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ジブリ作品「もののけ姫」「猫の恩返し」「風立ちぬ」を3週連続放送!2021/07/16

ジブリ作品「もののけ姫」「猫の恩返し」「風立ちぬ」を3週連続放送!

 日本テレビ系で8月放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、3週連続でスタジオジブリ作品「もののけ姫」、「猫の恩返し」、「風立ちぬ」をおくる。

 8月13日・第1夜は、監督・宮崎駿氏渾身(こんしん)の超大作「もののけ姫」を放送。1997年の公開当時、日本映画の興行収入記録を塗り替え、日本だけではなく世界が驚がくし、絶賛した大傑作だ。

 北の果てに住む一族の青年・アシタカは、“タタリ神”という怪物に姿を変えたイノシシに矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探す旅に出たアシタカ(声・松田洋治)は、西へ向かい、旅の途中、森の中で山犬に育てられた不思議な少女・サン(声・石田ゆり子)と出会う。アシタカは、すべての生命を司るシシ神の住む“シシ神の森”を経て、製鉄場“タタラ場”にたどり着く。タタラ場を襲撃するサン。2人は大いなる運命の渦に飲み込まれていく。公開から24年。困難な時代を迎えた今だからこそ、すべてを受け入れて明日を目指すアシタカの姿が、新たな気付きをもたらしてくれる名作だ。

ジブリ作品「もののけ姫」「猫の恩返し」「風立ちぬ」を3週連続放送!

 8月20日・第2夜は、宮崎氏の企画、森田宏幸監督の青春冒険ファンタジー「猫の恩返し」をおくる。高校生のハル(声・池脇千鶴)は普通の女の子。車に轢(ひ)かれそうになったネコを助けたが、そのネコが“猫の国”の王子様だったため“恩返し”に、猫の国に招待されることに。「このまま、ネコになってもいいかも…」と思った瞬間、ハルは徐々にネコの姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさに初めて気付いていく。その時、ハルを救うべく、ネコの男爵・バロン(声・袴田吉彦)が颯爽と現れる。「だめだハル、自分を見失うんじゃない」。果たしてハルの運命は? 今を生きることの大切さを爽やかに描いた優しい物語だ。

ジブリ作品「もののけ姫」「猫の恩返し」「風立ちぬ」を3週連続放送!

 8月27日・第3夜は、宮崎監督作品「風立ちぬ」を放送。飛行機作りに情熱を注いだ実在の人物、堀越二郎(声・庵野秀明)をモデルにし、大胆に空想を交えて描く、夢に向かって真っすぐ生きる青年の物語だ。

 かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのにつらい時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか? イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女・菜穂子(声・瀧本美織)との出会いと別れ。大空への憧れ、時空を超えた友情、切ない夫婦愛…。宮崎監督の思いが詰まった感動作となっている。

 鈴木敏夫プロデューサーは「『もののけ姫』から24年……あっという間です。宮さん(宮崎駿)は今、元気に『君たちはどう生きるか』を制作中。8月27日公開予定の『アーヤと魔女』も、よろしくお願いします」とメッセージを寄せている。


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