倉悠貴、「豊臣兄弟!」官兵衛役に奮闘! 菅田将暉演じる半兵衛に対抗心「対比は大事に」2026/06/21 20:45

NHK総合ほかで放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜午後8:00ほか)で、小寺(黒田)官兵衛を演じている倉悠貴。羽柴筑前守秀吉(池松壮亮)に仕えた軍師。織田と毛利の勢力争いの前線・播磨(兵庫県西部)で小寺家に仕えていたが、秀吉が播磨攻略を任されたことを機に、率先して秀吉の配下に入る。竹中半兵衛(菅田将暉)に対抗心を燃やす。
仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作で描くのは、戦国時代の真っただ中、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の物語。夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。主人公は天下人の弟・豊臣秀長(仲野)。歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントとなっている。脚本は、連続テレビ小説「おちょやん」(2020年)などを手がけた八津弘幸さんが担当している。
「食らい付くのに必死な毎日ですが、刺激的で本当に楽しい」と語る倉。野心を持つ若き軍師を、アグレッシブに演じている。

――官兵衛を演じての感想を教えてください。
「官兵衛はとても人気がある人物です。大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)では主人公として描かれたこともありますから、やはり最初は不安がありました。これまで官兵衛が描かれた作品をいくつか拝見しましたが、そのイメージにそのまま乗っかるのは違うなと感じていて。今作では官兵衛の若い頃から描かれることもあり、一般的に知られる冷静沈着で静かに闘志を燃やす姿とは少し違い、割とアグレッシブに動く人物になっていたからです。野心を持つ人物でもあるので、策を語る場面では、人を見下しているわけではないのですが、ふと笑みがこぼれてしまうような瞬間を、シーンによっては意識的に入れています」
――仲野さん演じる秀長との関係性はいかがですか?
「秀長と官兵衛の関係性はこれからさらに面白くなっていくと思います。血を流すことを避けたい秀長に対して、官兵衛は多少の血は流れても仕方ないと考えている。アプローチは全く違いますが、目標は一緒なので協力し合える関係だと感じています」

――現場での仲野さんの印象をお聞かせください。
「僕は今作が久しぶりの時代劇でしたが、官兵衛はとてもセリフが多いうえ、時代劇の言葉になかなか口がなじまず、よくかんでしまって……。そんなとき太賀さんが来てくださって『みんな最初はそうだったし、時間はかかるだろうけど気にしなくていいよ』と声を掛けていただいたんです。とても安心しましたが、同時に不甲斐なく、悔しくもありました。仲野さんは、役への情熱はもちろん、作品づくりに対する姿勢もクレバーで、とても尊敬しています。食らい付くのに必死な毎日ですが、刺激的で本当に楽しいです」
――竹中半兵衛との対比についてはどのように意識していますか?
「半兵衛との違いは、しっかり見せたいと思いました。官兵衛は半兵衛に対して強いライバル意識を抱いていましたし、野心のある若者でもあるので、その対比は大事にしたいなと。淡々としている半兵衛との違いを出すために、例えば自分の策を話しているときは、『自分はこういうことを考えているんだ、すごいでしょ』といった、どこか子どもが年上の人に自慢するようなイメージを持ちながら演じていました。ある意味、自分のことだけを考えている人なんだと思います(笑)」
――第24回を振り返って、印象に残っているシーンや見どころを教えてください。
「『どうか今一度、私をお仲間にしてくださりませ!』と秀吉たちに訴えるセリフにもあるように、少しずつ素直になっていく過程は魅力的だと思いました。そんな少年漫画的な展開も、『豊臣兄弟!』の大きな魅力の一つだと感じていますし、半兵衛亡きあとの官兵衛の変化も楽しみに見ていただけるとうれしいです」

【番組情報】
大河ドラマ「豊臣兄弟!」
NHK総合
日曜 午後8:00~8:45ほか
NHK BSプレミアム4K
日曜 午後0:15~1:00ほか
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
日曜 午後6:00~6:45
文/TVガイドWeb編集部
キーワード
関連リンク
この記事をシェアする
















