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内田理央、“はぐれ刑事”原田泰造の相棒に。上司役には立川談春が決定2020/10/06

 テレビ朝日系で10月15日に放送する、原田泰造主演のドラマスペシャル「はぐれ刑事三世」(午後8:00)で、原田が演じる刑事・浦安吉之の相棒役に内田理央、2人の上司役に立川談春が決定した。

 本作は、1988年の放送開始以来、2009年までの22年間に計444回にわたって放送された、藤田まことさん主演で大人気を博したシリーズ「はぐれ刑事純情派」を装い新たにした刑事ドラマ。重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”のあだ名をつけられた、警視庁捜査一課の刑事・浦安に原田が扮(ふん)する。

 浦安とコンビを組む刑事・仁城華子を演じる内田は、「おっさんずラブ」(同系)での好演が評判を呼び、第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリで助演女優賞を受賞。直近では連続ドラマ「向かいのバズる家族」(日本テレビ系)、「来世ではちゃんとします」(テレビ東京ほか)に主演し、今年8月には主演舞台が上演されるなど、今最も旬な女優の1人だ。

 華子は正義に対して強いこだわりを持ち、捜査のためなら政治家である父親の名を躊躇(ちゅうちょ)なく使う“捜査ファースト”の刑事。一方では、浦安に負けず劣らず方向音痴で、どこか愛嬌(あいきょう)のある女性で、原田と内田の新生バディの掛け合いにも注目だ。

 そして、談春が演じるのは、浦安と華子の勝手な捜査の尻拭いで年中胃薬が欠かせない、警視庁捜査一課・河辺班の班長である河辺一成。談春は、最もチケットが取れない人気落語家の1人でありながら、近年は俳優として「ルーズヴェルト・ゲーム」や「下町ロケット」(ともにTBS系)で、重厚な演技を披露してきた。

 河辺は部下に振り回されているようで、締めるべきところはしっかりと手綱を締める男。部下とも確かな信頼関係を築き、班員一丸となって難事件に立ち向かう。談春の存在感がドラマに一層の深みと味わいを加える。

 今作への出演について、内田は「刑事ドラマの撮影はどうしても緊張するところがありますが、泰造さんが穏やかで優しい方なので、現場は笑顔が絶えませんでした。やっさんと華子のコンビ感をできるだけ早く出したいと思い、泰造さんと撮影前にしっかりと相談しました。実際、2人とも方向音痴ということが分かる場面を撮影した時、自然とやっさんに華子がどんなふうに話をしているのかを演じられて、最初からコンビネーションはバッチリでした!」と自信をのぞかせる。

 「華子はクールで、見た目も派手です。政治の世界を子どもの頃から見てきたので、感情に流されないところもあります。でも根は真面目で、政治家の娘ですからお嬢さまだと思うのですが、自分から積極的に動き、やっさんへも遠慮なくツッコミを入れます。それでいて、自分も方向音痴というところが、華子にも“はぐれ感”があると思っています(笑)」と分析し、「河辺班のやりとりも何とも不思議な味わいがあり、私は『シュールで面白いな』と感じています(笑)。『はぐれ刑事』ファンの皆さんはもちろんのこと、『「はぐれ刑事」は再放送で見た』という私と同世代の方や、さらに若い皆さんまで、幅広い方々に楽しんでいただけると思います!」とアピールしている。

 一方、談春は「幸せに向かって一直線に向かうヤツのことを、昭和の時代には“要領がいい”と言ったと思います。令和の時代は回り道をせず、最短距離で行くヤツを“頭がいい”と言うようになりました。でも一直線に行くのがいいことなのか? そもそも幸せは一直線で行けるものなのか? “はぐれる”とは、そのアンチテーゼだと僕は思います。はぐれること、すなわち回り道をすることを美化するつもりはありませんが、回り道に価値がない、無能だから回り道をしている、そんなことではないんですよ。なぜ令和の今『はぐれ刑事』を作るのか、そんなところに多少の意味があるのでしょうし、作り手の“使命”を受け止めつつ、河辺を演じています」と作品に込められた思いを述べた。

 そして、役どころについて「以前、捜査一課の課長という方にお会いしたことがあります。もう、目つきが“堅気”じゃない。河辺を演じる上で、立場が立場だけに、事件のことをある程度、見えているものがあるでしょう。それをどこまで表現すればいいのか、さじ加減が難しかったです。とはいえ、河辺が登場する場面は楽しいやりとりが多いので、プっと吹いてもらえたら幸いです。今回は1作目なので、まずは作品の世界感を味わってください。パート2、パート3になると、滂沱(ぼうだ)の涙が出るようなドラマになりますので(笑)、温かく見守っていただきたいです」と、今後の展開にも期待を寄せた。

 また、彼ら以外にも実力派キャストが集結。事件関係者には、美しすぎるITベンチャー「ロマンティック製作所」の社長・大角芽衣を紺野まひる、「ロマンティック製作所」を敵視する総合商社「植井商事」社長・古沢秀史を佐戸井けん太、その秘書・今北茉理を逢沢りな、同社取締役で創業者一族の御曹司・植井圭介を忍成修吾、殺人事件の第一発見者・三田陽菜を藤井美菜がそれぞれ演じる。そして、浦安や華子に振り回される河辺を気遣う、河辺班の中堅刑事・真島志乃にしゅはまはるみ、占い師の言うことをすぐに信用する浦安の妻・都子に真飛聖が扮(ふん)する。

 「ロマンティック製作所」副社長・浦賀有美(松岡依都美)の刺殺体が見つかり、河辺班の華子ら刑事たちが事件現場を調べていると、班長の河辺が、一緒に現場に来たはずの浦安が見当たらないと気付く。その後、こっそり現場に合流した浦安は、早速捜査を開始。第一発見者であるレストラン店長の陽菜に話を聞くが、浦安はその発言に違和感を覚える。続いて有美の勤め先を訪ねた浦安は、同社社長の芽衣に話を聞く。芽衣は“美しすぎるIT技術者”として知られ、新技術開発の助成金をめぐって政治家との不適切な関係を疑われたばかりだった。続々と浮かび上がってくる容疑者たち果たして浦安は、あちこち寄り道(=はぐれ)しながらも、事件の真相にたどりつくことができるのか?

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