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『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』下野紘 インタビュー2022/01/12

「炭治郎や伊之助って基本的に善逸の話を聞いてくれないんですけど(笑)、宇髄さんは善逸と同じテンションやボリューム感で叫んでくれるんですよ」

 昨年12月より放送されている『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系、TOKYO MXほか)。20年に劇場アニメ化されて全世界で注目を集め、昨年テレビアニメ化もされた“無限列車編”の続きを描くストーリーで、竈門炭治郎(花江夏樹)、我妻善逸(下野紘)、嘴平伊之助(松岡禎丞)の3人が遊郭へと潜入。“音柱”である宇髄天元(小西克幸)の3人の嫁・まきを(石上静香)と須磨(東山奈央)と雛鶴(種﨑敦美)を探し出すという任務につくが、そこに潜んでいた上弦の陸・堕姫(沢城みゆき)と相まみえることになる。そんな本作について、松岡に続いて話を聞くのは、下野。“遊郭編”への思いや、小西、沢城との共演についても語ってもらった。

――現在絶賛放送中ですが、そもそも“遊郭編”のアニメ化が決まった時はどう思いましたか?

「『鬼滅の刃』は、テレビシリーズも劇場版もたくさんの方に見ていただけているじゃないですか。“気に入ってもらえているな、楽しんでもらえているな”という実感は僕自身もあったので、“遊郭編”のアニメ化が決まった時は、“やったー!”というよりは“よし、また続きがやれる!”という思いでしたね」

――改めて、気合を入れたような感覚ですね。しかも、今回は小西さんや沢城さんと共演されています。

「お2人とも昔からお付き合いのある声優さんです。小西さんに関しては、宇髄さんの魅力をより引き出してくれるような芝居をするだろうとワクワクしていました。お互いに切磋琢磨するような掛け合いもできて楽しかったです。それに、炭治郎や伊之助って基本的に善逸の話を聞いてくれないんですけど(笑)、宇髄さんは善逸と同じテンションやボリューム感で叫んでくれるんですよ」

――確かに! 善逸がそういうキャラクターと触れ合う機会は珍しいかもしれません。

「だから、戦闘シーンだけでなくコミカルなシーンでのやり取りもすごく楽しめました! それから、沢城さんに関しては、堕姫のように叫ぶ役のイメージがあまりなかったので“どんなお芝居をされるんだろう?”と楽しみでしたね」

――シリアスな部分もコミカルな部分も、善逸として全力以上を出せるような環境だったようですね。では、他に挑戦された部分はありましたか?

「今回、善逸を演じる上で新たな挑戦があったんですよ。きっと今までとは違う一面が見える部分だと思うので、原作を読んでいる時から悩んでいたところでした」

――そのくらい難しいニュアンスが必要だということですね。

「正直、かなり悩みました! なので、ひとまずいろいろやってみましょうという感じで収録していきました。分からないことも、悩みながらみんなで一緒に作れている現場です。でも、大変なことがあった分、楽しい収録でした」

――また、コミカルなシーンの象徴ともいえるのが、善逸が女装をするシーン。“善子”を演じるのは、前々から楽しみにしていたとか。

「(キリッとした顔で)いやぁ、もう…気合入りまくりでしたよ? ひときわ力の入る収録でした。いつも喉から血を吐くほどの気持ちで叫んでいますが、このシーンに関してはもはや血の涙を流しそうな魂の叫びをしています。満足いくものになりました」

――そのくらい、思いを込めて演じている善逸。あらためて、下野さんから見た善逸の魅力は?

「一番は、とにかく表情が豊か過ぎるところ。あとは、少しずつ成長を遂げているところ。特に、“遊郭編”になって、人を守ることに対してより強い思いを持つようになってきました。蕨姫花魁(堕姫)に耳をつかまれた女の子を守ろうとするシーンがありますけど、ただ“守りたい”と思うだけじゃなくて、実行に移すじゃないですか。それを見て、改めて“優しい気持ちを持ったいいキャラクターだなぁ”と感じました。心も体も強くなっているんですよね」

――下野さんがおっしゃると、言葉の重みが違います。

「オーディションの時から演じてみたいと思っていたキャラクターですからね! そりゃあ、愛着も湧きます。もっともっと、いろんな形で成長をしていくと思うと楽しみですね」

【プロフィール】

下野紘(しもの ひろ)
4月21日、東京都生まれ。牡牛座。B型。アニメ「オリエント」(テレビ東京ほか)などに出演中。「殺し愛」(TOKYO MXほか)が1月12日スタート。「CDTV ライブ!ライブ!」(TBS系)のナレーションも務める。「映画 バクテン!!」が今春公開予定。

【作品情報】 

『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』
1月16日
フジテレビ系
日曜 午後11:15~11:45
※TOKYO MXほかでは土曜 午後11:30~深0:00

無限列車での任務を終えた炭治郎(花江)らを描く。まきを(石上)ら、音柱・宇髄(小西)の嫁3人が消息を絶った。炭治郎、善逸(下野)、伊之助(松岡)は、宇髄に連れられ遊郭へとやって来る。しかし、そこには上弦の鬼・堕姫(沢城)が潜んでいて…!?

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取材・文/松本まゆげ 撮影/外舘翔太 ヘア&メーク/小田桐由加里 スタイリング/ヨシダミホ
衣装協力/ATSUSHI NAKASHIMA、tiit tokyo/THÉ PR、DEAL DESIGN/DEAL DESIGN 新宿マルイ メン店



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