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市川團子「豊臣兄弟!」森乱役で信長・小栗旬の目に圧倒「圧倒的な引力で芝居を導かれた」2026/06/28 20:45

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市川團子「豊臣兄弟!」森乱役で信長・小栗旬の目に圧倒「圧倒的な引力で芝居を導かれた」

 NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)で、森乱を演じている市川團子。森可成(水橋研二)の三男で、幼い頃より織田信長(小栗旬)に小姓として仕えて、やがて近習となる。本能寺の変の際は、明智光秀(要潤)の急襲を受け、信長とともに18歳の若さで討ち死にしたとされる。

 仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下克上サクセスストーリーだ。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(仲野)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は、連続テレビ小説「おちょやん」(20年)などを手がけた八津弘幸さんが担当している。

 「信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをすることを大切に演じた」と語る團子。信長の最期を見届ける近習を、細やかな感情表現で体現している。

市川團子「豊臣兄弟!」森乱役で信長・小栗旬の目に圧倒「圧倒的な引力で芝居を導かれた」

――6月28日放送・第25回「変事の予兆」が森乱の初登場回です。相撲シーンで印象に残ったことを教えてください。

「相撲の前に、信長が森乱に『お主が相手をせえ』と伝え、それに対し森乱は『はっ』と言います。森乱は『お主が相手をせえ』の一言で、相撲の目的が裏切りの疑いがある家臣を罰するためのものという信長の考えを瞬時に見抜き、『全て分かっております、ご安心ください』という気持ちを込めつつ、しかし周りには悟られないように、ただ『はっ』と答えます。短いですが、多くの意味を含む一言となりました」

――その後の振る舞いも印象的でしたね。

「相撲の目的を悟られないよう『手を抜いてもようございますか?』と冗談を言いながら、いかにも、ただ余興を楽しんでいるように振る舞っています。森乱は最初から最期まで『信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをする』ということを大切に務めましたが、上記のシーンは一瞬の中でも、そのような性根がよく表れているシーンだなと感じています」

――信長役の小栗旬さんとの共演はいかがでしたか?

「旬さん演じる信長と向き合った時に、その目の奥に宿る圧倒的な引力でぐっと芝居を導いていただいた感覚を鮮明に覚えています。他にも悩んでいるシーンの相談をしたら、『好きにやっていいよ。どのパターンでも受け止めるから大丈夫』と言葉をかけていただき、とっても大きな包容力に助けていただいたなと思っています」

市川團子「豊臣兄弟!」森乱役で信長・小栗旬の目に圧倒「圧倒的な引力で芝居を導かれた」

――いよいよ「本能寺の変」が近づいています。見どころを教えてください。

「光秀の裏切りにより、業火の中で多くの敵を切り倒し、心身ともに憔悴しきった信長の元に駆け付け、その寂しそうな表情を見た瞬間、心から『最期の時だけは、この人が安心して居られるように、自分にできる限りのことをしよう』と思いました。信長がいよいよ自害に至る時、信長に対する恩義や、武士として潔く死を見届けなければならないという気持ち、それでもやはり殿に死んで欲しくないと込み上げる思い、さまざまな感情が次々と波のように押し寄せてくる中で、殿の最期を迎えました。森乱の気持ちの葛藤が見ていただく皆さまにも伝われば幸いです」

【番組情報】
大河ドラマ「豊臣兄弟!」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45

文/TVガイドWeb編集部

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