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古川雄大☆ドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」でチャラ男役に挑戦!2020/02/11

舞台を中心にキャリアを積み、近年はドラマなど映像作品でも活躍の幅を広げている古川雄大に、現在出演中のドラマ「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」(日本テレビ系)で演じている役柄についてや、撮影現場のエピソードなどを聞いた。

──バーのマスター・来島達也役を演じてみていかがでしたか?

「当初から、来島というキャラクターをしっかり理解することが大事だという思いで役に挑んできたつもりです。もちろんすべての撮影が大事なんですけど、まずは初日が特に大切かなと思って、最初から全力で思いっきり高いテンションで撮影に臨みました。自分が全力で作った来島のキャラクターを、共演者の方々やスタッフの皆さんの前で初日から披露したことで、今は違和感なく演じられているかなと思っています。来島という役については、新しい台本が来るたびにどんどん新たな発見があって、そこにすごく面白みを感じています」

──バーテンダーとしての所作や、軽さのあるキャラクターという部分で何を参考にしましたか?

「バーテンダーの所作は、教習に行かせていただいて基本的なものを学びました。とても難しかったです。キャラクター面では、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんのイメージを参考にさせていただいている部分はあります」

──主演の天海祐希さんとは、どんなコミュニケーションを取っていますか?

「僕は舞台を中心に活動をさせてもらっていて、映像作品に関してはブランクもあったので、分からないことやできなかったことをご指導いただいています。あとは、天海さんも僕も過去にご一緒したことのある、共通の演出家の方のお話をさせていただいたりもしています」

──天海さん以外にも今作には個性的なキャストがそろっていますが、撮影現場はどんな雰囲気ですか?

「ムードメーカーというか、撮影現場では主演の天海さんがいい空気を作ってくださっています。いろんな人に話しかけたり、みんなで一緒に楽しめる面白い話をしてくれたり、温かい雰囲気を作ってくれるんです。その半面、ふと監督と話し込んで作品に対する姿勢を見せてくださることで、締めるところは締めてくれてもいるなと感じています。天海さん以外にも、撮影現場ではいろんな先輩方が優しく接してくれて、僕はすごく助けていただいているなといつも感じていますね」

──今後、クライマックスに向けた見どころや、古川さんが演じている来島の注目ポイントを教えてください。

「今後はクライマックスに向けて物語が展開していきますが、僕が演じている来島の本当の人間性も明らかになっていくと思います。トップナイフたちの悩みや葛藤が描かれていく中で、来島の葛藤、心のもっと奥深くが描かれていくと思いますし、ぜひ今後の展開を楽しみにしながら見ていただけたらと思います」

──来島がマスターを務める「Bar カサブランカ」がトップナイフを目指す脳神経外科医たちの息抜きの場になっていますが、古川さんが仕事を離れて息抜きできる時間とは?

「あまりないんですけど、特に何かをするわけではなくても、自分の家にいたらそれだけで息抜きになるかなという感じです。あとは、たまにその時に食べたいと思ったものを少し遠いところまで食べに行くことが、自分にとっては息抜きになっています。最近は、辛いラーメンが食べたいなと思い立って、車で往復1時間半のお店に行って食べてきました」

──制作発表ではご自身のことを「根が暗い人間」と表現されていましたが、それ以外では、自分はどんな性格だと思っていますか?

「気分屋な部分があるなというのはすごく感じています。一つの物事に対しても、その時々で180°違う意見を言っちゃったりすることもあるし、自分でも自分のことをあまり分かり切っていない気もしていて、だから自分は気分屋なのかなと思いますね。そういう性格は、自分ではあまり好きではないんですけど…」

──自分が定まりきらなかったり、自分でも分からないところがあるというのは、人として面白い部分でもあるんじゃないですか?

「面白い部分でもあるのかな? そうですね…だから役者という仕事が楽しいのかなとは思います。自分が分からない分」

──ファンの方のブログには「天然キャラが魅力」とも記されています。

「自分では天然ではないと認識しているんですけど、天然の人って自分は天然じゃないって言うじゃないですか。そう考えると、本当は天然なのかもしれないという思いはあります(笑)。いや、たぶん違うと思いますよ。僕は、天然じゃないです(笑)。(マネジャーから『天然なところもある』と指摘されて)…じゃ、天然です(笑)」

──今年、プライベートでしたいと思っていることを教えてください。

「パソコンを使える人になりたいです。どんどん時代が動いているので、このままパソコンを操作できないのはまずいんじゃないかって思い始めているんです。今は、スマホのバックアップを取るぐらいでしかパソコンを使っていないんです。でも、パソコンを使える姿に憧れているだけで、実際にはたぶん使えるようにはならないと思いますけど(笑)」

──春からは連続テレビ小説「エール」(NHK)への出演も控えていますが、映像作品への出演をコンスタントに重ねる中で、将来的に演じてみたい役柄もイメージされていますか?

「現時点ですごくいろんなタイプの役、しかも自分とかけ離れた役を多く演じさせていただいていると思っています。今はそれがとてもありがたいので、次はこんな役を演じてみたいというより、まずは、今いただいている役をまっとうしたいという思いが強いです。その上で、いろんな役柄を演じさせていただくことで大きい役を任せられる実力をつけて、ミュージカルも含めて主演作品を増やしたいな、ただ演じるだけじゃなくてしっかりと結果を残したいなと思っています」

【プロフィール】

古川雄大(ふるかわ ゆうた)
1987年7月9日長野県生まれ。かに座。A型。ミュージカル「テニスの王子様」(2008年)、「ロミオ&ジュリエット」(13・17・19年)など舞台を中心にキャリアを積み、近年はドラマ「下町ロケット」(TBS系)など映像作品にも出演。20年は4月9日から公演のミュージカル「エリザベート」のほか、連続テレビ小説「エール」(NHK)、5月1日公開の「コンフィデンスマンJP プリンセス編」と出演作がめじろ押し。

【番組情報】

「トップナイフ-天才脳外科医の条件」
日本テレビ系 
土曜 午後10:00~10:54

東都総合病院に事故に巻き込まれた原田(笠松将)が運ばれてくる。一方、外来に偏頭痛などの症状を訴えてやって来た大澤(山本浩司)は、かつて深山(天海祐希)と関係があったようで…。

取材・文/大久保和則 撮影/尾崎篤志 
ヘア&メーク/平山直樹(wani) スタイリング/吉野誠

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