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岡山出身・甲本雅裕が「カムカムエヴリバディ」の父親像を語る2021/11/23

 現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)。雉真稔(松村北斗)が出征した2カ月後、安子(上白石萌音)は娘のるいを出産。一方、戦況はますます悪化し、岡山にも空襲が。安子の母・小しず(西田尚美)と祖母・ひさ(鷲尾真知子)は亡くなってしまいました。2人を防空壕(ごう)に誘導した父・金太(甲本雅裕)は憔悴(しょうすい)。この後、金太はどうなってしまうのか…。

 今回は、金太を演じる甲本雅裕さんのコメントを紹介します。SNSでは、岡山出身の甲本さんの“ネーティブ岡山弁”も話題。出演が決まった時の気持ちを「単純にうれしかったですね。“朝ドラ”への出演は、『カーネーション』(2011年度後期)以来だったので本当に喜びもひとしおでしたね。出身地の岡山が舞台ということについても、もちろん単純にうれしいです。ただ、演じる時にそこに気持ちを向けると少し違うのかなと思いますので、あくまで心の中で“うわぁ! 岡山だ!”という感じです(笑)」と喜びを明かします。

 役柄について「金太はとても職人肌の男です。でも、職人としての体裁を一生懸命整えようとしているものの、いろいろなことに揺らめいてしまいそうな部分があります。実は、もしかしたら不安や心配を抱えていて、“しっかりしろ!”と自分に叱咤(しった)激励しながら生きている気がしてきました」と分析。

 また、演じる上で「僕自身が体験して出来上がってきた“父親像”みたいなものもあると思います。やっぱり僕にとっておやじは一目置く人だったけれど、時には優しいと思えたり、なんでここで怒るんだろうと思ったり。お父さんってそういう感じじゃないですか(笑)。もしかしたらおやじはおやじで、実は自分の中でバランスを考えていたのかなって思うんですよね。僕のおやじは、ただ言い放って終わるような頑固なだけのタイプではなかったので、金太ももしかすると似たような部分があるのかなと思います。“父親像”といっても、おやじ1人しか知らないので、考えても分からないですよね。結果としておやじになっていればいいのかなって思います(笑)」と“父親像”について熟考した様子が伝わってきます。

 撮影現場の様子をお聞きすると「自然で楽しい雰囲気になっていました。もちろん初対面の方もいらっしゃるのでコミュニケーションの取り方への配慮はするんですが、ありがたいことに気がつけば自然と家族になっていたような気がします。恵まれているなと思います。ヒロインの上白石萌音ちゃんは佐賀局での作品、佐賀発・地域ドラマ『ガタの国から』(NHK BSプレミアム/2017年)で、ご一緒していましたので、その時に定食屋で一緒にご飯を食べたりしました。また共演できてうれしいです」とコメント。

 最後に「視聴者の方には、見たいように見ていただきたいです。皆さん頑張って見てください! 悪い意味でなく、ただテレビを付けて流し見するのではなく、しっかりと見てもらいたいです」と呼び掛け、「“朝ドラ”に出てくる戦争のエピソードって、だいたい中盤から後半にかけてが多いと思いますが、この作品ではいきなり初めの方に出てきます。だからこそ、この作品に呼んでいただけたことが幸せで、ワクワクしています。朝忙しくされている方が『これ、ちゃんと座って見ないとダメじゃん!』と言っている光景を想像して楽しみにしています。今回の作品は一つの連続テレビ小説で3世代も楽しめる要素があって、濃厚でいい意味でジェットコースターみたいな作品です。でも、とても分かりやすい内容なので、僕も台本を読んだ瞬間にスッと入ってきたくらいです。戦争を乗り越えた先を楽しみにしていただけたら、うれしいです」とアピールしました。

第4週あらすじ(11月22日~26日放送)

 学徒動員に応じて、稔(松村)と勇(村上虹郎)は出征。一方、安子(上白石)は娘のるいを授かります。しかし、戦況はますます悪化。空襲の被害を受けた岡山は、市内の大半が焼け野原になり、間もなくして終戦を迎えます。戦争で家族を失った安子は悲しみに暮れますが、父・金太(甲本)から和菓子作りを教わり、焼け跡で商いを開始。そんなある日、安子の元に訃報が届き…。

【番組情報】

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
NHK総合 月曜~土曜 午前8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 月曜~土曜 午前7:30~7:45ほか
※土曜は一週間の振り返り。

NHK担当 M・I

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