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松岡茉優、20代のトキコ役で「生きるとか死ぬとか父親とか」過去の物語に出演2021/03/05

松岡茉優、20代のトキコ役で「生きるとか死ぬとか父親とか」過去の物語に出演

 松岡茉優が、テレビ東京ほかで4月9日にスタートする、ドラマ24「生きるとか死ぬとか父親とか」(金曜深夜0:12)に出演することが分かった。

 ドラマは、ラジオパーソナリティー、コラムニストや作詞家と多彩な顔を持ち、女性からの圧倒的な支持を集める“独身のカリスマ”ことジェーン・スーが、自身の家族の出来事と思い出を描いた同名のリアルストーリーを原作に実写化。主人公のジェーン・スー自身をモデルとしたトッキーさんこと蒲原トキコを吉田羊が演じ、昔は破天荒な人生を歩み今ではすっかり丸くなったが、どこか自由奔放な愛嬌(あいきょう)のある父・蒲原哲也に國村隼が扮(ふん)する。また、劇中では、スー氏のラジオ番組で人気の「お悩み相談コーナー」を吉田が主人公・トキコの冠番組「トッキーとヒトトキ」として完全再現。トッキーさんことトキコと一緒に番組を盛り上げるユニークなラジオ制作メンバーとなるラジオディレクター・中崎をオカモト、ラジオ構成作家・近田を森本、ラジオ音響担当・遠山をヒコロヒー、そして、物語の鍵を握る人物となる雑誌編集者・今西を松永が演じ、個性豊かな面々が脇を固める。

 そして、ドラマの後半で時はさかのぼり、過去の物語が展開。父と母の出会いや、家族3人で暮らした日々。決して楽しいことばかりではなく、母の病気、会社の倒産や全財産の喪失、ほかの女性の影といった、苦悩や葛藤が描かれる。松岡は、そんな家族の過去の物語に登場する、20代のトキコ役を演じる。

 松岡は「台本を読ませていただき、『普通の家族なんてないですよ』というセリフにとてもひかれました。私のセリフではないのですが、物語のテーマと捉えました」と本作への印象を述べ、「また、今回、吉田羊さんの20代を演じさせていただけること、身の引き締まる思いです。羊さんの演じられた現代のトキコを拝見することで、イメージが膨らみました。そして、國村隼さんと親子役をできることが私の人生にあるのだなあと思いました。とても豊かな時間で、たくさんのことを教えていただきました」と2人に敬意を表した。

 さらに、「トキコと似た思いを持って過ごされてる方々に、幅広く届くことを願っています。きっと、自分のことを許せたり、少しだけ大事にできるようになると思うのです。私は回想シーンのみの出演なので、ドラマの完成がとても楽しみです」と期待を寄せている。


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