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安藤サクラと古川雄大が「おはなしのくに」で名作の一人芝居に挑戦2020/12/17

 安藤サクラと古川雄大が、NHK Eテレで12月23日に放送される「おはなしのくにスペシャル 幸せとは?」(午後7:25)に出演する。

 「おはなしのくに」は、世界に語り継がれてきた名作を、俳優が一人芝居で演じる、幼稚園、保育所~小学校3年生向けた教育番組。番組放送開始から30周年となる節目に、「幸せとは何か?」について考えさせられる、世界で語り継がれてきた名作「賢者の贈り物」と「幸福の王子」の2作を映像化。番組では、幸せにまつわる「本当にあったおはなし」もミニドキュメントで紹介する。本当にいろんなことが起きた2020年の締めくくりに、いろんな形の「幸せ」、そして、人と人とのつながりの大切さを感じてもらえたらという願いを込めて制作された2作となっている。

 安藤は、オー・ヘンリー作による、クリスマスを目前に控えた、ある貧しい夫婦の物語「賢者のおくりもの」を演じる。貧しいながらも、お互いのことを思い、幸せに暮らしていたジムとデラ。しかし、お互いにクリスマスプレゼントを贈る余裕はない。それでもなんとか、愛する夫に贈り物をしたいと思ったデラは、自慢のつややかな髪の毛を売って、プレゼントのためのお金を用立てる。そして、ジムが大切にしている金時計に似合うプラチナのチェーンを買うが、デラのプレゼントを見たジムの表情は曇ってしまう。貧しい2人が聖夜に迎える結末とは…?

 「憧れのEテレ、さらに、昔から楽しく拝見している『おはなしのくに』に出演させていただけることをとてもうれしく思い、わくわくしました」と出演を喜ぶ安藤は、「子どもの頃、私自身、どんなことに夢中になりながらお話を楽しんでいたか、昔の五感の記憶をたどり、それらを大切にしました。“お話を伝える”というより、『この物語の世界を届けたい』と思って演じました」と役作りを明かす。そして「無限に広がる想像力の中、子どもたちみんなそれぞれに、いろいろな感じ方で楽しんでもらえたらいいなと思っています」とメッセージを寄せている。

 また、古川は、オスカー・ワイルド作「幸福の王子」を演じる。町の一角に立つ、若い王子の銅像。若くして亡くなり、銅像になって初めて自分の町を見渡している。そこで目にしたのは、これまで知らなかった人々の悲しみや苦しみ。王子は、そばで羽を休めていたツバメに、自分がまとっている装飾品の宝石や金箔を困っている人たちに届けてほしいと依頼。自由気ままなツバメは、初め応じようとしないが、王子の涙に同情し、一度だけならと協力する。しかし、一度だけだったはずの関わりは、ツバメの心に変化をもたらす。王子の気持ちに共感し、寄り添うこととなったツバメ。そして冬が訪れる。

 古川は、「『幸福の王子』は、小さい頃に慣れ親しんだ絵本の中でも心に残っている作品なので、演じさせていただくことにとてもご縁を感じます。僕自身、若い頃は自分の幸せばかりを考えていましたが、物語から受け取った『与える幸せ』を、年齢を重ねたことで理解できるようになったと思います。物よりも、時間や思い出にお金をかけるようになってきて、幸せの価値観が変わってきました」と、作品の内容と自身の心境の変化を重ねる。

 そして「『おはなしのくに』では、物語に登場するすべての役を1人で演じます。『ツバメ』と『王子』は表情で違いを出せますが、声だけで演じ分ける『天の声』や『通りすがりの男』は、オーバーに読んだり、声のトーンを意識しました。また、多くのお子さまが見られると思うので、童話を伝承する気持ちで丁寧に演じています」と演じ分けのポイントを語り、「衣装さんや照明さんなど、こだわりを持った頼もしいチームに助けていただきながら作った作品を、ぜひ見ていただきたいです」とアピールしている。

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