中島健人主演「リビングの松永さん」のシェアハウスメンバーに藤原大祐、大久保桜子、黒川智花が決定2023/12/11
フジテレビ系で2024年1月にスタートする火ドラ★イレブン「リビングの松永さん」（火曜午後11：00＝関西テレビ制作、開始日未定）。主人公・松永純（中島健人）が暮らすシェアハウスのメンバーに、藤原大祐、大久保桜子、黒川智花が決定した。シェアハウスに住むメンバー同士の距離感ゼロの恋模様にも注目だ。
「リビングの松永さん」は、岩下慶子氏の同名漫画が原作。さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスに住むグラフィックデザイナーの堅物アラサー男子の松永（中島）と、ひょんなことから同じシェアハウスに同居することになったピュアで一生懸命な恋愛偏差値「3」の女子高生・園田美己（髙橋ひかる）が、時に衝突し、時に助け合うことで互いを認め合い成長していくラブコメディーだ。
既に発表されている、松永と男の友情で結ばれているバーテンダー・鈴木健太を演じる向井康二に加えて、新たに3人の出演者が発表となり、物語の舞台となるシェアハウスで暮らす全メンバーが明らかになった。
藤原は、医大に通う大学生・北条凌役。恋愛に興味がなく、他人への関心が薄いクールボーイだったはずが、いずれ松永の恋のライバルにもなる凌を演じる藤原は、「原作を読んだ時に、この作品においての凌のポジションが、すごく大事になってくるキーパーソンの1人と知りました。原作ファンの方にも愛されている役で、そして僕自身もすごく感情移入ができる役だったので、演じるのがすごく楽しみでした」と明かす。
役柄の魅力については「うそがないところですかね。うそがなくて気持ちを真っすぐ伝えられるのに、普段はツンデレでなかなか表情もなくて、ツンケンしているところが逆に愛らしいというか。最初は、ちょっとぶっきらぼうと思われるところから、だんだん知ってもらうごとに、それが愛らしくなっていくという…。そこが凌のよさだと思います」と分析。加えて「松永さんが大人な役で、キャラクターもすごく立っていて言葉数が多い役なので、僕は逆に、言葉数が少ないというところで違いを表現できればと。あとは、ミーコ（髙橋）と凌が同じ世代、若い世代になると思うので、若さを前面に見せていきたいと思っています（笑）。でも、やっぱり松永さんのライバルとして、しっかり三角関係を演じることができればと思っています」と力強くコメントしている。
オタク系女子で、カレー店でアルバイトしていること以外、生活スタイルは謎という不思議眼鏡キャラ女子・服部あかね役には、大久保が起用された。「今まで女の子らしい役を演じることが多かったので、いわゆる眼鏡のオタク系女子は演じてみたい役の一つでした」と語る大久保は、「原作漫画を読んで、あかねというキャラクターがすごく個性的で、シェアハウスの中でも異質な存在だなと思ったので、お芝居で遊べるところが多いんじゃないかと思ってすごく楽しみ」とうれしそう。続けて「いざ、現場にクランクインした時に、シェアハウスのメンバーが最初から和気あいあいとしていて、こんなにもクランクインの時から仲のいい空気感で撮影できるんだなと…。原作漫画を読んだ時には想像ができなかったので驚いています（笑）」と撮影現場の雰囲気を報告。「衣装合わせの際に、今回はキラキラ要素は全消ししていわゆる謎の多いオタク系女子で絶対にモテなさそうな子になってほしいと頼まれました（笑）。ラブコメって面白いところもありつつ、ドキドキするシーンもあると思うんですけど、その中でも箸休めというか、あかねが映った瞬間にふと笑えるような存在になれたらいいなと思っています！」と意気込んでいる。
そして、ヒロインの美己にとって憧れのお姉さん的存在となるネイリストの大貫朝子役に扮（ふん）する黒川は、「キラキラですてきなシェアハウス生活の一員になれることをとてもうれしく思いました。ドラマをご覧になった皆さんに『シェアハウスしてみたい！』と思ってもらえるような雰囲気をつくりたいと思っています」と意欲を燃やす。
2014年10月期の連続ドラマ「黒服物語」（テレビ朝日系）以来、9年ぶりに共演する中島に対しては「当時から既にプロフェッショナルな座長でしたので、今回もご一緒できることになってとても楽しみです！」と声を弾ませ、「原作で描かれている朝子さんよりも、ドラマの方がシェアハウスのメンバーの頼れるお姉さん的存在になるのかなと思っています。ネイリストの仕事に集中していますが、シェアハウスのメンバーと触れ合う中で、自分のことも見つめ直して考え始める。それぞれの人間関係が描かれていくので、皆さんとディスカッションしながら役を膨らませていければいいな。朝子さんは大人の女性で、美己ちゃんの憧れの存在でもあって、恋の相談相手にもなってくるのかなと思っています」と役づくりついてのプランも伝える。
最後に、視聴者へのメッセージとして、藤原が「僕も原作を読んで、1人のファンとしてこの作品に向き合っていきたいなって思ったので、原作ファンの方にも、ドラマで初めて知ってくださった方にも楽しんでいただけるように、北条凌を作り上げて、そして、ミーコへの気持ちを丁寧に演じていければなと思っております」、大久保は「キュンキュンしてクスッと笑える、そんな作品にしていきたいと思います。小道具にもすごくこだわりがあり、シェアハウス内に置かれている写真やホワイトボードや小物にも注目しながら楽しんでいただきたいです。魅力的なキャラクターたちであふれるシェアハウスのラブコメを、ぜひお楽しみください！」、黒川も「ドラマでキラキラなシェアハウス生活を楽しんでください！ ほっこり幸せな気持ちにひたっていただけるような作品をお届けできるように、スタッフキャスト一丸となって頑張ります」と力を込めている。
そんなシェアハウスメンバー解禁を受けて、中島は「ホントに優しい人しかいないシェアハウスになりました。優しさにあふれているシェアハウスになったというか、それぞれ人には凹凸があるけど、それがピタッとはまる個性豊かなメンバーが集まったなと思います」と満足そう。「時間がタイトな中で行われている撮影も、みんなでそれを支え合える温かい空気感が流れています。『リビングの松永さん』は、1月クールで寒い時期のオンエアなので、雰囲気としても温かくないと駄目だなと思っていたので、本当に心の温かい方々が集まったと思っています」とうれしそうに語る。
「この作品は、目まぐるしくいろいろな子とが起きる日々の中で、心が温かくなれる作品にしたいですし、なると思っています。見てくださる皆さんにも、一緒にシェアハウスに住んでいるかのような気持ちになっていただける住人がそろったと思っています！」と充実の表情を見せる中島。現在、ドラマの撮影も順調に進んでいるが、「俺、松永さんになれてる？」とはにかんでおちゃめに問いかけつつ、「いずれにしても、この役はすごくしゃべるから！ 今は“松永言語”というか、“松永構文”をしっかり定着させるのに苦労しています」と苦労も吐露。「久しぶりの連ドラなので、毎日撮影していてすごく楽しいです。セリフに追われる日々が意外と心地いいとあらためて気付きました。今の年齢、今の感覚だからこそ演じられるものがあるんだなと思いながら撮影に臨んでいます。いい意味でリラックスして現場に向き合えているので、『リビングの松永さん』の放送開始まで、あと少し、楽しみに待っていてください！」とメッセージを寄せている。
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