Feature 特集

「麒麟がくる」信長役の染谷将太が明かす、桶狭間の戦いの撮影エピソード2020/06/06

 5月31日放送(第20回)の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK総合ほか)では、駿河の今川義元(片岡愛之助)が領土拡大のため、再び尾張に侵攻してきました。「やれる手立てはすべて打つべし」と、今川軍で先鋒を務める松平元康(風間俊介)の母・於大(松本若菜)と伯父・水野信元(横田栄司)のもとへ向かう帰蝶(川口春奈)を見て、満足そうな顔をしていた織田信長(染谷将太)がかわいく見えたのは記者だけでしょうか? どことなく、足取りも弾んでいるように見えました。帰蝶の進言により今川軍に対抗すべく、準備万端で迎えた織田軍。そしてついに、桶狭間で戦いの火ぶたが切って落とされます。信長を演じる染谷さんはどんな思いで撮影に挑んだのか。染谷さんからのコメントが到着しました!

 6月7日放送(第21回)の見どころはなんといっても、桶狭間の戦い。2万以上の大軍を引き連れてくるとうわさの今川軍が、3000ほどの軍勢しかいない織田軍と剣を交えることに。勝ち目がないように見えるこの戦について「桶狭間の戦いは、長く対立してきた今川義元を自分の代で討ち取る、信長にとって、また一歩、“織田信長”に近づく戦いだと思っています。徐々に戦いに情勢が近づく中で、ある種の自分が育った家族を失った信長は悩みます。戦略はもちろんのこと、死や、帰蝶のこと。しかし、桶狭間という突破口を見いだした時、信長は自らが出向くことで、自分という存在を懸け、自らを試すようにすべてを捨てて出陣します」 と信長の心情に思いをはせる染谷さん。

 また、信長の人物像について「信長は『今川を討ち取ってみんなを喜ばせたい!』という思いで、そのためなら死ぬことも恐れません。そのピュアさが信長の強さでもありますが、同時に恐ろしさも感じました。戦に向かう興奮や、戦に生きる喜びと、信長のさまざまな感情が見え隠れする回になっていると思います」と語ります。戦場での信長の心の動きがどのように表現されているのか、ますます楽しみになってきます。

 さらに、撮影エピソードも。「桶狭間の戦いのシーンは、非常に過酷でした。雨上がりで土はぬかるみ、まともに立てない環境の中で必死に戦いました。キレキレな立ち回りにはなっていないと思いますが、1人の人間が命を懸け、ただ必死に戦う人間臭さを意識して演じました。一人一人の覚悟が丁寧に描かれた桶狭間の戦いになっていると思います。 戦いの後、明智光秀(長谷川博己)と信長が何を話すのかにも注目してご覧いただきたいです」と明かしました。

 第21回では、今川から元康を離反させる工作は失敗に終わった信長ですが、そこでめげる武将ではありません。父・信秀(高橋克典)の教えを思い出し、今川が本当にうわさされるような2万もの大軍であることを疑って、前線へ出陣します。策を講じた信長は、局地戦を展開して義元が自ら率いる本隊から徐々に兵を引き離す作戦を決行。一方、三河勢を駒のように扱う今川方に次第に嫌気がさし始め、織田軍の迎撃に加わることを拒否する元康。そして暴風雨の中、桶狭間山での立ち往生を余儀なくされた今川本隊に、織田の軍勢が襲いかかるのです。本作の見せ場の一つといっても過言ではない、桶狭間の戦いは必見です!

【番組情報】

大河ドラマ「麒麟がくる」 
NHK総合 日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BS4K 日曜 午前9:00~9:45ほか
NHK BSプレミアム 日曜 午後6:00~6:45

NHK担当 K・H

この記事をシェアする




Copyright © Internet TV Guide. All rights reserved.