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奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!2021/01/13

奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!

 藤原竜也が主演を務めるドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」は、「学校内警察(スクールポリス)制度」が試験的に導入された中学校の内外で起こる、さまざまな問題を描いた新しい形の学園ドラマ。生徒役を演じる次世代を担う若手俳優たちにも大注目!ということで、Netflixオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」や「進研ゼミ」のCMでみずみずしい演技を見せた奥智哉にインタビュー。今回演じる役柄や撮影の裏側、意外な一面が分かる趣味について語ってもらった。

――まずは、最初に台本を読んだ感想を教えてください。

「過去の自分を見ているような感覚でした。僕が演じる市原健太はやんちゃな3人組の1人で、学級委員長をからかったり、授業中にわいわい騒いだりするおふざけキャラです。そういうところも過去の自分に似ているなと(笑)。共通点がたくさんあったので、いつも通りの自分で演じることができたのではないかなと思っています」

――同世代の俳優さんたちと共演されるのも今回が初めてなんですよね。印象に残っているエピソードはありますか?

「第1話の登校シーンで、池田優斗くんが演じる西田と僕が演じる市原が鬼ごっこをして遊んでいるところが一瞬だけ映るのですが、実は河川敷の長い道を猛ダッシュしているんです。学校に向かう真木よう子さんの後ろに映らないといけなかったので、もう必死に走りました。しかも7、8回ぐらい繰り返したので、めちゃくちゃ疲れました(笑)」

――そうだったんですね。猛ダッシュで、しかも8回!

「戻る時も全力でダッシュしていたので、本当に大変でした。あとは休憩中、真田一樹役の中川翼くんと池田くん、僕のやんちゃ3人組でいろいろと話をしていたことも楽しかったです」

――どんな話をしていたのですか?

「好きなアーティストや音楽の話です。3人ともMrs. GREEN APPLEさんが好きで、その話で盛り上がりました。本当の同級生のようで楽しかったです。学校の休み時間みたいでした(笑)」

――今回、俳優の大先輩である藤原竜也さんと共演されていますが、藤原さんとのエピソードはありますか?

「藤原さんは声がとても印象的で、本番以外では冗談を言って周りを笑わせてくださるすてきな方です。市原が藤原さん演じる嶋田から事情聴取されるシーンがあったのですが、藤原さんのオーラとプレッシャーがものすごくて、そんなに強く尋問されているわけではないのに、取調室で質問攻めをされているような緊張感がありました」

奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!

――TVガイド初登場ということで、奥さんが役者を目指したきっかけを教えていただければと思います。

「小学6年生の終わり頃に、お父さんから“将来何になりたいの”と聞かれたんです。当時はまだ何も考えていなかったのですが、昔から周りの方に“かわいい”とか “アイドルになりなよ”と言っていただいていたのもあり(笑)、やってみようかなと思いました」

――小さい頃からイケメンだったんですね! お芝居の経験がなかったのなら、最初は大変でしたか?

「本当に何をしたらいいのか分からなかったので、とりあえず周りの子たちのまねをしていました。当時は自分の個性を出そうという意識もなかったのですが、途中からは“自分の武器はなんだろう”と考えるようになりました」

――今後はどのような役に挑戦したいですか?

「自分とまるで違う役を演じることに興味があるので、真逆の暗いキャラクターとか、悪役など、普段の生活では経験しないようなことを役を通じて経験してみたいです。さまざまな役を演じながら、自分の知らない一面を引き出していければと思っています」

――俳優として伸びしろしかないですから。とても楽しみです!

「幅広く、どんな役も演じられる俳優になりたいです。これから考え方とかも変わっていくと思うので、僕自身も楽しみです!」

――2021年は「青のSP」から始まりますが、何か新年の目標はありますか?

「ドラマを見ていただいて多くの方に知っていただくことはもちろんですが…とにかく身長を170cmまでは伸ばしたいです!(笑)。あとは、どんな役柄でもいいので、映画に出られたらいいなと思っています」

――生徒たちがとても注目されている作品だと思うので、ここからのご活躍も楽しみです。ちなみに、奥さんが今、ハマっていることを教えてください。

「ハマっていることは…キャラメル作りです(笑)。ハロウィーンの時にクラスの女の子がクッキーを作っているのを見て、“僕も何か作った方がいいかな?”と思い、キャラメルを作ってみたんです。作り方を調べたら簡単で、家で手軽に作れそうだったのでやってみようと。砂糖とバターと牛乳の三つだけで作れるんですよ! 中火でゆっくりと混ぜながら火を通せば完成です」

奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!

――焦がしてしまいそうですが…簡単だったんですね。おいしくできましたか?

「はい。クラスの友達にあげたら大好評で、リピーターが続出しました(笑)。みんなに喜んでもらえたのがとてもうれしかったです。最初は少し驚かれましたけど。もともと家庭科の調理実習も好きだったので、お菓子作りは向いているのかなと。次はもっと難しい、シュークリームとかを作ってみたいなと思っています」

――シュークリームもおいしそうです。趣味が「生き物の研究」というところもとても気になりますが、どんな生き物が好きなのですか?

「ヒラメが好きです。食べるのも、釣るのも好きです。変な形をした顔が好きなんですよね。ヒラメは大体地面に潜っているので、潜っている場所を目がけてイワシなどの生き餌を使って、泳がせ釣りをするんです」

――さすが、詳しいですね。

「ヒラメ以外では、最近、爬虫(はちゅう)類に少し興味があります。いろいろと調べてみると、結構面白いんですよ。特にワニの生態に興味があります。人間の性別は遺伝子で決まると言われていますが、ワニの性別は卵の置かれた地面の温度で決まるらしいんです。30℃以下だとメスが生まれて、33.5℃以上だとオスが生まれる。その間の温度だと、どちらも生まれる可能性がある。すごく面白い生態だと思いませんか?」

――ワニの生態、面白いですね。

「ワニ以外の爬虫類、カメやヤモリ、トカゲなども同じみたいで、びっくりしました。33.5℃以上と言われると、今は地球温暖化が進んでいるので、どんどん気温が上昇してしまったら、オスしか生まれないのではないかなと…。爬虫類が絶滅してしまったら大変なので、またいろいろ調べたいと思います」

――お菓子作りもできて生き物に詳しい。引き出しの多さがとても魅力的ですね! 最後に「青のSP」の見どころを教えてください。

「現代社会で起きているいじめやパワハラ、家庭内でのトラブルなどをリアルに忠実に描いているドラマだと思います。さまざまな問題に正面から向き合い、世の中に訴えかけている部分をぜひ意識して見ていただけたらと思います」

――学園ものは子どもたちやその親御さんなど、幅広い世代の方が見ると思うので、見る方の視点によって思い入れも変わりそうですね。

「本当にそうだと思います。あとは、藤原竜也さんのアクションがとても格好いいので、ぜひそこにも注目して見ていただきたいです!」

奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!

【プロフィール】

奥智哉(おく ともや)

2004年7月18日、神奈川生まれ。蟹座。A型。20年、Netflixオリジナルシリーズ「FOLLOWERS」や、「進研ゼミ」のCMに出演。3月20日放送のドラマ「きよしこ」(NHK総合)への出演が決定している。

【作品情報】

奥智哉☆ドラマ「青のSP(スクールポリス)」生徒役で存在感を放つ16歳!

「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」
1月19日
フジテレビ系
火曜 午後9:00~9:54

隆平(藤原竜也)が着任した赤嶺中学校では、スクールポリスに賛否が渦巻いていた。そんな中、妊娠3カ月の英語教師・楓(山口紗弥加)の机の引き出しからネズミの死骸が発見される。楓は以前から嫌がらせを受けていたそうで…。

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取材・文/石本真樹 撮影/中川有紀子 



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