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【ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」インタビュー連載・後編】主演の竜星涼が語る仕事への思い「役で必要なものを勉強して演じることは、大変ですけど楽しくもあります」2021/08/21

 テレビ東京の人気バラエティーがドラマ化された、サタドラ ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」。本家の番組は、番組ディレクターが終電を逃した人などに「タクシー代をお支払いするので、家、ついて行ってイイですか?」とお願いし、同意を得られた人の家を訪問してインタビューするという“テレ東感満載”な内容です。そんな番組で実際に放送され大反響を呼んだ回を、竜星涼さん演じる番組ディレクター・玉岡直人を主人公にしてまさかのドラマ化。毎話登場する個性的なゲスト出演者が演じるさまざまな人物の人生をのぞき見しながら、自らの人生についても考えさせられる作品です。

 今回は、玉岡直人を演じる竜星涼さんを直撃取材した模様の後編をお届けします。今までに演じた役から学んだことや、俳優というお仕事に対しての思いなどを明かしてくれました。(インタビュー前編はこちら:https://www.tvguide.or.jp/feature/feature-1019425/

――今回演じられた玉岡直人は、希望する部署に配属されず仕事に悩む場面もありますが、そういった思いは竜星さんも共感できますか?

「今の仕事が自分に向いているのかどうかと悩むことや、自分が力を発揮できる場所が他にあるんじゃないかと思うことは、誰でも一度はあるんじゃないかと思うんです。役者という職業は、周りにすごい才能を持っている人たちがたくさんいる世界ですから、僕自身も『自分はその人たちより秀でたものがあるのかな』と考えたりもします。自信を持って『この仕事が自分に向いてるんだ』と言えるのかと。玉岡は、仕事をしていく中で思いがけず感謝をされたりして、やりがいを感じていくんですけど…。仕事って『自分に向いてるかどうか』というよりは、『やりたいか、やりたくないか』だと思うんです。僕はこの仕事以外でやりたいことがあるかなって考えた時に、今はないなと。この仕事が、今自分が一番やりたいことなんだろうと思うんですよね。玉岡が感じることは、どの職業の人でも共感できる部分がたくさんあるので、みんなの代弁者みたいな存在かもしれません」

――仕事をしていく上で変化していく玉岡の思いにも注目したいですね。俳優も大変な部分がいろいろあると思いますが、竜星さんの仕事へのモチベーションの保ち方を教えていただけますか?

「作品の撮影がすべて終わってオールアップした時に感じられる安堵感と、撮影終了から皆さんに作品をお届けするまでの間はすごく楽しいですね。撮影自体はもちろんですが、放送される瞬間に向かって取材を受けたりいろんなことを乗り越えていくので。また、見てくださった皆さんから反応をいただくと、自分たちの活力になります。そうやって作品を作り続けて届けていくこと自体が、一番のモチベーションになっていて、やっぱり反響をいただくというのが自分の活力になっていると思います」

――皆さんからの反響が活力になっているとのことですが、SNSなどでご自身が出演された作品の評判などを検索されますか?

「すごく検索をするタイプではないですが、話題になっていればうれしいです! 良いコメントだったら素直にうれしいし、悪いコメントでも『僕のことをネタにしてくれているな』と感じます(笑)」

――竜星さんは、これまでさまざまな役柄を演じてこられたかと思うのですが、印象に残っている役や勉強になった役があれば教えてください。

「ドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK総合)で演じた有楽亭与太郎役ですかね。役者としても勉強になりましたし、浅草演芸ホールで実際に着物を着て落語をするということは、この役じゃないと体験できなかったと思うので。映画『弱虫ペダル』(2020年)では、自転車に乗りながらの撮影が初めてで。爽快さも感じられたんですけど危険な部分もあったので、しっかりと練習しながら臨みました。自転車に乗りながらセリフを言うってなかなかなかったので、そういう難しさはありましたね。役で必要になってくるものを一から勉強して演じていくということにより、自分の知らない世界が広がるので、大変ですが楽しくもあります。役者ならではの体験ですね」

――俳優という仕事の大変さと楽しさが伝わってきます!

「この仕事の魅力は、いろんな役をやれて、いろんなことを知れて…あと、いろんな場所に撮影で行けるというところです(笑)。作品ごとにたくさんの人たちと会って、その期間一緒に仕事をしていく。そういうところは、役者だからこそ得られる刺激なのかなと思いますね。作品を通して視聴者の皆さんの気持ちを代弁し、あるいは何かを伝えて共感していただけるという部分も楽しいです」

――とてもすてきな職業ですよね。ちなみに、竜星さんが仕事の中でもっと頑張りたいと思う瞬間はありますか?

「毎度毎度思いますね。その時は頑張っているつもりですが、技術的な面などで『もっとこうすれば良かったな』というのは常にありますね。むしろ、満足してしまったらそこで終わってしまうような気もするので、あえて毎回満足せずモヤモヤするようにしています。ただ、そんな中で、周りの方から『あのシーンは良かったよ』と言ってもらえたりすると、ちょっとホッとするというか(笑)。やっていてよかったなと思いますね。皆さんから少しでもそういうふうに思ってもらえるように、これからも日々精進していこうと思います」

――それでは最後に、竜星さんが今かなえたい夢を教えてください!

「今まで演技に関する賞をいただいたことがないので、いつかいただくことができたらいいなと思います。賞をいただくことがすべてではないですけど、この仕事への自信にもつながりますし…。いつかいただけるように“日々精進”ですね」

 インタビュー後編では、仕事についていろんな思いを明かしてくれた竜星さん。仕事に対して真摯(しんし)で努力家な竜星さんのストイックな一面が垣間見え、語られる言葉の一つ一つから、楽しみながら演じられている様子がひしひしと伝わってきました。そんな竜星さんがドラマでどんな熱演を見せてくれるのか…注目しながら、ご覧ください!

【番組情報】

サタドラ ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」
テレビ東京系
土曜 午後11:25~11:55

テレビ東京担当 S・N

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