「リビングの松永さん」中島健人が毎回脱ぐために週6でジム通い。髙橋ひかるが称賛するイケボぶりにも注目2024/01/09
フジテレビ系で本日1月9日にスタートする火ドラ★イレブン「リビングの松永さん」（火曜午後11：00＝関西テレビ制作）の制作発表会見が行われ、主演のSexy Zone・中島健人、共演の髙橋ひかる、Snow Man・向井康二、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花が登壇した。
「リビングの松永さん」は、岩下慶子氏の同名漫画が原作。さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスに住むグラフィックデザイナーの堅物アラサー男子・松永純（中島）と、ひょんなことから同じシェアハウスに同居することになったピュアで一生懸命な恋愛偏差値「3」の女子高生・園田美己（髙橋）が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディーだ。
それぞれの役柄をイメージしたという衣装で登場した6人は、自分が演じる役どころやキャラクターの魅力などを話しながら、あいさつした。
恋に不器用なアラサー・松永役の中島は「僕としてはあまり演じたことがない、恋に不器用な男子を演じさせていただきます。松永さんはこのシェアハウスの中の大黒柱的な29歳なんですけれども、中心的な存在でありつつ、メンバーに囲まれながら自分自身も成長していきます」と説明。
続いて、高校2年生のピュアな女子高生・美己を演じる髙橋は「高校2年生の女の子役と聞いた時、私は今年で23歳になる年でもあるので…」と申し訳なさそうに話すが、「実年齢の役じゃなかったり、自分がこれまでに経験したことのないことを役で経験することができたりというのが、このお仕事をしている魅力でもあると思うんですけど、その面白さをあらためて感じることができる役でもあると思っています」と前向きに答えた。加えて「美己よりも年上で、心を開いてくれているような、距離感もあるような不思議な松永さんにどう美己が接近していくのか、どう心を開いていくのかというところに注目していただきたいです」とアピールした。
そして、松永と男同士の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太郎役を担う向井は「健ちゃんはシェアハウスで一番長い、古株の住人でございまして、松永さんとは阿吽（あうん）の呼吸で暗黙の了解が通じる。そういう仲になっておりまして、そしてバーテンダーということで、話し上手、聞き上手、そして女性にチャラいイメージのあるキャラですけど安心してください。役なので！」と明るく話したかと思ったら、中島から「今のコメント全部台本通り！」とばらされ、会場から笑いが起きる。
次に、医大に通う大学生・北条凌役の藤原へマイクが渡る。「亮は医大生で寡黙でクールなキャラクターです。原作ではもとから住民としてシェアハウスに住んでいるんですけど、ドラマ版では途中から越してくるというちょっとオリジナルな要素もあるので…」と言いかけたところで「あれっ、これ言っちゃいけなかったんだっけ…」と心配になり、周りに確認しながらコメントを続ける藤原を見た共演者から「かわいい」との声が漏れる。
カレー店で働いていること以外は謎に包まれた、オタク系女子の服部あかねに扮（ふん）する大久保は「あかねちゃんは謎が多い人物です。でも一番愛情深い女の子だなと原作を読みながら思って、そういうあかねちゃんの愛情深いところをどんどん見せていけたらなと思っています。あかねちゃんにも今後びっくりする展開が待っているかもしれません」と、緊張しながら話した。
最後に、美己が憧れるネイリストの大貫朝子役で出演する黒川が「皆さんにとってお姉さん的存在で、みんなが楽しくスムーズなシェアハウス生活を送れるようにというのを心がけてやっております」とコメント。するとMCから「話が進むにつれて、お姉さんも恋に絡んでいくことになりますかね？」と聞かれ、「そうですね。シェアハウスのメンバーと関わる中でそういった一面が出てくるかもしれないですね…」と言った黒川の答えに、中島が向井を見て「うわぁ、隣のヤツ、緊張してるなぁ（笑）」とちゃかしていた。
6人全員があいさつしたところで、中島の役づくりについての話題に。中島は「声のノーンは二つぐらい下げています。松永さんになると声のトーンを下げる喉のふたのバランスを取るのは難しいんですけど、普段の中島健人ではない声色を見せられるかなと」と解説した。
これには髙橋も気付いていたようで「めちゃくちゃイケボです！ いつも透き通る中島健人さんの声とは違った魅力のある、内臓にずしんと響くような、生き方も見えるような…。私は松永さんにぴったりな声だなと思っています」と称賛。すると中島が「今年は声でいろいろな人を震わせていきたいですね」と低いトーンで応じた。
さらに、松永は服を脱ぐシーンが多いことを指摘されると「たぶん、1年の中で一番服を脱ぐ3カ月間で、ほぼ、毎回のように脱ぐと言っても過言ではないです」と明かした。実は、昨年10月頃までは“わがままボディー”だったという中島だが「12月に東京ドームの公演もあったので、同時に松永さんの体も仕上げていこうという気持ちで、週6でジムに通ってちょっと頑張りました。“ゴールデンボディー”を目指すために」とプロ意識を見せた。
ここで大久保から中島に関する情報が。「現場で毎日プロテインバーとプロテインジュースを飲んでずっと筋トレしてるんですよ。私は、から揚げ弁当を食べているから、なんか食べにくいなと思って…」と苦笑すると、「周りのプレッシャーになっているなとは気付いています。ちょうどクリスマスシーズンに撮影していたので、現場でプロテインバーをプレゼントしました。いいクリスマスになりましたよね」と満足げに語る中島とは裏腹に、共演者は複雑な表情を浮かべていた。
続けて、髙橋が中島からもらうアドバイスについて語っていく。「『このシーンどうしようか悩むね』という時は、すごくコミュニケーションを取ってくださいますし、私が1人で悩んでいることだからどうしようかなって、監督にも相談に行けず、何が正解だろうと考えている時も察してくださって、『もう1回シーンやる？』と、中島さんが監督に声をかけに行ってくださったりとか、年上の松永さんのお兄さんのようにすごく引っ張ってくださる存在です」と感謝した。
それを受けて中島が「（舞台が）シェアハウスなので、役だけじゃなくて共演者としてもいろいろなものをシェアしていこうって気持ちがあります。支え合って演じていくのは大切だなと思ったので、フォローさせていただいております」と真摯に答えた。
その後、向井の髪形や、中島と向井の実際の関係性や、ニューヨーク在住の黒川の話などがにぎやかに進んでいき、新年の抱負を語るコーナーに突入。「リビングの松永さん」にちなんで、今年は「○○の○○さん」というフレーズで答えていく。
「どこでもしゃべっちゃう」という髙橋は、今年は「静かな髙橋さん」を目指すらしい。テレビではおしゃべりなイメージがついているが、プライベートは静かだと言い、キャラ変をしてみようともくろんでいるのだとか。二つの候補があるという大久保は「“恋リア”の大久保さん」を選んだ。恋愛リアリティーショーに出演してから見るのも好きになったということで、今後“恋リア”の番組に関わりたいということで、これに決定したと話す。
そして、黒川が目指すのは「大人な黒川さん」。リーダーシップを取ったり落ち着いて冷静な精神状態を保てたりといった大人になっていけたらと考えているようだ。また、俳優とアーティスト活動をしている藤原は、今後も全力で両方頑張るという意思を込めて「ダブルアタックの藤原さん」と発表。
向井は「かっこいい向井くん」と発すると、共演者たちから失笑され「クールな一面の向井くん」に変更する。初めてのラブコメ出演ということで、クールな一面を見せたいと力を込めた。最後に中島が、今年の干支「辰（龍）」のように強い一面を見せていきたいということで、会見時の衣装と眼鏡をゴールドにしたこともあり「純金の中島さん」を目指すと宣言した。
その後、年の差恋愛を描く本作に出演する6人それぞれが、年の差恋愛や自身の恋愛観について答えるなど、予定時間をオーバーしてにぎやかな会見は終了した。
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