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Hey! Say! JUMP・伊野尾慧、Kis-My-Ft2・千賀健永が解体現場で潜入取材!「職人さんたちの思いや驚きの工法を見てほしい」2023/03/22

Hey! Say! JUMP・伊野尾慧、Kis-My-Ft2・千賀健永が解体現場で潜入取材!「職人さんたちの思いや驚きの工法を見てほしい」

 Hey! Say! JUMP・伊野尾慧、Kis-My-Ft2・千賀健永が、NHK総合で4月5日にスタートする新番組「解体キングダム」(水曜午後7:57)にレギュラー出演することが分かった。

 普段見ることのできない解体現場の奥の奥に潜入し、日本が世界に誇る驚きの職人技に密着する「解体キングダム」。年間、70万を超える建造物が解体されている“解体王国・ニッポン”だが、国土が狭く世界でも有数の地震国である日本では、「隣のビルとの隙間が数センチ」「耐震構造の頑丈な躯体(くたい)」「周囲や環境への騒音・振動などの配慮」など数々の難関が。それを乗り越えるべく日本の解体技術は独自の進化を極め、今や世界一とも言われるまでになった。

 そんな世界一の解体職人たちが挑む、“バブル期に建てられた凝ったデザインの高層ビル”や“海中の建造物”などなど「難攻不落の解体現場」に、明治大学で建築を学んだ“建築アイドル”伊野尾、解体現場から出る廃材でアート作品を作るのが目標だという“芸術系アイドル”千賀に加え。昨年超難関の一級建築士に見事合格した俳優の田中道子、若い頃に解体現場で働いていた経歴を持つ元K-1チャンピオン・魔裟斗が潜入する。

 ある現場では、重機の達人が巨大なアタッチメントをミリ単位で操作しながら巨大建造物に挑み、築400年を超す重要文化財の寺社では、文化財保存技術の専門家と熟練宮大工がタッグを組み、ほとんどの部材をそのまま利用して再生させる超難関ミッションに挑戦。ドローンやタイムラプス撮影を駆使し、大迫力かつ繊細な日本の技術力を浮き彫りにする。

 4月5日放送分では、日本が誇る建築家・黒川紀章さんが設計した中銀カプセルタワービルの解体現場に潜入。「取り外し可能なカプセルハウス」を積み上げた、唯一無二の構造が特徴で、世界中から愛された日本が誇るデザインビル。建設から半世紀がたち、老朽化が進んだことから、惜しまれつつも解体されることが決まった。しかし、いざ解体するとなるとほかに類を見ない構造が解体業者を悩ませていくことになる。無事安全に解体することはできるのか? ベールに包まれた職人たちのすご技が展開される。

 「中銀カプセルタワービル」の解体現場で取材を行った伊野尾は、「世界中の人々から愛された昭和の名建築なので正直、解体するのはもったいない、とも思いましたが、解体するとなった時に、ほかに類を見ない建物をどう解体するのか、その興味が出てきました。今回はただ解体するのではなく、保存もしていかなくてはならないので、非常にデリケートな解体工事でしたが、職人さんたちの思いや驚きの工法をぜひ、見てほしいなと思います」とアピール。

 田中は「一級建築士になるため、建築の勉強はたくさんしてきましたが、解体現場を見るのは初めての経験です。すでに何カ所か取材させていただき感じたことは、今、特に都市部では新しい建物を作ろうと思った時、何かを解体しないと始まらない、ということです。つまり、解体とは壊すことではなく、新しく創造するための第一歩、ということになるのです。そう思って解体を見ていくと、一層面白く見えてきますので、皆さんにも解体工事の醍醐味(だいごみ)を感じていただけたらと思います」と番組の楽しみ方を伝える。

 魔裟斗は「若い頃、解体の現場で働いていたことがありますが、その当時の技術と比べて、この番組で紹介する解体工事のレベルの高さにまず驚きました。さらに、建物を作る時には解体することを想定していません。なので、解体の現場に行った時、『これどうやって解体するの?』と疑問に思う場面にたくさん出くわすと思います。日本の解体技術のすごさや、驚きの解体方法を皆さんに分かりやすくお伝えできれば、と思っています」と抱負を述べる。

 千賀は「全国の、見たことがないような解体現場からたくさんリポートしていきたいと思います。いつか解体現場で出た廃材で、アート作品の制作にも挑もうと思っていますので、楽しみにしていてください!」と意気込んでいる。

 なお、3月29日には、新番組の見どころを紹介する「解体キングダム レギュラー放送直前SP」(午後7:30)も放送される。


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