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大貫勇輔◆「お会いした瞬間“宮野さんだ!”ってテンションが上がっちゃって…」
宮野真守◆「大貫さんは感性がすごく鋭いんですよ」2020/06/03

 作家・筒井康隆が40年以上前に連載していた推理小説「富豪刑事」(新潮文庫刊)を原作とし、資産家の息子・神戸大助が大金を使って難事件を解決していく姿を描くフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の「富豪刑事 Balance:UNLIMITED」。今回は、本作で大助役を務める大貫勇輔と、彼とバディを組む刑事・加藤春を演じる宮野真守のインタビューを敢行! お互いのことや演技のウラ側について語り合っていただいた。

――ダンサー・俳優として活躍している大貫さん。アニメの声優を務められるのは初めてだそうですね。

大貫 「そうなんです。以前からアニメの声優にも興味はあって、今回オーディションのお話をいただいたので“やってみたい!”と二つ返事で挑戦しました。何とか役をいただくことができて、すごくうれしかったです。それに、以前『富豪刑事』が(テレビ朝日系で)ドラマ化された時、昨年『ルパンの娘』(フジテレビ系)で共演した深田恭子さんが主演をされていますし、原作者の筒井康隆先生も同じ事務所で…(笑)」

宮野 「えっ! そうなの!?」

大貫 「はい(笑)。そんなご縁もあり、勝手に運命を感じています」

――では、宮野さんは出演が決まった時、どう思われましたか?

宮野 「この作品って、物語の舞台を現代に置き換えるといった大胆なリメークをしているじゃないですか。だから斬新な企画だなと思っていましたし、そんな作品に出演できるのは純粋にうれしかったです。これまでにもいろんなリメーク作品をやらせていただいていますが、オリジナルをリスペクトしつつ、新たなエンターテインメントを作り上げられるのは日本のアニメの誇れるところだと思うので、今回の作品もきっと面白くなるだろうというワクワク感が最初からありました」

――では、お互いに共演すると知った時はどうでしたか?

宮野 「元々テレビで見させていただいていたので、すごくうれしかったです! 大貫さんが演じる大助の声を初めて聞いたのはPVだったのですが、クールでカッコよくて大助にぴったりで! 現場でご一緒するのが楽しみでした」

大貫 「ありがとうございます。僕もすごくうれしかったです! 『DEATH NOTE』(2006~07年)の夜神月(やがみライト)の声を聴いて、“何? このカッコいい声!”と気になって初めて声優の方を調べたら宮野さんで、それからバラエティー番組などでも活躍されているのを拝見していて、パーソナルもすてきな方だなと思っていました」

宮野 「ははははっ!(笑)。 そんなに!? うれしいな。アフレコは、3話まで大貫さんがお一人で収録していて、4話から一緒に録ることができました」

大貫 「4話で初めて皆さんとご一緒して、お会いした瞬間“宮野さんだ!”ってテンションが上がっちゃって…。リハーサルの時、大助のキャラが変わってしまうくらいでした(笑)」

宮野 「(笑)。自分で言うのもあれだけど、僕らの掛け合い、いい感じだよね?」

大貫 「はい。バランスがいいですよね!」

宮野 「うん。気持ち良くて、すごくしっくりきますね。よくよく話を聞いていると、大貫さんは感性がすごく鋭いんですよ。アフレコ現場でも常に何かを吸収しようとしているし、“あっ、声ってこういう表情があるんですね”と、すぐにキャッチできるんです。そうやって、自分の言葉にできるということは現場を生き生きと楽しんでいる証拠。だからこそ、波長も合うのかなと思います」

――お互いに刺激を受けていらっしゃるんですね。

宮野 「僕に限らず、現場の声優陣はみんな刺激を受けています。大貫さんがいることで、いつもと違う空気を感じられて、現場が活気づいていると思いますよ。この前なんて、大貫さんがディレクションを受けてから演じたお芝居について、若手の子が『絶妙…!』と言っていました。みんなが刺激し合いながら、何かしらフィードバックさせているのだなと思います。それが、今回の作品の魅力につながっていると思いますね」

大貫 「光栄です!」

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