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綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみで、特別な使命を持つ3人の男女を描く意欲作2015/11/19

綾瀬はるか×三浦春馬×水川あさみで、特別な使命を持つ3人の男女を描く意欲作

 TBS系では、来年1月から綾瀬はるか主演の連続ドラマ「わたしを離さないで」(金曜午後10:00、スタート日未定)を放送することが決まった。特別な使命を持って生まれた3人の男女の数奇な運命を描く作品で、主人公の保科恭子を演じる綾瀬は、「シリアスな役どころで、私自身もとても楽しみにしています。スタッフ、キャストの皆さんと力を合わせて、見応えのあるドラマにしたい」と意気込みを語っている。

 同ドラマは、世間から隔離された陽光学苑で“特別な子供”であると教えられて育った恭子、土井友彦(三浦春馬)、酒井美和(水川あさみ)の3人が、自らに課された使命と学苑の秘密を知っていくサスペンス。英国のベストセラー作家として知られるカズオ・イシグロ氏の同名小説を原作に、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」や「天皇の料理番」(TBS系)などを手掛けた森下佳子氏が脚本を担当する。

 世界的な文学賞であるブッカー賞を受賞し、英国で100万部を超えるベストセラーになった原作を読んだ綾瀬は、「静かに穏やかに心に問い掛けてくるのですが、受ける衝撃はとても強く、物語の中で運命に翻弄(ほんろう)されていく人たちの思いが響いてきた」と、その世界観に強く引き込まれた様子。

 共演の三浦は、「原作を読み終えた時に“生きることは常に欲求だ”と伝えられた気がしました。この作品を通じ、今一度生きることについて学びたい」と意欲を見せると、水川も「絶望に満ちた話で、感情がざらつき、心が重たくなりますが、残酷な中に描かれる希望というものは、より一層輝かしく美しく目に映ると思いました。それぞれの未来が詰まった、皆さんの心に届くドラマにしたい」と見どころを訴えている。


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