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「ダ・カーポしませんか?」伊野尾慧が念願のドラマで奮闘! 「普段は出さないような感情の部分まで出せたらいいなと思います」2023/02/20

「ダ・カーポしませんか?」伊野尾慧が念願のドラマで奮闘! 「普段は出さないような感情の部分まで出せたらいいなと思います」

 追い詰められた多重債務者たちが、人生の一発逆転を狙い金と命を懸けたくじ引きに挑むさまを描くドラマ「ダ・カーポしませんか?」(テレビ東京系)。このゲームを主宰する“ミスターX”の狙いは何なのか? そして、最後まで生き残り人生をやり直すことができるのは…? 話が進むにつれ、脱落者が出るデスゲームのスリリングな展開は、その先が読めず目が離せません。

 今回は、多重債務者の1人である真澄太一を演じる伊野尾慧さんを直撃取材! 役作りや撮影現場の雰囲気、ご自身の運の良さや、今までの人生を振り返って大変だったことなどを明かしてくれました。

――本作はデスゲームというテーマですが、最初にドラマのお話を聞いた時の率直な感想を教えてください。

「デスゲームをできるというのがうれしいなと思いました。なかなかプライベートで『よし、デスゲームやろうぜ』ってやれることはないですから(笑)。ドラマじゃないとできない遊びをやれるのは、非常にいい経験だなと思います。もしプライベートで参加できるとしても、…怖くて参加できないと思います(笑)」

――念願のドラマへの出演ということで、真澄太一という役についてはどのように役作りされていますか?

「今回、ドラマの展開がどうなるかを僕らも知らないんですよ。今まで出演させていただいた作品は、原作があったり、結末が分かっている状態だったので、キャラクター作りがしやすかったんです。それに比べて本作は、役についての多少の背景はあるものの、本当にそういう人なのか? そして、今後の話の展開はどうなっていくのか?と、分からない部分が多数あるので、役作りにおいて非常に難しく感じています。でも、それは同時に自由でもあるということだと思うので。あまりとらわれ過ぎず、自由にやらせていただいていますね」

――ご自身で「こういうふうに演じたい」と撮影現場で提案されているのでしょうか?

「意見を出すことはあまりしていないんですけど、生死や大金を懸けているので、感情の振れ幅が激しいことが多いんですよね。普段は出さないような感情の部分まで出せたらいいなと思います。僕だけではなく、共演者の皆さんもこのドラマでしか見られない表情が出てくるんじゃないかなと」

「ダ・カーポしませんか?」伊野尾慧が念願のドラマで奮闘! 「普段は出さないような感情の部分まで出せたらいいなと思います」

――その分、撮影は大変そうですよね。

「発狂したり、感情が高ぶるシーンが多く、その表現の仕方のバリエーションがどんどんなくなっていくので、それが難しいなと思いますね。笑っている人がいれば泣いている人もいたりして。声の出し方もいろいろありますし、そのあたりの皆さんの押し引きは、視聴者の皆さんからするとなかなか面白いんじゃないかなと。総じて、結構ヤバい撮影現場だなと思っていますよ(笑)」

――(笑)。そんな中、現場の雰囲気はいかがでしょうか?

「共演者の皆さんの世代はバラバラですが、和気あいあいとお話させていただいています。二宮辰之助役の武田鉄矢さんが、映画『七人の侍』の話をしてくださるのをみんなで聞いたり、南雲洋子役の観月ありささんと今後の展開のことをお話したりしています。次はこの人がこういう死に方をするんじゃないかとか、どんなゲームの内容がくるのか、物語の終盤で2人生き残ったらどうするんだろうなど…そんな予想合戦をみんなでしていますね」

「ダ・カーポしませんか?」伊野尾慧が念願のドラマで奮闘! 「普段は出さないような感情の部分まで出せたらいいなと思います」

――皆さんの仲の良さが伝わってきます。作中では運がすごく重要になってきますが、ご自身は運がいい方だと思いますか?

「いいと思っていたいですけどね。Hey! Say! JUMPに入れたことや、今こうやって活動させていただけているということは運がいいんじゃないかなと。実は、僕は今まで占いとか全く信じていなかったんですけど、それを取り入れていったら面白くなるのかもと思って、最近は信じてみようかなと思っています! つぼを買ったりとか…っていうのは冗談ですけど(笑)」

――太一を演じていて、「運が悪い人だな」と感じますか?

「そうですね。ただ、作中で行われるゲームの結果が、果たして本当にすべて運によるものなのかというところもまだ分からないので。われわれも本当にすべてを疑いながら演じています」

――伊野尾さんご自身は、くじ引きで今までに大当たりを引いたことはありますか?

「小学生低学年の時に、スーパーの福引でスケートの無料券を当てたのは今でも覚えていますね。ガラガラ回す抽選器を使った福引って大抵ティッシュしか当たらないんですけど、たまに豪華な食事券とか、スケートの無料券が当たったりして。スケートに関しては、家族で滑りに行ったのをよく覚えています」

――ほほ笑ましいエピソードをありがとうございます! それでは最後に、ドラマでは多重債務者たちが人生の一発逆転を懸けてさまざまな悲しみや苦しみを乗り越えていきますが、ご自身がそういったことを乗り越えた経験があれば教えてください。

「基本的には悲しかったり、苦しかったことは忘れるようにしているので、あまり覚えていないんですが…やっぱり大学生の頃が一番大変だったと思いますね。満員電車に乗りながら通学して、課題も多い中、4年間で卒業しないといけなかったので、結構ハードだったなと感じます。でも、その時間があったからこそ、今やらせていただいている仕事と比べても、その時の方が大変だったなと思えることが多いんですよね。だから、さまざまなことを乗り越えるための支えになっているかなと。それと、10代の頃に頑張っていて、その時芽が出なくても、意外と5年、10年後に芽が出たりすることって非常に多いと思うんですよ。僕は、30代、40代と年を重ねても楽しくハッピーに過ごしていきたいので、今やれることを頑張らなきゃなと感じますね。それは当時から変わらないと思います」

【プロフィール】

伊野尾慧(いのお けい)
1990年6月22日生まれ。埼玉県出身。蟹座。A型。Hey! Say! JUMPのメンバー。バラエティー番組「いただきハイジャンプ」(フジテレビ系)、「u&i」(声の出演)(NHK Eテレ)、ドラマ「准教授・高槻彰良の推察」シリーズ(東海テレビ×WOWOW)、「家政夫のミタゾノ」シリーズ(テレビ朝日系)、映画「ピーチガール」などの話題作に出演し、多方面で活躍。

【番組情報】

ドラマプレミア23「ダ・カーポしませんか?」
テレビ東京系
月曜 午後11:06~11:55
※地上波放送終了後、動画配信サービス・Paravi、ひかり TV、TVerほかで配信

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)



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