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ロバート秋山、自称・ラッパー兼ラーメン店経営者で「俺の家の話」に出演2020/12/16

ロバート秋山、自称・ラッパー兼ラーメン店経営者で「俺の家の話」に出演

 ロバートの秋山竜次が、TBS系で2021年1月スタートする、長瀬智也主演の連続ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 宮藤官九郎オリジナル脚本の本作は、生きていたら誰もが経験する、人生の関門=介護と相続をテーマに、濃すぎる家族が織り成す王道のホームドラマ。プロレスラーを引退し、20年ぶりに実家に戻った主人公・観山寿一(長瀬)が、能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパー・志田さくら(戸田恵梨香)を巻き込んで、介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げるストーリーだ。桐谷健太、永山絢斗、江口のりこ、井之脇海、平岩紙らも出演する。

 秋山が今作で演じるのは、自称・ラッパー兼ラーメン店経営者のO・S・D。O・S・Dは、江口演じる寿一の妹・長田(おさだ)舞の夫。ラーメン店を都内で4店舗も経営し、忙しい日々を送っている役どころだ。元ラッパー、もとい現在はラッパー自粛中というO・S・Dと、観山家の面々とのアップテンポなやりとりに注目だ。

 これまでも、秋山は同局の「特急田中3号」や「歌姫」(ともに07年)、ミニ枠ドラマ「永沢君」(13年)など数々のドラマに出演。俳優としても活躍の場を広げており、17年にはスペシャルドラマ「黒い十人の秋山」(テレビ東京ほか)で、1人10役に挑戦し、その異才を存分に発揮した。妻の実家で繰り広げられる介護問題に、癖の強いO・S・Dは一体どう立ち振る舞うのか? さまざまなクリエーターを演じてきた秋山が、初となる宮藤作品で起こす化学変化に期待が高まる。

 「『池袋ウエストゲートパーク』や『タイガー&ドラゴン』(ともに同系)など、宮藤さんの脚本ドラマは印象に残っている作品が多く、もちろん一視聴者として見ていたので、出演が決まった時はめちゃくちゃうれしかったです」と喜ぶ秋山は、「僕は、自称・ラッパー兼ラーメン店経営者のO・S・Dを演じます。一体どんな役なのでしょう」と笑いつつ、「役作りとしては、今日からできる限りキャップのツバは曲げず、奇麗に韻を踏むなどをして日常から変えていこうと思っております」とラッパーを演じる意気込みを語り、「『俺の家の話』は、面白いこと間違なしです。ぜひご家族でご覧ください」とアピールする。

 磯山晶チーフプロデューサーは「秋山さんのことは、(フジテレビのバラエティー)『はねるのトびら』時代から大好きです。『特急田中3号』『歌姫』から14年、なかなかご一緒できる機会がありませんでしたが、その後のご活躍を見て、憑依的といえる演技力に感服していました。今回、ようやくその演技力に見合う役ができたので、出演をご快諾いただき、とてもうれしいです」と秋山の起用理由を語り、「O・S・Dという役ですが、コメディーリリーフではなく、ストーリーの本筋に絡んでくる大事なキャラクターです。40代俳優としての秋山さんの魅力にご期待ください!」とキャラクターへの期待をあおっている。


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