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横山裕が「コタローは1人暮らし」で連ドラ初主演。売れない漫画家&訳アリ5歳児が織り成すハートフルコメディー2021/02/18

横山裕が「コタローは1人暮らし」で連ドラ初主演。売れない漫画家&訳アリ5歳児が織り成すハートフルコメディー

 テレビ朝日系では4月クールに、関ジャニ∞・横山裕が主演を務める連続ドラマ「コタローは1人暮らし」(土曜午後11:30、開始日未定)を放送することが分かった。本作で連ドラ初主演の横山が売れない漫画家に扮(ふん)し、川原瑛都演じる訳ある5歳児と共にハートフルコメディーを届ける。

 横山は、ドラマ「絶対零度~特殊犯罪潜入捜査~」シリーズ、「ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(ともにフジテレビ系)、映画「決算!忠臣蔵」(2019年)、現在公演中の舞台「マシーン日記」など、俳優としても幅広いジャンルで活躍中。「30代最後に連続ドラマの初主演をさせていただけるということで、感慨深いものがあります。30代で培ったものをこの作品で出し切れるよう頑張りたい!」と気合十分で挑む。

 累計部数100万部を突破した津村マミ氏の同名人気コミックを、今回初めて映像化。子連れ入居禁止のアパートで、自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山)の隣の部屋に、ある日突然、何やら訳ありな1人暮らしの5歳児・さとうコタロー(川原)が引っ越してくる。誰よりもしっかりしているかと思えば、時に子どもらしい本音をのぞかせるコタローと衝撃の出会いを果たしたことで、狩野をはじめ同じアパートの住人たちも、大人としての責任や人を思いやる気持ちの大切さをあらためて実感し、少しずつ成長していく。

 脚本を手掛けるのは「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)や、「偽装不倫」「私たちはどうかしている」(ともに日本テレビ系)などコミック原作のドラマに定評のある衛藤凛氏。さらに、映画「マザーウォーター」(10年)、ドラマ「パンとスープとネコ日和」(WOWOW)、「きょうの猫村さん」(テレビ東京系)で知られる監督・松本佳奈氏が演出を、映画「蜜蜂と遠雷」(19年)などの作曲家・篠田大介氏が音楽を担当することも決定している。

 横山は「原作を読んだのですが、とにかく胸に刺さるんです。いろいろな問題を『こういう角度から伝えるのか!』という漫画のパワーと、著者の津村先生のスゴさを感じたこの作品に主演させていただくことが決まって、率直にうれしかったです」と出演を喜び、「コタローの発する言葉はエッジが効いていて、メッセージ性が強いんです。ハッとさせられることがたくさんあるし、それを言うのが5歳のコタローだから余計に響くんですよね。コタローが発した言葉を、受け皿となる狩野を介して視聴者の皆さんにどう伝えていくか…。そういう意味でも受け手が大事になってくるので、監督さんとお話しながら丁寧に演じて、視聴者の皆さんにメッセージを伝えていけたらいいなと思っています」と役どころを明かした。

 また、コタロー役の川原については「初めて(川原)瑛都くんにお会いしたら、ものすごくしっかりしていました。末恐ろしいくらいに(笑)。ちょっと大人びているところなど、コタローと瑛都くんが重なる部分があるので、一緒にお芝居するのがすごく楽しみですね。あと、何万回と言われているとは思うんですけど…やっぱりかわいいですね! 僕は頼もしい瑛都くんについて行くと決めました! 引っ張って行ってもらいます(笑)」と期待を寄せ、「メッセージ性のあるこの物語が、ドラマとしてどんなふうに描かれていくのか、僕も今から楽しみです。土曜の夜に、ホロッと泣けて、クスッと笑ってもらえる…そんな温かい時間を作ることができたらいいなと思っていますので、ぜひ楽しみにしていてください!」と視聴者へメッセージを送った。

 そんなドラマのキーマンを演じる7歳の川原は、ドラマ「カンナさーん!」(TBS系)で、そのキュートなルックスだけでなく、当時3歳ながら真に迫る涙の演技で視聴者の胸を打ち「天才子役!」の称賛を浴びた。今回は感情をほとんど表に出さない大人びた少年・コタローという難しい役柄に挑む。

 川原は「原作を読んだんですけど、コタローくんは『とのさまん』が好きじゃないですか。僕は『忍者ハットリくん』というアニメが好きで、殿様語ではないんですけど、『~でござる』とか言葉が少し似ていると思ったんです。あとコタローくんも僕も一人っ子とか似ているところがいっぱいあるので、出演することが決まってすごくうれしかったです。コタローは“うれしい”とか“楽しい”という感情を顔に出さないけど、強い気持ちをもっています。その気持ちを考えながら堂々と演じて、テレビの前の皆さんに楽しんでいただけるよう頑張ります」と力強くコメント。

 「横山さんは歌も演技もバラエティー番組も…僕がやりたいことを全部やっている憧れの人なので、共演できてすごくうれしいです!」と横山の印象を語り、もし1人暮らしをすることになったら「家族の思い出の写真を持って行きたいです。あとはテレビとか…(笑)。そして、今はペットがいないので、1人暮らしをしたらイヌを飼いたいです。いろいろな種類のイヌがいますけど、僕は北海道犬がいいです! 毛が白くてモフモフらしいんです。シロクマの赤ちゃんみたいでかわいいだろうなぁって、話を聞いているだけで癒やされたので、いつか飼いたいです」と語った。そして「楽しくテレビを見てもらって、皆さんにちょっとでも喜んでもらえたらいいなと思っています。土曜の夜、皆さんに会えることを楽しみにしているぞよ。ぜひ見るのである!」とコタローになりきって元気にアピールした。

 原作者の津村氏は「とにかく1日でも長く、1話でも多く連載を続けられるように描き続けてきました。その結果まさかドラマ化してもらえるとは、思ってもいませんでした。あらためて今までこの作品を支えていただいた方々をはじめ、このような大変なご時世のなか、ドラマ化に携わってくださる出演者・関係者の皆さまに感謝申し上げます」と喜んでいる。

 また、キャスティングについて「主演で狩野役を横山さんが務めてくださると知った時は、うれしくもあり驚きもありました。私の中の“面白くてかっこいいしっかりした大人”というイメージの横山さんが、ほぼ1日スウェットで暮らしてる“ちょっとダメな大人”の部類にいる狩野をどう演じてくださるのかが今から楽しみで仕方ありません。そして、連続ドラマ初主演をこの作品で飾っていただけるのが私にとってとても光栄です。また、コタロー役を務めてくださる川原くんですが、実は事前にオーディションの様子を見せていただいていました。丁寧ではっきりとした言葉遣い、演技に対する姿勢、礼儀正しさなどどれも大人顔負けでまさにコタローそのものだと感じました。演技中に魅せたコタローらしいちょっとしたしぐさにも感心です。早くテレビドラマを通して川原くん演じるコタローを拝見したいです。狩野役の横山さん、コタロー役の川原くん、2人の掛け合いも楽しみにしています」と期待を寄せている。


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