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柴咲コウ、アイヌの女性を追うドキュメンタリーのナレーターに。「強く美しい彼女の姿を見てほしい」2021/02/17

 HTB北海道テレビで2月20日に「テレメンタリー2021 ポネオハウ -アイヌの私-」(午後4:00、北海道ローカル)がオンエア。テレビ朝日系各局でも随時放送される(https://www.tv-asahi.co.jp/telementary/timetable/)。北海道・帯広でアイヌ居酒屋を営む豊川純子さんは、アイヌの出自についてずっと隠し続けてきた。しかし、彼女が生きづらさを克服し、自分らしく生きるようになった理由に迫る。ナレーターは柴咲コウが務める。

 帯広の屋台村「北の屋台」で、豊川さんが4年前にオープンさせたアイヌ料理を出す小さな店「ポンチセ」。名物は、アイヌ語で「骨のスープ」という意味の「ポネオハウ」。豚骨をじっくり煮込み、骨の周りの肉と野菜を一緒に食べる優しい味わいが特徴のアイヌの家庭料理で、豊川さんの家庭に受け継がれてきた「母の味」だ。

 アイヌ民族の母親を持つ豊川さん。アイヌの出自については、つい数年前までずっと隠し続けてきたという。

 「アイヌという言葉を聞くだけで背筋が凍るようだった」「自分がアイヌということは、なかったことにして生きようと思っていた」

 今なお残るアイヌの人々への偏見。出自を知らない友人たちが、なんの気なしにアイヌに対する差別的な会話をしていても、反論することすらできなかったという豊川さん。自分の気持ちにふたをして、平気な顔を保つようにしていたという彼女が、なぜ、あえてアイヌ料理の店を始めたのか。

 アイヌの自分を否定し、沈黙を守ってきた1 人の女性が、それまでの生きづらさを克服し、自分らしく生きるようになった理由とは。日常の中に息づくアイヌ民族への差別意識のなかで、懸命に生きようとする人々を追う。

 ナレーターを務める柴咲は「豊川純子さんが温かな母の味だという、ポネオハウ。帯広の屋台でポネオハウを提供し、『私はアイヌです』と前を向く、強く美しい彼女の姿。そこに至るまでさまざまな葛藤があったことを今回知ることができました。悩み苦しんだ過去を感じさせないほど、笑顔がすてきな純子さん。ぜひ皆さんに見ていただきたい番組です」とコメントしている。

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