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【ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」インタビュー連載・前編】主演の竜星涼が撮影の合間にも共演者に直撃!?「カメラを持っていると無敵なんですよ!(笑)」2021/08/12

 テレビ東京の人気バラエティー番組「家、ついて行ってイイですか?」が、この度、ドラマ化されます! 終電を逃した人などに「タクシー代をお支払いするので、家、ついて行ってイイですか?」と番組ディレクターがお願いし、同意を得られた人の家を訪問してインタビューするというテレビ東京ならではのバラエティー番組ですが、実際に過去に放送され、大反響を呼んだ回がドラマとして生まれ変わります。

 各話登場するドラマチックなゲストはもちろん、今作の主人公である番組ディレクター・玉岡直人(竜星涼)が自分の仕事と向き合う姿はとても考えさせられる見どころ満載の本作です。

 今回は、主役の番組ディレクター・玉岡直人を演じる竜星涼さんを直撃。その模様を前編、後編にわたってお届けします。前編では、他のドラマ作品にはない撮影方法や、各話で出演するメインゲストに対しての思いについて明かしてくれました。

――人気バラエティー番組「家、ついて行ってイイですか?」をドラマ化すると聞いた時の感想を教えてください。

「素直にびっくりしましたね。僕も以前、バラエティーの『家、ついて行ってイイですか?』に出演させていただいたことがあるのですが、バラエティー発信の番組がこうやってドラマ化するというのはすごく面白いですし、個人的にもびっくりしました。ドラマチックな内容が毎回放送されていたので、『いずれはドラマになってもおかしくはなかったな』とも思いましたね。いろんな縁で自分がディレクターの玉岡直人役として出演できるというのは、素直に驚きとワクワクとした気持ちがありました」

――今回演じる玉岡と竜星さんご自身が共通している部分や、共感できる部分はありますか?

「皆さんも、今の仕事が自分に向いているのかと感じる時があると思うんですけど、僕も同じで。玉岡が、テレビ局で働きながらも『ここにいることが正解なのか』と模索している姿はすごく共感できる部分だったと思います」

――玉岡役を演じるうえで、髪形や服装で意識されたことなどありましたか?

「衣装合わせの時に、ハーフパンツとハイカットスニーカーは譲れないっていう話になったので、そういう衣装になりましたね。確かに、絶対バラエティー番組の撮影現場で1人はそういう服装の人がいるよねって(笑)」

――今作では本家バラエティー番組のディレクターである上野健さんも演出協力されていたとのことですが、どんなお話をされたのでしょうか?

「役作りの一環として、実際に番組でディレクターをやられている上野さんの技術を少しでも盗めるように、常にカメラを持ちながら、ご本人の後ろにいさせていただきました。そこで上野さんのしぐさだったり、どういうふうにカメラを持つのかや、ズームインの仕方など間近でいろいろ見させてもらいました。それが役作りの上で欠かせませんでしたね。あとは、話を聞けば聞くほど、かかった苦労に対して実際に放送された映像の分数の短さなど、その大変さをひしひしと感じて。放送されたVTRが、本当にたくさんの人たちが頑張って、しのぎを削って、選ばれた1本だというのが身に染みましたね」

――上野さんのお話で特に印象に残っていることはありますか?

「『インタビューできても撮れ高がない時もあるんじゃないですか?』と上野さんに聞いたら、『撮れ高を気にするのではなく、とにかくいい取材を心掛けています』って。プロフェッショナルだなと思いましたね。スタッフの人たちのコミュニケーション力で撮れ高を作っていくという部分に驚きました。僕が今までテレビで見ていたものに、どれだけの人が携わっていたんだろうと苦労を感じましたね」

――スタッフ陣の大変さが伝わってきますね。バラエティー番組のドラマ化ということで、撮影方法も特殊だったりしたのでしょうか?

「このドラマは本家の番組に似せた作りになっているので、自分が取材をしているシーンや家に上がらせてもらっているシーンは、ほとんど僕は画面に映ってません(笑)。なので、本家番組ディレクターの上野さんが撮影している真後ろで声のお芝居をするという部分が、他のドラマにはない撮影方法でしたね。大体ドラマでも映画でも、テストをしてから本番に入ると思うんですけど、このドラマは各場面の段取りを確認して『生っぽく撮影する』というのを意識して、細かく決めずに撮影してみて起きたものを大事にしていたので、アドリブを入れたり、話が脱線したところを元に戻したりと、本当にディレクターとして演技していました。さらに、スタッフ陣がセットの中にいるといつ映ってしまうか分からないということで、僕と上野さんの2人だけで撮影していたんですよ。だから、ゲストの方たちは毎回びっくりしていましたね。それを『いいね』『面白いね』と言ってくださる方も結構いて。いつの間にか本番が始まって、いつの間にか終わっているというのが、生っぽくもあり、僕も皆さんも楽しく撮影できたんじゃないかなと思います」

――2人だけで撮影ってなかなかないですよね!

「そうなんです。あと、カメラがすごく重いんですよ! だから、どう持ったら手首の負担が軽減されるのかなど、やっていくうちに自然と体が楽な持ち方をするようになっていきました(笑)。それは上野さんの姿からも学べましたし、僕自身も少しずつ習得していきました。あとは、休憩時間中に僕が自分でカメラを回して、共演者の方にいろんなことをインタビューしていくということをコミュニケーションとしてやっていました。カメラを持っていると無敵なんですよ!(笑)。何を聞いても許される…じゃないですけど、いいコミュニケーションツールだなと思いました」

――休憩時間の竜星さんは無敵だったんですね(笑)。毎話さまざまなゲストの方が出演されるかと思うのですが、大変だったことや楽しかったことはありましたか?

「各話のゲストの方にはその役の回想部分の撮影もあるんですけど、当然そこには僕の役は存在しないので、インタビューするシーンでしか一緒に撮影しないんですよ。毎回一瞬の撮影でゲストが変わってしまうので、『まだこの方と一緒に演じたいな』と思いながら少し寂しく感じました。でも、毎回違う方たちとお会いしてお芝居できたので、『どういう演技をされるんだろう』『いろんなことを聞けたらな』とワクワクしながら休憩中にインタビューしたりしていました」

――ゲストの方との印象的な掛け合いなどありましたか?

「ほとんどは僕の質問に対して答えてくれるという台本の流れなんですが、アドリブの中で僕が新しい質問をして、それに対してゲストの方がうまく答えてくれるという流れがあって。8月28日放送の第3話に出演される玉岡の取材相手・村松きよ美役を演じる研ナオコさんとご一緒した時も、台本に書かれていない質問をしたんですけど、それに対して研さんは『知らん』って(笑)。それが絶妙に面白くて。知っているけど知らないと言っているようにも、本当に知らないようにも見えて、臨機応変に役に合った言葉が出せるバイタリティーや瞬発力みたいなものを感じて、『先輩さすがだな』と感じました。残念ながら本編では使われていないんですけど…。アドリブは、その役者さんの力量が出てくるところだと思うので、先輩たちと共演させていただくと、僕がびっくりするような返しが来たりするのが楽しかったです。監督にも自由にやらせていただいて…。でも、それで本家の番組に近い生っぽさを出せたんじゃないかと思いますね」

――最後に、視聴者の方へのメッセージと、本家番組へのエールをお願いします!

「バラエティー番組からのドラマ化ということで、想像以上にドラマチックな内容が詰まっていると思うので、皆さんも、各ゲストの方たちが演じられる役からいろんな思いを受け取って、人生の糧であったり、何か新しい一歩にしていただけたらと思います。本家の番組の方は、『新たに取材をしたらもっと面白いものが撮れるかもしれない』というディレクター陣のプロ根性や、面白いものへの探求心があるスタッフさんたちの思いがあふれている番組なので、ぜひこれからもよりドラマチックなものを撮って、ドラマの方もシリーズ化していただけたらうれしいなと思います!」

 竜星さんのアドリブ質問や独特の撮影方法などのお話から、ドラマ本編を見るのがますます楽しみになりますね。本家の番組と比較して竜星さんのアドリブ質問を探すなど、新しい楽しみ方もできそうです。ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」インタビュー連載・後編では、竜星さんがご自身の職業である俳優についてのお話をたっぷり語ってくれました。なんと、竜星さんが俳優としてかなえたい夢も明らかに…!? 後編もお楽しみに!

【番組情報】

サタドラ ドラマ「家、ついて行ってイイですか?」
8月14日スタート
テレビ東京系
土曜 午後11:25~11:55

テレビ東京担当 S・N

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