Feature 特集

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー2022/07/03

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

 日本テレビ系の情報番組「ZIP!」(月~金曜午前5:50)で、毎日午前7:30ごろ放送中の英語コーナー「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」。語学に堪能なパンダ・星星(せいせい)と5人組ボーカルダンスユニット・M!LKの曽野舜太さんがタッグを組み、全国の高校で実際に使える英語のレッスンをしていきます。

 同コーナーは「星星のベラベラENGLISH」が今年4月にリニューアルしたもので、星星と曽野さんの絶妙なコンビネーションが、コーナーを盛り上げます。「学校の生徒たちとすぐ打ち解けられる」と語るほど、コーナー内で高い英語力とコミュニケーション能力を発揮する曽野さんに、星星とのロケの様子や朝の顔としての意気込みなどを聞きました。今回は東京・神田でのロケ後にインタビューを実施し、胸がときめくロケでの出来事についても語っていただきました。

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――コーナーを担当されてから2カ月がたちましたが、これまでのロケの手応えと周囲の反応はいかがですか?

「手応えから話すと、最初に星星とロケをした時より息が合ってきたと感じます。星星の相棒を決めるオーディションの時も、実際にロケをしている時を想像して、星星と掛け合いをする…というテストがありました。オーディションでも、うまく星星とコミュニケーションを取れていたのですが、今考えると、やはりまだ仲良くなれていない部分はあったと感じます。でも、ロケを重ねるにつれて、星星がしたいことや考えが分かってくるようになりました」

――言わなくても通じるような関係になってきたということですね。

「そうなんです! 星星がやりたいことや疲れているなど体の調子までもが分かってくるようになり、言葉を交わさずとも通じ合えるようになりました。僕は星星の相棒ですけど、兄弟に近いような存在になってきていると思います」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――星星とはカメラが回っていないところで、どんな会話をしていますか?

「カメラが回っていないところでも星星とコミュニケーションを取っていて、今日は星星の膝の上で寝ていました(笑)。あのふわふわな膝の上で寝て、毛もついて髪のセットも崩れてしまったので、メークさんに大変な思いをさせてしまいましたが、いつも一緒にいますね。横にいるだけで星星には、癒やされます」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――今日のロケはどうでしたか?

「東京・神田の女子高へ行ったのですが、歓声がすごかったです(笑)。黄色い歓声を浴びながら、撮影に臨みました。僕や星星が生徒さんたちとすれ違った瞬間、『きゃー』と言って、手も振ってくれまして。みんな僕のコーナーを見てくれているのだなぁと感じながらロケをしました」

――そのロケで星星がプレゼントをもらったと伺いましたが…。

「そうなんですよ! 星星にラブレターを持ってきてくれた生徒の方がいて。最初は僕にくれるものだと思っていたのですが、手紙を開いたら星星をかたどった折り紙が添えてあって、『星星、大好きだよ』と書いてあったので、『あ! 自分宛てのじゃない!』と気付きました(笑)。手紙からは本当に愛を感じましたね」

――ラブレターをもらった星星の反応は、どうでしたか?

「星星は腕を組んで、『どうだ!』という感じで誇らしげに自慢してきました(笑)」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――2年前までは曽野さんも高校生でしたが、ご自身の高校生活での経験などはロケに生かされていますか?

「訪れる高校の生徒さんたちと年齢が近いので、会話のリズムにはすぐついていけますね。ロケでは自分が高校生に戻ったような気持ちになれますので、とても楽しい時間を過ごせています」

――曽野さんの高校生活はどのような感じだったかお伺いしたいです。

「僕は仕事で高校に通えない時もあったので、『普通の高校生活を大事にしよう!』と思っていました。マネジャーさんからも『高校生活は短いから大切にすべき』と高校1年生の時から教えていただいていたので、お弁当を食べる時間も大切にして存分に楽しもうと意識していました。毎日楽しんでいたので、高校生活は濃密でしたね。高校生に戻りたいって思います(笑)。もう一度、高校生活を過ごしたいと思えるくらい、とてもすてきな時間でした」

――高校の友人たちも曽野さんの活躍を見ていますか?

「高校時代の友人とは今でも連絡を取り合っていますし、大学受験の期間にお世話になった先生が今でも僕を気にかけてくださり、3週間に一度は連絡をいただいています。『今日も星星とのコーナーを見たぞ、お前頑張っているんだな。俺もお前みたいに頑張るわ』とメッセージをいただき、すごくうれしかったです」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――ロケをしていると、自分の高校生活の思い出がよみがえってきますか?

「よみがえりますね。先日、愛媛にある高校を訪れた時に、生徒さんたちがパンなどを買いに購買部に走っていたんです。それを見て、懐かしいなぁって(笑)。僕が通っていた高校にも購買部があって、授業が終わった瞬間にみんなでダッシュしていました。その瞬間を思い出しましたね」

――ロケを通じて、高校生活をもう一度経験しているようですね。

「そうです。とてもぜいたくなロケだと感じています」

――これまでのロケで一番印象に残っていることを教えてください。

「初めてのロケは静岡県浜松市にある高校だったのですが、ロケ先の生徒の皆さんは僕を見て、どんな反応をするのだろうと最初は不安でした。でも、僕たちが到着した瞬間に、生徒全員が校舎のベランダに出て、手を振ってくれました。もう青春の1ページ!という感じで。『星星だ! 舜太くんだ!』と声を掛けながら歓迎してくれたのは、今でも鮮明に覚えています。皆さんが喜んでくれるのを感じ、それが自分の活力になっています」

――そんなに歓迎されたら、感動しますね。

「そうですね、小さな声で『格好いい』とか聞こえる時もあって(笑)。そういうのが聞こえてしまうと心からうれしいです」

――生徒さんたちと打ち解けるのは得意ですか?

「はい。得意です。会話はとても盛り上がります。もともと人と話すのが好きですし、ダンスボーカルユニット・M!LKとして活動しているため、ファンの方など年齢が近い人と接することが多いことも影響していると思います。ロケの時間は限られているので、生徒さんたちと話が盛り上がっても途中で切り上げないといけない時もあり、もっと話したいと思うことが多いです」

――生徒の方たちから最近のトレンドなどを教えてもらうこともありますか?

「先日、ロケ先の生徒さんたちから『ギャルピース』が流行していると聞きました。通常のピースサインをひっくり返して、前に突き出すポーズなのですが、このようなトレンドを知ることができますね。流行を発信する女子高生から話を聞けるのは貴重です」

――コーナーを担当する際「ご当地グルメを味わいたい」とお話しされていましたが、実践されていますか?

「実は…しています! 愛媛を訪れた際に、鯛めしをいただきました。ご飯の上にタイの切り身を乗せて、卵と特性のつゆをかけて食べるのですが、身がぷりぷりしていて、ロケ中に2回食べました。本当においしくて、何度もリピートしたくなる味です」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――星星の相棒に就任される前から英語がお好きだとお聞きしましたが、好きになるきっかけは何でしたか?

「子どもの時にサッカーを習っていて、韓国などに遠征に行った経験が影響していると思います。言語が違う相手でも英語を使ったらコミュニケーションが取れました。それまで海外の人と感情は共有できないと思っていましたが、英語を使えば、お互いの感情を理解することが可能なんだと分かった時は感動しました。撮影で香港を訪れ時も、テストではなくコミュニケーションのツールとしての英語に魅力を感じて…。そういう経験が英語を好きになったポイントだと思います」

――曽野さんの英語の勉強法について教えてください。

「僕はいろいろな方の勉強法を試して、自分に合っているものを探す…というスタイルです。今は英語ネーティブの友人にさまざまな表現について質問したり、オンライン英会話で好きなことを話しながら知識をつけたりしています。でも勉強という感じではなく、楽しみながら身に付けています。星星のコーナーのように実際に会話で使える英語を意識しています!」

――将来は英語を生かして、どのような仕事に挑戦していきたいですか?

「まずは、ハワイなどでロケをしたいです。『ベラベラEnglish in ハワイ』に挑戦して、これまで星星と学んだ英語がネーティブに通じるか試したいです。ヨーロッパの方にも行きたいです。M!LKとしても、海外進出をしたいとメンバーで話しています。日本の歌の英語版などを海外で披露して、海外の人たちを盛り上げたいです」

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

――朝の顔ということで、今後どのようにコーナーを盛り上げていきますか?

「変に格好つけずに自分らしくいこうと決めています。オーディションでは自分が持っている資質がいいと評価されたわけですので、変に自分を飾らないでロケに臨もうと思っています。初のロケを控えていた時に、同じM!LKのメンバーの佐野勇斗くんにアドバイスを求めたところ『舜太らしく。変に格好つけずに、自信を持ってチャレンジして』と言ってくれて。それから自分らしく堂々とロケに向かうことができました」

――最後に今後の意気込みをお願い致します。

「このコーナーを多くの方に知っていただいてうれしく思います。他の現場でも僕の名前は舜太ですが、『星星!』と声を掛けていただくこともあります(笑)。もっと日常で使える英語を広めて、僕と星星のコンビネーションを見せながら、『ZIP!』の代名詞となるコーナーにしていきたいです!」

――ありがとうございました!

 インタビュー中も写真の撮影時も、ロケの後にもかかわらず終始笑顔で取材に対応していただきました。ロケで出会った方たちや出来事を語っている様子から、英語やロケを心から楽しんでいることが伝わりました。これから放送を重ねるごとに、愛らしい星星との“バディ感”がどうなっていくのかが楽しみです。「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」、今後の放送もお見逃しなく!

「自分が高校生に戻ったような気持ちになれる」――「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」新相棒・曽野舜太インタビュー

【プロフィール】

曽野舜太(そのしゅんた)
2002年5月3日生まれ。三重県出身。21年11月「Ribbon」で、5人組ダンスボーカルユニット・M!LKとしてメジャーデビュー。映画「鬼ガール‼」(20年)や舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」などに出演し、活躍の場を広げている。

【番組情報】

「ベラベラENGLISH 星星 the Teacher」
日本テレビ系
月~金曜 午前7:30ごろ
※「ZIP!」で放送

取材・文/W・O(日本テレビ担当) 撮影/蓮尾美智子



この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.