バカリズム、自身のオリジナル脚本ドラマ「殺意の道程」で井浦新とW主演2020/08/03

バカリズムと井浦新が、WOWOWプライムで11月9日にスタートする、WOWOWオリジナルドラマ「殺意の道程」(月曜深夜0:00)で、復讐(ふくしゅう)を目的に“初めての殺人”に挑む従兄弟同士を演じる。同作は、バカリズムのオリジナル脚本による、復讐というシリアスな設定の中でどうでもいい部分をやたら細かくリアルに描くサスペンスコメディー。父親を自殺に追い込んだ男への復讐を誓う窪田一馬を井浦、一馬の従弟で協力する吾妻満をバカリズムが演じる。
ある日、1人の男が取引会社社長の裏切りにあい、自殺した。その息子と従弟は社長に復讐を誓う。綿密な計画を立て、完全犯罪の準備を行おうとする2人。しかし、事はそううまくは運ばない。どこで打ち合わせをするのか? 必要な物資は? いつ行うのか? 果たして一馬と満は目的を達することができるのか?
バカリズムは、ダブル主演の井浦について「企画書の段階で一馬役は井浦さんにやっていただきたいと思っていて、正式に決定する前から勝手に当て書きで脚本を書いていたので、引き受けていただいてほっとしています」とうれしそうで、「井浦さんとは年齢も近いので、空き時間に漫画やテレビの話をしたり、とても楽しく撮影しています」と相性も抜群だ。
そして、「普通のサスペンスドラマでは省略されるような部分を、細かく描いたら意外と面白いんじゃないかと思って書いてみました。一応、サスペンスコメディーとは言っていますが、たぶんあまり見たことがないタイプの変なドラマになっていると思います。面白いので、必ず最終話まで見てください」とメッセージを寄せている。
井浦は「タイトルの『殺意の道程』から重々しい印象を受けて、1ページ1ページ息をのみながら読み進めていくと、次第にこの会話劇はどこに向かっていくのだろうと。最後までひたすら楽しんで読ませていただきました」とバカリズムのオリジナルストーリーを称賛。バカリズムとの共演には「基本ベースにシリアスさがありながら、2人がどんどんズレていって、どこまでも転がっていきます。満を演じるバカリズムさんのぶれない独特なテンポを一馬として、どう受け止めてキャッチボールしていくかを楽しみながら演じています」と喜んでいる。
さらに「シリアスな復讐劇が根底にあって、そこにあるメッセージ性をバカリズムさんの世界観やユーモアで包み込んでいます。見てくださる方たちには、どこに向かっていくのか分からないバカバカしさが面白さとなって伝わればいいなと思っています。生きる喜びや目的をどこかに置き忘れてしまった男たちが、復讐を通して知らず知らずのうちに少しずつ『人生のきらめき』を取り戻していく物語でもあります。最後まで見終わった後に、登場人物から『小さな喜びや希望』を感じ取っていただける作品になれたならと思います」と見どころを明かし、意気込んでいる。
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