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「記憶捜査2」北大路欣也、風間俊介、上白石萌音が意気込み新たに「今まで以上にワンチームで頑張る」2020/10/20

「記憶捜査2」北大路欣也、風間俊介、上白石萌音が意気込み新たに「今まで以上にワンチームで頑張る」

 テレビ東京系で10月23日にスタートする金曜8時のドラマ「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~」(金曜午後8:00)のオンライン取材会が行われ、北大路欣也、風間俊介、上白石萌音が出席した。

 本作は、北大路演じる伝説の刑事・鬼塚一路が、慣れ親しんだ新宿の土地勘と、詳細に記憶した「昭和」と「平成」の二つの時代の街のイメージから、「令和」に起こった難事件を解決へと導いていくサスペンス。2019年の連続ドラマのシーズン1、そして今年7月放送のスペシャルを経て、連ドラ第2弾の放送となる。

 北大路は「鬼塚は、昭和を生き、平成を生き、そして令和を迎え、その自分の中の記憶をすべて活用できるような体制で、仲間と共に令和の事件に向かっていきたいという気持ちです」と語り、さらに「ずっと応援してくださった皆さんには本当に感謝していますし、そのおかげでシーズン2を迎えることができました。今まで以上にワンチームを作って頑張っていきたいと思います」と、感謝とともに意気込みを見せた。

 鬼塚の側で捜査を学ぶために、新宿東署刑事課司法係やって来たキャリア刑事・神啓太郎役の風間は「今、現実で僕らが向き合わなければいけない社会の問題に、ドラマのキャラクターたちが向き合うことで、見ている方々もそれを知って考えるきっかけになるドラマだなと、シーズン1から感じていました」と思い口にし、そして「現場でドラマに向き合うことが楽しく幸せで、僕が言うのもおこがましいですがチームワークがよくなるごとに、キャラクターの人間関係も色鮮やかに出てきていると感じています」と自信をのぞかせた。

 司法係に所属し、刑事志望の遠山咲を演じる上白石萌音は「もうシーズン8くらいやっているんじゃないかというチームワークと、現場に流れる空気がとても優しく心地いいです」と笑顔を見せる。「現場で一番の若手としては“若手の義務は成長すること”だと心得ておりますので、私自身も、役柄としてもドラマにいい風を吹かせられるように頑張らなければいけないなと思っています」と気を引き締め直している様子。

 今回の撮影が始まる前から、北大路や上白石と電話で話をしていたと話す風間。どんなことを話していたかを聞いてみると、「今、起こっていることなどを本当にいろいろとお話していました。僕としてはとてもありがたかったんですけど、北大路さんと45分もしゃべっていた時がありました。あの時はありがとうございました!」と、意外な長電話のエピソードを明かした。それに対して「いやでもね、かけるのは僕の方なんですよ。どうしてるかな?って。萌音ちゃんはCDを送ってくれたりもしたので、そのお礼も言いたいですし。今活躍している2人の姿がとてもうれしくてね」と、北大路のかわいい孫を見るようなまなざしに、風間も上白石もよろこびながらも恐縮しきり。

 また、そんな北大路も、2人は「僕が若い頃に比べてしっかりしている」と感じたという。その言葉に、風間が「北大路さんとお仕事をさせていただけるという喜びがありつつ、ピンと背筋が伸びるような緊張感は保っていきたいと思ってはいるんです。でも、北大路さんが包んでくれる空気があまりに温かくて、われわれは甘えっぱなしですよね」と上白石に振ると、「大先輩方は本当にフランクで、常にどこかで笑いが起きているような現場なので、ふとわれに返ってびっくりします」と同意。「増長しすぎないようにしないとね」と、風間も緊張感を持って撮影に臨むことを宣言した。

 とにかく学ぶことが多いという撮影現場で、風間は「言い方、伝え方というのは“気持ち”なんだなって痛感しました。僕は、大先輩方を前にうまくやりたいという気持ちが時々出てしまうんです。そういうことではなくて、役としての“気持ち”がそこにしっかりないと…と思う時があります」と感じたという。上白石も「学ぶことばかりで常にメモしていたいくらい。鬼塚さんの事件の謎解きシーンはすごく長い行数のセリフで、私たちはそこで茶々を入れるくらいのものなんです」と答えると、北大路は「それは僕も同じですよ。物語を終結させるために2人が活躍してくれて、それを鬼塚がもらうわけですから。それを丁寧に相手にも伝えないといけないという気持ちがある。だから、みんなに“ありがとう”という気持ちがあるかな」と、含蓄のある言葉で締めくくった。


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