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堺雅人が3年ぶりに日曜劇場で主演!「VIVANT」で阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司と共演2023/02/27

堺雅人が3年ぶりに日曜劇場で主演!「VIVANT」で阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司と共演

 堺雅人が、TBS系で7月スタートの連続ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜午後9:00、開始日未定)が主演を務める。さらに、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司といった日本を代表する俳優陣が初共演を果たすことも発表された。

 主演の堺は、同局の「半沢直樹」シリーズで脅威の視聴率をたたき出し、2013年版は平成の民放ドラマ歴代1位を記録。令和に放送された20年版も前作の勢いそのままに、日本全国で国民の半分以上がリアルタイム視聴し、テレビドラマの真骨頂を体現した。劇中のセリフを子どもたちがまねするなど、老若男女の視聴者が堺の演技に夢中になり、ブームを生み出した。そんな堺が3年ぶりに「日曜劇場」に帰ってくる。

 そして、「VIVANT」の演出を務める福澤克雄氏は、同局の「3年B組金八先生」第5~7シリーズ、「砂の器」「華麗なる一族」「南極大陸」「99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~」などの超大作をはじめ、近年は「半沢直樹」シリーズ、「下町ロケット」シリーズ、「陸王」「ドラゴン桜」など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた。このたび福澤氏が満を持して制作する最新作は、演出だけでなく原作も手掛けた完全オリジナルストーリーだ。福澤氏が作り上げてきた「日曜劇場」で主演を務めた堺、阿部、役所をはじめ、まさしく日本のエンターテインメントを牽引するキャストと、福澤氏と共に「日曜劇場」を作ってきた制作スタッフが集結する。

 堺は「福澤監督にまたお声掛けいただき光栄だったのと同時に、本プロジェクトでの主演は大きな覚悟が必要だと身が引き締まる思いがしました。台本を読んで、福澤監督はじめ企画した方の深い愛情を感じました。けれども、あまりに壮大で複雑でスピーディーな物語なので、準備が追いついていない状況です。正解は福澤監督の頭の中だけ。でも福澤監督は、全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方なので、意気込みしかないです!」と気合十分。  

 続けて、「素晴らしい共演者の方々とお芝居するのは楽しみです。役所さんと本格的にお芝居するのは初めてなので、懸命に食らいついていきたいです。阿部さんとは映画で何度か共演していますが、阿部さんの新たな魅力を間近で堪能して、勉強できればと思っています。二階堂さんはいろんな表情を持っていて、引き出しが多い素晴らしい俳優さん。松坂さんは初めてですが頼りにしていますし、僕も負けないように頑張りたいです」と共演者について触れ、「本作の詳細はシークレットなので、道で僕に会っても何も聞かないでくださいね(笑)。皆さんの期待を決して裏切らない作品になると思いますので、放送を心待ちにしていてほしいです」と呼び掛けている。

  阿部は「自分にとっても新たな挑戦となる大きなプロジェクトなので、現場でさまざまな発見ができたらうれしいです。これからどういう撮影になるのか、どんな作品が完成するのか予測ができません。これまで以上に福澤監督の本作品に対する巨大な熱量に非常にワクワクしています。そして、魅力的なキャストに恵まれ、身の引き締まる思いです。それぞれ自分の役に対する責任感が強く、台本以上の深いお芝居をされるので、現場でよりよいものを作り出していくこのチームに全力で挑みたいと思います」と力を込め、「堺さんとは連続ドラマでご一緒するのは初めてなので、今回の長丁場で、共にいいものを作り上げていきたいと思います。二階堂さんは初共演ですし、桃李くんとは11年ぶり、役所さんは若い頃からずっと憧れている先輩なので、皆さんといいお芝居が一緒にできればいいなと思います。期待していてください」と豪華メンバーとの共演を楽しみにする。

 また、二階堂は「壮大なストーリーで、間違いなく面白い作品になると感じています。現場は驚きの毎日で、共演者の皆さんは実力派の方ばかりなので足を引っ張らないよう、必死に食らいついていきたいです」と意欲をにじませ、共演者に関しては「主演の堺さんは座長として懐が深く、とても頼もしい方で、堺さんについていけば大丈夫だという安心感があります。阿部さんはお芝居をとても繊細に作り込まれていて、日々学ばせていただいています。松坂さんは、今まで見たことがない新しい一面が見られるんじゃないかと楽しみです。役所さんは私の映画デビュー作品の監督を務められていて、今回久しぶりに共演させていただくので、成長したなと思っていただけるよう努めます」とそれぞれ語る。加えて、「視聴者の方にお届けできる日をワクワクしながら、スタッフ、キャスト一同頑張っています。ぜひお楽しみに」と現場の様子を伝えている。

 松坂は「風のうわさで、そうそうたる俳優の方々がこの一大プロジェクトに参加されることを聞き、『なんとか僕も出演したいです!』と自ら志願しました。アクションを起こさずにはいられない衝動に駆られました」と出演の経緯を明かし、「主演の堺さんとは初めてご一緒するのでとても楽しみです。堺さんの熱量やスピード感に乗り遅れないよう、最後まで一緒に走り抜きたいです。役所さんは『孤狼の血』以来、阿部さんは『麒麟の翼~劇場版・新参者~』以来11年ぶりとなるので、恥ずかしい姿を見せないよう自分が積み重ねてきた経験をぶつけていきます。そして、二階堂さんとは何度目かの共演で、お互い新しい一面をお届けできるのではないかと楽しみです」と力を込め、真摯(しんし)に作品に臨むことを誓う。 続けて、「自ら手を挙げたからには、皆さんの勢いに飲み込まれないよう、しっかり歯車の一員となって全力を尽くしていきます。内容はまだ詳しくお話しできないですが、とにかくものすごい作品。皆さんの期待以上のものを届けられるように、スタッフ、キャストが一丸となって、ただいま絶賛制作中ですので、放送まで楽しみにしていてください」とアピールしている。

 そして、役所は「福澤監督がエンタメ界に一石を投じるような素晴らしい企画だと思うので、いい結果が出せるよう一生懸命やらせていただきます。壮大な物語で、キャストの皆さんも素晴らしい方ばかり。阿部さん、二階堂さん、松坂さんとは共演経験がありますが、堺さんとはドラマで初めてご一緒するのでとても楽しみです。皆さんからエネルギーをいただいて、これからの撮影をなんとか乗り切りたいです。一人一人のキャラクターがミステリアスで、次はどうなるんだろう?と、刺激的かつスケールが大きいドラマになると思います。どうぞよろしくお願いします」とメッセージを寄せている。

  ドラマを手掛ける福澤氏は「たまたまラジオから流れてきたある話が非常に興味深く、本作を企画しました。普段はモデルとなる映画やドラマを想定するのですが、本作『VIVANT』はどんなドラマにも当てはまらない、日本ではあまり見たことのないドラマになると思っています。正直怖さもありますが、自分自身も冒険をしている感覚でチャレンジしたいと思っています。誰が敵で誰が味方なのか、視聴者の予想を次々と裏切っていくエンターテインメントをお届けいたしますので、ぜひご覧いただければうれしいです。よろしくお願いします」と抱負を述べている。

 なお、今回はキャストのほかに、ティザービジュアルとともにティザームービーも解禁。赤と黒のコントラストが目を引くティザービジュアルはエネルギッシュであり、クールであり、ハードであり、見る人によってさまざまな印象を与える。そして、「敵か味方か、味方か敵か。」という意味深なキャッチコピーが添えられていることにも注目。この世界観は何を暗示しているのか? 期待が高まるビジュアルに仕上がっている。一方、疾走感あふれるティザームービーは冒険の始まりを予感させる。スピーディーな展開で何度も繰り返し見たい映像となっており、堺ら5人のキャストの次々と変わる表情や、それぞれに映し出されているキーワードも見逃せない。


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