッドマンズに対抗する政府特務機関・フェニックスお抱えの天才研究者で、仮面ライダーリバイスが使う変身ドライバーの開発者でもある天才博士なのですが、仮面ライダーのことになると、どうしても興奮してしまう役でもあります」と役柄を説明。

 自身と仮面ライダーにまつわるエピソードについて「『仮面ライダー』ワールドは奥が深く、ファンの方々もたくさんいらっしゃるので、僕ごときが『ファンです』と名乗るのもおこがましいですが、その中でも僕の父はだいぶコアなくらいのファンなんです。だから、ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)、僕は幼稚園に入るくらいまで、父親にずっと“クウガ坊や”と呼ばれてて…。その『仮面ライダークウガ』を撮っていた監督さんにも、今回の撮影現場でお会いさせてもらって、興奮しちゃって! 最高の現場です。幸せです!」と熱く語った。

 主人公の母・五十嵐幸実役の映美は「口癖は『人間、どんなことがあっても、熱いお風呂に入っていれば復活できるのよ』。その言葉どおり、家族とお風呂が大好きな、あったかいお母さんです。今回は家族がテーマの一つだと聞いています。子どもたちもヒーロー、ヒロインですけど、お父さんもヒーロー、お母さんもヒロインの気持ちで1年間、頑張りたいと思います!」とコメント。

 主人公の父・五十嵐元太役の戸次は「上の子どもがそろそろ5歳になるところで、ようやく『仮面ライダー』が分かる年齢になってきたのですが、そのタイミングでお仕事をいただけたことが、すごくうれしいですね!」と喜び、本作の出演にあたって「願いといえば、一つですよ! そりゃあ変身したいですよ! いつの日かプロデューサーがササッと僕の横に来て『変身できますよ』って言ってくれる日を、ちょっと楽しみに待っています(笑)」と自身の変身シーンにも期待した。

「仮面ライダーリバイス」 制作発表会見が開催。主演・前田拳太郎が「人に夢を与えられる『仮面ライダー』にしていきたい」と宣言

 悪魔崇拝組織デッドマンズの党首・アギレラ役の浅倉唯は「アギレラは悪魔崇拝組織・デッドマンズの党首で、政府の特務機関・フェニックスの壊滅をもくろんでいます。冷酷ですが、おちゃめな一面もある表情豊かなキャラクターですので、ぜひ注目していただけたらうれしいです!」と役どころを伝え、衣装について「細かい調整をたくさんしていただき、本当に唯一無二の衣装だなって思っています。何よりスタッフの方が愛情を持って作ってくださったことを感じているので、アギレラ役を精いっぱい演じ切ることで、恩返しができたらいいなと思っています」と感謝し、意気込みを語った。

 デットマンズの幹部・オルテカ役の関隼汰は「普段はいけにえにふさわしい人間を探しています。これから一輝たちの前にどのように立ちはだかるのか、そしてオルテカ自身、過去にどのようなことがあり、このようなことをしているかなど楽しみに見ていただけるとうれしいです」と述べ、アギレラのボディーガード・フリオ役の八条院蔵人は「フリオは熱血なところがあり、オルテカが理性的な性格だったら、フリオは本能的に体が動いてしまうところがあります。客観的に見ると自分に似ているところがあると思っていて、魅力的なキャラクターになっています」と自信を見せた。

 また、木村と共に主題歌を担当するDa-iCEは「このたび、僕たちDa-iCEが『仮面ライダーリバイス』の主題歌を務めさせていただくことになりました。僕ら自身もとてもうれしく思っていますし、これからの放送が楽しみです。木村昴さんはラップがめちゃくちゃうまいので、ラップパートでジョインしていただく可能性が高いですが、僕らなりにカッコイイ楽曲を用意しておりますので、ぜひ皆さん、楽しみにしていてください」とVTRでメッセージを寄せた。


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