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泉澤祐希、志田未来、宮沢氷魚が「エール」終盤のキーパーソーンに2020/11/06

泉澤祐希、志田未来、宮沢氷魚が「エール」終盤のキーパーソーンに

 泉澤祐希、志田未来、宮沢氷魚が、窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8:00ほか)に、新キャストとして出演することが分かった。

 ドラマは、全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」や、「六甲おろし(阪神タイガースの歌)」などを手掛けた昭和の音楽史を代表する福島県出身の作曲家・古関裕而氏と妻で歌手の金子(きんこ)氏をモデルに、主人公の古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)が二人三脚でヒット曲を生み出すストーリー。

 11月6日の放送では、裕一が音のために書き上げた「蒼き空へ」を、教会のステージで共に披露。音が預けていた夢がかなう幸せな時間が描かれ、あらためて音楽は人々に喜びをもたらすと実感した2人。裕一と音を取り巻く登場人物たちに、まだまだ波瀾(はらん)万丈な物語が展開される中、今回出演が発表された3人は、今後の物語の鍵となるキャラクターを演じる。

 泉澤が演じるのは、福島で床屋を経営している三上典男。息子が裕一の母校・福島信夫小学校に通っている。苦労して床屋を開業し、地元に根付いた商売を家族のためにコツコツと続けている真面目な男性だ。泉澤は「久しぶりの朝ドラ出演ということで、ワクワクと緊張が入り混じった気持ちでした。出演シーンは多くはないですが、芝居どころのある役なので台本が来てからひたすらセリフを染み込ませました」と役作りを明かし、「(同枠の)『ひよっこ』でもそうでしたが、やはり方言のある役は面白いです。典男という人物が、関わる人たちにどのように作用するのか注目してほしいです」と呼びかける。

泉澤祐希、志田未来、宮沢氷魚が「エール」終盤のキーパーソーンに

 また、志田が演じるのは、裕一の弟・古山浩二(佐久本宝)が支援している福島のリンゴ農家、畠山家の一人娘・畠山まき子。「もう終盤に近づいて、さらに盛り上がりを見せている『エール』に出演させていただけると聞いて、どんな役なんだろうと、とてもワクワクしました!」と語る志田は、「まき子は、家族に愛されて大切に育ててもらった一人娘という印象を受けました。音さんのセリフにも『まき子さんがいると明るくなる』というものがあったので、常に笑顔でいる!ということを意識して演じました。現場では窪田さんや二階堂さんはじめ共演者の皆さまが優しく接してくださり、楽しくまき子を演じさせていただきました」と撮影を振り返る。

泉澤祐希、志田未来、宮沢氷魚が「エール」終盤のキーパーソーンに

 そして、連続テレビ小説に初出演となる宮沢が演じるのは、ロカビリー歌手の霧島アキラ。ステージで骨折し、裕一と音の娘・華(古川琴音)が勤務する病院に入院するという役どころだ。宮沢は「朝ドラ出演は念願だったので実現して本当にうれしいです」と喜びを伝え、「途中参加ということで少しプレッシャーはありましたが楽しく自由に霧島アキラを演じることができました。コロナで世の中が少し窮屈になっている近頃ですが、『エール』そしてアキラを通して少しでも皆さんに笑顔と笑いを届けられたら幸せです」とメッセージを寄せている。

 11月7日から放送の第22週「ふるさとに響く歌」では、作詞家として大成した村野鉄男(中村蒼)だったが、自らの暗い過去にとらわれ、家族を主題にした歌だけは書けずにいた。裕一はそんな鉄男に母校の校歌を一緒に作ろうと誘う。校歌が完成して福島を訪れた2人に、思いがけない出会いが待ち受ける。一方、浩二はリンゴ農家を頻繁に訪れていた。実はその家の娘・まき子にひそかに思いを寄せているのだが、彼女は戦死した恋人を忘れられずにいた。


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