桜井日奈子のムチャぶりで神尾楓珠が一発芸を披露!2021/02/03
桜井日奈子と神尾楓珠が、Huluで2月12日から独占配信されるオリジナルドラマ「マイルノビッチ」(全8話)の配信記念イベントに登場。ダブル主演を務める本作の見どころやお互いの印象を語ったほか、ファンからの質問や要望に応じた。
ドラマの原作は、累計発行部数が345万部を超える佐藤ざくり氏の大人気漫画。桜井演じる地味でモテない女子高生・木下まいるが、神尾扮(ふん)する神的メーク術を持つイケメン・熊田天佑のプロデュースでみるみるキュートな女の子に変身し、さまざまな恋に翻弄(ほんろう)されながら“本当の愛”を見つけるまでを描く、“恋愛下剋上ラブコメディー”だ。
役作りについて桜井は「『毒キノコ』と呼ばれていたさえない女の子が、メークをしてもらうことで自信がついて、心も変化して、かわいくなっていく。そのギャップを表現するために『毒キノコ』の部分をいかに、不気味にできるか、その幅を出すのが難しかったです。漫画よりもコメディー要素が強くなっていて、コメディー部分を私が担っていたので、振り切れるところは振り切っていきました」とコメント。そんな桜井の演技を「監督のムチャぶりにも応えなきゃいけなくて、大変そうだなと思っていたけど、自然だった」という神尾は、自分にしかしたことのないメークを人に施すのが難しかったそうで、桜井から「スマートにやられていた」と褒められるものの、「むちゃくちゃ緊張していました」と“神的メーク術”を持つキャラクターに苦労したことを明かした。
ドラマの内容にちなみ「何かをきっかけに変化、奮起したこと」を聞かれた桜井は、「芸能界に入るきっかけとなったコンテストに、友達に誘われたのが人生の転機だったと思います。それまでは人前に出ることが得意ではなかったんです。芸能界に入りたくて出場したわけではなかったんですが、今は勇気を出してそのコンテストに出てよかったなと思っています」と振り返り、「その時は、夢にも思っていなかったですが、今は女優を天職だと思っているし、何かを人に伝えるという仕事以外、ほかの仕事が想像できない。ほかの何にも代えられないものなので」と女優業への強い思いを告白。
桜井の発言に、神尾は「何かを伝えるのは難しい」と話し、「普段プライベートでは伝えることが下手くそで、むしろ役があるから伝えられる。『言葉足らず』とよく言われるんですよね。自分の中で伝えたい思いがあるのに、最後の一言しか言わないから、ほかの部分を読み取らないといけないって」と周囲から指摘を受けることがあると苦笑した。
そんな神尾について、「『ポーカーフェイスなのかな?』って最初は思った」という桜井だが、「無口な感じかと思ったんですが、そんなことはなかったです。私も人見知りなので、歩み寄るのに時間はかかってしまいましたが、フレンドリーな感じが伝わってきますし…」と徐々に距離が縮まった様子で、神尾が「基本、(伝えたいことは共演の)伊藤あさひを経由して伝えていました」と笑うと、桜井も「いつも2人セットで現場に一緒にいて、カップルみたいでした」と現場での様子を伝えた。
また、劇中とは逆で「桜井が神尾をプロデュースするなら?」というファンからの質問に、桜井が「神尾くんはクールでスマートなイメージなので、真逆でいきなり一発芸をするようなひょうきんな人」と回答し、「ここで一発芸をしてもらっても」とムチャぶり。「なんでだよ! おかしいだろ!(笑)」と戸惑う神尾ながら、撮影中に寒くて膝をこすっていた時の様子から思いついたという、イスに座ったまま、片方の膝をこする「膝こぞうDJ」の一発芸を披露し、桜井を爆笑させた。
さらに、岡山出身の桜井に「岡山弁で“きゅん”とする一言を言ってほしい」とリクエストが。桜井は悩んだ末に「今日は天気がええなぁ」と話すものの「それのどこにキュンとくるの?」と神尾からツッコまれ、さらに考えた末、「好きだから付き合ってくれませんか?」を岡山弁で言うことに。そして、キュートさ全開で「好きじゃけえ、付き合ってくれん?」と言った桜井をお手本に、神尾もチャレンジ。「千鳥さんみたいに言ったらいいんじゃない?」とアドバイスを受け、「お前のことが好きじゃけぇ、付き合ってくれん!」と力強く告白し、ファンの期待に応えた。
季節柄、バレンタインの思い出については「学生時代は友チョコがはやっていて、100個ぐらい作っていたので、登校する直前まで袋詰めをしていた」と振り返った桜井に対し、神尾は「僕はもらっていない。覚えていないですよ。あまり記憶にないんです」とにわかに信じがたい発言で、桜井から「ホントに?」とツッコまれていた。
そして2人は「バレンタインは好きな人に思いを伝える絶好の機会なので、恥ずかしい気持ちを押し殺して、一歩踏み込んでみて。あなたの思いが好きな人に伝わりますように。ハッピー! バレンタイン」(桜井)、「手作りが苦手な人もいるかと思いますが、大事なのは気持ちだと思います。ちょっと恥じらって渡す方がかわいいと思うので、そんな要素を入れつつ(笑)、頑張ってください」(神尾)と、バレンタインを前にエールを送った。
イベントの終盤には、本日の衣装が、お互いに選んだ(プロデュースした)衣装であることが明かされ、神尾が桜井のイメージというピンク色が入った衣装を選んだことを明かすと、桜井は「私のイメージがピンクってうれしい」と顔をほころばせ、「神尾くんには黒のイメージがあったので、あえて違ったネイビーのセットアップを選びました」と説明。神尾は「爽やかなものを選んでくれたんですね。2人(が並んだ時)の衣装もいい相性ですよね」と、気に入った様子だった。
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