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大原櫻子が語る“人を信じるということ”。ドラマParavi「つまり好きって言いたいんだけど、」に主演2021/10/13

大原櫻子が語る“人を信じるということ”。ドラマParavi「つまり好きって言いたいんだけど、」に主演

 テレビ東京系で放送中のドラマParavi「つまり好きって言いたいんだけど、」。本作は、円城寺マキ氏の同名漫画を原作に、うそをつかれることが大嫌いな冴島千歳(大原櫻子)と、うそつきな新人俳優・藤代瀬那(櫻井海音)が織りなすラブコメディーです。第1話では、千歳がうそにまつわることがきっかけで職を失い、瀬那のマネジャーになることに。けれど瀬那は、千歳の大嫌いなうそつきで…!?

 そんなピュアな千歳を演じる大原櫻子さんに直撃取材し、ドラマについてお話を伺いました。

――初めて台本を読んだ時の印象を教えください。

「原作漫画とは少しお話が違っていたのですが、オリジナリティーあふれる脚本だなと思いました。原作漫画とはまた違った設定の“冴島千歳”を演じられることが楽しみでしたね。千歳は原作だとテキパキしてい格好いい女性のイメージだったのですが、ドラマだとちょっと鈍くさくてかわいい女の子で(笑)。千歳がとてもピュアで真っすぐな女の子だと、とてもよく伝わってきました」

――ご自身と千歳が似ている部分などありますか?

「実は私も冗談でうそをつかれてしまうことが多いんです。うそをつかれた時の反応を見たくなるような性格なのかもしれないですね(笑)。あとは、私も一生懸命だからこそ空回ったりしてしまうことが多くて、似ているなと思いましたね。簡単ではないのですが、千歳の思考が理解できるので、とても演じやすいです」

大原櫻子が語る“人を信じるということ”。ドラマParavi「つまり好きって言いたいんだけど、」に主演

――千歳の相手、瀬那の印象はいかがですか?

「客観的にはとてもかわいいと思いますね(笑)。というのも、好きな人に格好つけたいという意識や、ツンツンしているところがかわいい人だなって。でも、うそをつかれる身としては、『いい加減にしてほしいな』って気持ちもあったりします(笑)。千歳と瀬那の関係のいい点は“お互い気取っていないところ”だと思うんです。千歳からすると、『瀬那が嫌い!』っていうマイナスの感情から関係が始まっているので、これ以上マイナスにならないじゃないですか。だから変に気持ちを隠さなくてよくて、オープンでいられるというか…。そういう関係が『いいな』って思いますね」

――現場の雰囲気はいかがですか?

「めっっっちゃくちゃいいです(笑)。“めっっっちゃ”と小さい“つ”がいっぱい入るくらい、とても現場の空気が良くて。皆さんとてもいい方で、ピリピリしたりすることがあまりなくて過ごしやすいですね。和やかですが、とても引き締まっている雰囲気です。櫻井さんとは、千歳と瀬那の掛け合いが多いのでもともと休憩時間もお話しすることが多いのですが、『次のお休みは何をするの?』といったような、たわいのないお話もしています」

――他人を信じることについて、普段感じていることなどありますか?

「永遠のテーマですね(笑)。裏切られることを考えてしまうと、何もできなくなってしまうので、人を信じないと生きていけないなって思いますね。過度に期待をするのはいけないかなって思うのですが、他人を信じることが自分を信じることにもつながってくると思うので。うそをつかれた時は、『いい経験したな』って思うようにして、残りの悔しい気持ちはバネにして次に進みたいなと思います」

――最後にこのドラマの見どころをお願いします。

「まず、登場人物の豊かな個性ですね(笑)。千歳と瀬那の所属する芸能事務所のメンバーを演じる方々も、すごく印象的でコミカルな演技をされます。また、このご時世で原作とは少し違う演出があって、今だからこその新しいラブコメディーを楽しんでいただけたらなと思います。若い方はもちろんですが、仕事終わりの大人の方々にも、ぜひたくさんキュンキュンしていただきたいです!」

 お話を伺って、ドラマの今後の展開がますます楽しみになりました! 真っすぐに他人を信じ続ける千歳と、そんな千歳に素直になりきれない瀬那の恋模様に、ぜひたくさんキュンキュンしてください。

【番組情報】

ドラマParavi「つまり好きって言いたいんだけど、」
テレビ東京系
水曜 深夜0:30~1:00
※動画配信サービス・Paraviで水曜午後9:00より毎話独占先行配信中

テレビ東京担当 S・N



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