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高橋文哉&鈴木仁☆“グロきゅん”密室ラブストーリーを描くドラマでW主演!2021/09/01

 同窓会の招待を受けて、10年ぶりに再会した小学校時代のクラスメート7人。ところが突如、会場ビルの全出口が閉ざされ、密室に閉じ込められてしまう。それぞれに秘密を抱えた7人の関係が泥沼化し、ついには血みどろの殺し合いへと追い込まれていく…。

 9月17日からTELASAにて配信がスタートするドラマ「僕らが殺した、最愛のキミ」で、ダブル主演を務める高橋文哉と鈴木仁。今大注目の若手俳優2人に、見どころはもちろん、撮影現場でのエピソード、お互いの印象についても、たっぷりと語ってもらった。

――今作の出演が決まった時の感想を聞かせてください。

高橋 「『僕らが殺した、最愛のキミ』というタイトルの通り、サスペンスチックな作品で、いただいた台本を読みながら常に先が気になって、スラスラ進みました。1ページごとに何かが生まれたり、物語が大きく変わったり、読んでいてすごく面白いので。これがどういう絵になって、ほかの演者さんたちが演じる役はどういうふうになるのかなって、撮影が始まる前からすごく楽しみでしたね」

鈴木 「今回、密室劇ということなんですけど。共演の7人中4人が『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(2019年/日本テレビ系)の共演者で、あのドラマも教室に閉じ込められるっていう設定の密室劇だったので、そういう面では心強かったですね。その経験が生かせて、また3人の新しいメンバーと新しい化学反応が起きたと思います。あの時は高校生の設定だったけど、今回は大人の密室劇でだいぶ変化があったし、新しくなったし、面白くなったんじゃないかなって感じています」

――お二人は今回が初共演ですね。お互いの印象はいかがですか?

高橋 「僕と仁くんは『初めまして』が衣装合わせの時でしたね」

鈴木 「衣装合わせの時は、時間がなくてあまりしゃべることができなかったから、“まだ分からないなぁ”と思いつつ(笑)。リハーサルで少しずつしゃべれるようになって。まあ、尾崎元(鈴木)と小林零(高橋)の“元々仲はいいけどちょっと曖昧な関係”っていう設定が最初はリアルだったんじゃないかな」

高橋 「そうですね!」

鈴木 「でもどんどん撮影が進むにつれて仲良くなってきて、逆に曖昧な関係を作れたのかも(笑)」

高橋 「僕は、元々存じ上げていたので、“あ、仁くんだ!”っていうのが第一印象でした(笑)。僕、初対面ですごい人見知りしちゃうタイプなんですけど、リハーサルの時からすごい話し掛けてくれて、現場に入ってからもお芝居の相談とかプライベートの話とかしているうちに、だんだん仲良くなることができました」

――それぞれが演じた役柄について教えてください。

高橋 「僕が演じた小林零という役は、すごく人に優しくて、完璧人間に見えて、実はちょっと抜けている部分とおっちょこちょいのかわいらしい部分があって。それを井桁(弘恵)さん演じる梨奈にちょっとずつ変えてもらいながら、魅力が出てくる役です」

鈴木 「自分が演じた尾崎元という役は、とにかくテンションが一定で、まあ簡単に言うと、テンションのベースがずっと-1、-2の状態でいるのが基準です。そこを意識しながら、7人っていう少ないキャストの中で、元のキャラクターをどう生かしていこうかなっていうのを探しながらやっていました。楽しんでやりました!」

――演じる上で難しかったところは?

高橋 「僕は、役をいただいて台本を読んだ時に、役がつかめなかったことが一番大変でした。仮面ライダーとか、今までやらせていただいた役がわりと特徴的というか。『どういう役ですか?』って聞かれた時にパッと答えられるものを持っている役を演じてきた中で、この零という役は“特徴がない”というか。何かに長けているとか、逆に欠けているとか、そういうものがなかったので、そこを自分の中に落とし込むのが大変だったなぁっていう印象がありますね。やっていく中でほかのキャストの方のお芝居を見たり、リハーサルでいろんな人と話したり、徐々に深めていって、最後に向かうにつれて“零をやれていたなって”って感じるくらい、物語と共に作っていった印象が強いです。なので、出来上がった作品を自分で見るのが楽しみですね。どうですか? 難しくなかったですか?」

鈴木 「まあね、俺の役は特徴があったからさ(笑)」

高橋 「僕が今までやらせていただいた役は、落とし込みやすかったんですよね。今回は“こういう役って難しいんだな”っていう新たな発見にもなりましたし、現場でやりながらも“これでいいのか? これがいいのか?”って分からないまま、自分が思うようにやり続けて、それでオッケーで。いい意味での曖昧感が作品に出たらいいのかなって思いながらやらせてもらいました」

鈴木 「逆に、元は特徴があって、みんなが混乱している中、テンションがあまり変わらない、ブレない。でも俺的には、“テンションを上げたい、上げたい!”って抑えるのに必死で(笑)」

高橋 「零がいるからね! 零がすごい極端だから(笑)」

鈴木 「だから自分が冷静な分、零がテンション感を全部上下してくれて、元としてはずっと感情のベースラインをキープして。そこはちょっと大変でもありましたね。みんなとのバランスを見たりとか。でもまあ、簡単に言うと、元でいればよかったので。あと、みんなで集合するシーンであまりしゃべらないタイプなので、どうその場にいようかなっていう(笑)。たまに長時間ずっと座っていたりするんですよ。“あ~、なんか、何も動かないのもアレだなぁ…”って、そこをずーっと考えていました」

高橋 「『しゃべらせて! しゃべらせて!』って言っていましたよね。『しょうがないじゃないですか、セリフないんだから!』ってやりとりをやっていました(笑)」

鈴木 「ずっとやってた!」

高橋 「面白かったです!」

鈴木 「その工夫とか遊び心とかは、楽しみながら難しかったです」

――同年代のキャストが集まった現場ですが、同年代だからこそ感じたことや交流はありましたか?

高橋 「チェキを撮り合っていましたね。同世代がこれだけ集まることってあまりないので、僕としてはありがたい環境だなってやりながら感じていました。キャストの方のお芝居を見て、“1歳しか年が変わらないのにこれだけ表現できるんだなぁ”とか、“自分も負けてられないな!”って心の歯車がバーッと回り始めたり、すごい刺激を受けた現場でした。年が近い分、ノリもすごく合ったのかなって思います」

鈴木 「…すっごい探しているのに出てこない! ほんとに個人個人でいろんなことをめっちゃしゃべっていたんだけど、“これ!”っていう大きなことがないかもしれない(笑)」

―― “密室グロきゅんラブストーリー”という、要素盛りだくさんなキャッチフレーズがついていますね。見どころを教えてください。

高橋 「ネタバレっていうものがあるから、このドラマの見どころを伝えるのがなかなか難しいんですけど…(苦笑)。僕個人で台本を読んで、撮っていて感じたのは、こっちだと思ったら急に真逆の展開で、すごく二転三転するっていうことですね。個性豊かなキャラクターのぶつかり合いも描いていて、同い年の7人が集まって円卓で会話をするっていうシーンもあるので。そういうところが今までの作品とは違うし、そこにサスペンス要素も入ってくるので面白いし、楽しんでいただけるんじゃないかなって思っています」

鈴木 「そういうことだ! あと、あれもあったよね! 話ごとに、ちょっとラブストーリーだったり、サスペンスだったり、結構分かれているよね! だからこそ、一つで終わらない、話ごとに楽しみがあるんじゃないかなって。それから、登場人物7人それぞれのキャラクターがかぶらないから一人一人の行動が特長的になるし、見ている人が “自分だったらこの人の立ち位置なのかなぁ”って誰かに置き換えられるというか。そういうところが面白いと思います!」

――さらなる見どころとして「零と元のBLテイスト」が挙がっています。撮影中にそのあたりは意識していましたか?

高橋 「本編ではあまり意識していないですよね。たぶんお互いの距離感、まあ、零が人との距離感が近いキャラクターなので、元がそれに合わせてくれているという印象が強いのかなと思うんですけど。でも、僕が一番テイストを感じたのは場面写真!」

鈴木 「そうそう!(笑)。そのシーンの撮影をやった後に『濃い感じで写真を撮る』って言われて。そしたら『あれ、さっきと全然違くない?』って(笑)」

高橋 「さっきは普通の距離感だったのが、場面写真だとすごく近い、みたいな」

鈴木 「『あ、これ、匂わせてるなぁ…』って2人で言いながら(笑)」

高橋 「『もっと近寄って』って言われてね(笑)。写真で期待度を上げておいて…」

――今後、また2人で共演するとしたら、どんな作品でどんな役柄がいいですか?

高橋 「学園ものをやりたいですね!」

鈴木 「学園もの?」

高橋 「俺、すっごくやりたい!」

鈴木 「俺、21歳! ああ、でもまだいけるか…」

高橋 「まだいけますよ~! 僕、仁くんが学園もののドラマに出ているのを見ていたので、そのイメージが強くて。一緒にやってみたいなって、今回ご一緒してそう思いました。部活の先輩、後輩みたいなのがいいですね」

鈴木 「うん。制服はブレザーだね」

高橋 「僕ら、学ランっぽくないから。キャメルのブレザーを着ているお金持ち学校がいいなぁ」

鈴木 「お金持ち学校は、俺はもうイメージあるからもういいかな(笑)。あと、年子の兄弟も面白そうだけどね。元と零も幼なじみで近い存在ではあったので、そこをさらに近づけて」

高橋 「ああ~! 兄弟いいですね! 実際に僕らも年子だし」

鈴木 「ね、そういうのもアリなんじゃないかなって思うし、会話が生まれるような役だといいなぁって。自分自身も今後、家族ものとかやってみたいなって思っていたので、そういう意味では一緒だとやりやすいだろうなって思います」

高橋 「ご縁があれば、ぜひ!」

【プロフィール】

高橋文哉(たかはし ふみや)

2001年3月12日、埼玉生まれ。魚座。B型。ドラマ「うきわ −友達以上、不倫未満−」(テレビ東京系)が毎週月曜放送中のほか、映画「かぐや様は告らせたい ファイナル」が公開中。

鈴木仁(すずき じん)

1999年7月22日、東京生まれ。蟹座。A型。ドラマ「リバース」(2017年)で俳優デビュー。配信中のFODオリジナルドラマ「ギヴン」で、ドラマ単独初主演を務める。

【作品情報】

TELASAオリジナルドラマ「僕らが殺した、最愛のキミ」
9月17日スタート
TELASA
金曜 午後8:00配信

零(高橋)は小学生時代のクラスメートでもある恋人・梨奈(井桁)と一緒にとあるビルで開催される同窓会に参加。在学時に親友だった元(鈴木)ら元クラスメートたち7人で10年ぶりの再会を果たす。思い出話に花を咲かせる中、突然密室に閉じ込められてしまう。

【プレゼント】

サイン入り生写真を1名様にプレゼント!

応募はコチラ→https://www.tvguide.or.jp/tvguide_enquete
(応募締切:2021年9月1日正午〜9月8日午前11:59)

ハガキでの応募方法は「TVガイド」」9月10日号(P98)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://honto.jp/cp/netstore/recent/tokyonews-book/01.html

取材・文/依知川亜希子 撮影/須田卓馬

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