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「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」宮野真守 インタビュー2022/06/01

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」宮野真守 インタビュー

“子どもの頃、まねごととしてやっていたことが、本物になった”という、うれしい感覚がありましたね

 今なお、劇場版の新作が作り続けられ、世界中で愛されている「ドラゴンボール」シリーズ。2018年には劇場版「ドラゴンボール超 ブロリー」が公開され、全世界の興行収入135億円を突破。これは、「ドラゴンボール」シリーズの劇場版として歴代最高の興行収入だ。その「~ブロリー」に続く劇場版最新作として、「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が、スクリーンに登場する。今回も、前作に続き「ドラゴンボール」の生みの親・鳥山明が原作・脚本・キャラクターデザインを務めるとあって、期待が高まっている。

 本作では、かつて悟空(野沢雅子)が壊滅させたはずのレッドリボン軍が復活。その動きをキャッチし、基地に潜入したピッコロ(古川登志夫)が目にしたのは、人造人間のガンマ1号(神谷浩史)とガンマ2号(宮野真守)だった――。今回、ガンマ2号を演じる「ドラゴンボール」シリーズの大ファンだという宮野を直撃! 感無量だったという本作への参加について、また、ガンマ1号役の神谷や、ピッコロ役の古川との共演についてなど、熱い思いがほとばしるインタビューをお届けする。

――本作へのご出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

「子どもの頃から大好きな作品ですから…。“ついに僕も『ドラゴンボール』の世界に入れるんだ!”と、とても興奮しましたね」

――子ども時代はどのように作品を楽しんでいらっしゃったのでしょうか?

「僕は子どものころからテレビが好きでした。その中でも、アニメの『ドラゴンボール』シリーズは、強く憧れた作品です。物心がついてきちんと作品を追い掛け始めた時には、ゴールデンタイムにオンエアされていました。たしか、『ドラゴンボールZ』(1989~96年)の時代だったと思います。うちはもう、家族ぐるみで作品のファンだったんですよ。劇場版を見に、映画館へ行ったのも覚えています」

――「ドラゴンボール」で一番印象に残っているシーンは?

「“一番”と言われると難しいですね。幼少期だったとはいえ、ちょっとHなくだりでは笑いましたし…(笑)。亀仙人が鼻血を出してぶっ倒れるシーンは好きですが、一番かと言うと…(笑)。フリーザ戦で、悟空が初めてスーパーサイヤ人になった瞬間は、すごく衝撃を受けましたね。ギャグ漫画、ヒーロー漫画として王道を作ってきた『ドラゴンボール』が、アクション漫画としても唯一無二になったと言いますか…。アニメーションでも、衝撃波だけで“ボン、ボン、ボン!”と見せる戦闘シーンはパイオニア的な部分がありましたよね。戦っているところが見えないから、“そんなに速いの!?”って、すごく興奮しながら見ていました」

――かめはめ波を打つなど、“ごっこ遊び”はされたのでしょうか?

「“ごっこ遊び”というか、“修業”を1人でやっていました(笑)。『ドラゴンボール』に出てくる修業って、まねしたくなるんですよね。重い物を付けて稽古をして、外した途端にすごくジャンプ力が上がっているとか…。“そうなったらいいなぁ”と思いながら、まねしていましたね(笑)」

――演じていらっしゃるガンマ2号は、どんなキャラクターなのでしょうか?

「実は、ネタバレになってしまうので、ガンマ2号については何も言えないんですよ。ただ、最初に受ける印象としては、ガンマ1号との対比で、少しノリが軽い部分が見えるかな…。あとは、劇場で見てのお楽しみですね」

――そのガンマ1号を演じるのが神谷浩史さんと知ったときのお気持ちは?

「うれしかったですよ。今回の相棒というか、僕が演じるガンマ2号と対をなす存在として、神谷さんが演じる1号がいてくださる…。本当に心強かったです」

――アフレコはどなたと一緒にされたのでしょうか?

「僕はピッコロ役の古川登志夫さんとご一緒させていただきました。ピッコロさんと一緒でうれしかったですね、とても。一番好きなキャラクターは悟空ですが、ピッコロさんも好きなので…! “本物だ!”って思いました(笑)。今回の作品では、ピッコロさんの戦闘がすごいんですよ。全部の動きが声だけで分かるかのようなお芝居なんです。その古川さんの演技を生で見られたことにより、僕のお芝居も引っ張ってもらえましたね。古川さんが作り出す世界観に入り込むようにして演じさせていただきました。“子どもの頃、まねごととしてやっていたことが、本物になった”という、うれしい感覚がありましたね」

――本作のバトルでは、悟飯(野沢)とピッコロの師弟が中心になりますね。

「ピッコロさんは、劇中で誰よりも父性を見せているキャラクター。父親である悟空より悟飯も育てていると言ったらあれですけど…(笑)。厳しいながらも愛情があって、本当にいい人…というか、いい宇宙人ですよね。その部分が、今回の映画でも存分に出ています」

――それでは最後に、作品を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

「今回の映画のサブタイトルは、『スーパーヒーロー』。その言葉をキーに二転三転する展開は、本当に興奮させられます。原作者の鳥山明先生だからこそ書ける“鳥山節”が効いたせりふも満載で、その世界にキャラクターとして入れたことは、まさに感無量でした。『ドラゴンボール』ならではの気持ちいい世界を存分に感じていただけるはず。ぜひたくさんの方にご覧になっていただきたいですね」

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」宮野真守 インタビュー

【プロフィール】

宮野真守(みやの まもる)

1983年6月8日、埼玉生まれ。双子座。B型。「銀河英雄伝説 Die Neue These 激突」第三章が5月13日から3週間限定上映。NETFLIX版が配信中、劇場版が公開中の「バブル」に出演。今年は劇団☆新感線の舞台「神州無頼街」にも出演。

【作品情報】 

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」宮野真守 インタビュー

「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」
6月11日全国ロードショー

「ドラゴンボール」シリーズの劇場版最新作。復活した悪の軍隊・レッドリボン軍により、ガンマ1号(神谷)とガンマ2号(宮野)が誕生。彼らの基地で“最凶兵器”の存在を知ったピッコロ(古川)と、基地におびき寄せられた悟飯(野沢)が彼らに立ち向かう。

取材・文/仲川僚子 撮影/トヨダリョウ ヘア&メーク/Chica(C+) スタイリング/横田勝広(YKP)



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